26 国際大会編 次々に勝ち進む猛者達!ウルトラビースト出現!

トーキョーシティのトーキョースタジアムで国際大会「U-18トーキョーインターナショナルチャレンジ」が開催された。世界各国のトレーナーが集まるだけあって、日本中のトレーナーが彼らを見るために観戦している。
オープニングバトルで、サトシが韓国出身のトレーナーのユジンに対して、サトシゲッコウガとZワザ『スパーキングギガボルト』で鮮やかな勝利を見せつけた。Zワザで勝利したことで、観客席にいるククイ博士達アローラ組は歓喜に沸いた。

いろいろ面倒くさいので省略します。アーサー連合の上位トレーナー達は全員勝ち進んだ。ダーシャンもレベッカもである。
そして2日目の大会。サトシの対戦相手は……ゴッドファイブが一角、アメリカのウィークリーグループの令嬢ジョセフィーヌ・ウィークリー。アメリカポケモンプロチーム『スターダスト』の1軍メンバーに名を連ね、世界に名を轟かせるトップトレーナーでもある。

「リザードン!フローゼル!君に決めた!!」

サトシはリザードンとフローゼルを出した。対するジョセフィーヌは…

「頼むわよ!ライチュウ!サーナイト!」

ライチュウとサーナイトを出した。サーナイトにメガストーンの一つ『サーナイトナイト』が腕輪としてサーナイトの左手首に装着されている。しかし、ライチュウが問題だ。

「アローラのライチュウか!?」

ジョセフィーヌのライチュウはただのライチュウじゃない、アローラ地方に生息するライチュウ。特性『サーフテール』。タイプは電気とエスパー。そして、バトルスタート。

「どんなポケモンだろうと、こっちは負けるわけにはいかないんだ!リザードン!『かえんほうしゃ』!フローゼル!『ハイドロポンプ』!!」

先制攻撃を仕掛けてきたのはサトシ。

「ライチュウ!『10まんボルト』!サーナイト!『シャドーボール』!!」

ジョセフィーヌは対応。お互いの技がぶつかり合って相殺。パワーは互角である。

「今よ!ライチュウ!全力で行くよ!」
『ライ!!』

そのとき、ジョセフィーヌはゼンリョクポーズを取った。

「Zワザか!?」

ジョセフィーヌの左手首にはZリングがあり、デンキZがはめ込まれている。

「『ライトニングサーフライド』!!」

Zパワーを纏ったライチュウは必殺技と言わんばかりに、尻尾をサーフボード代わりに乗って、さらに強力な電撃を纏ってリザードンとフローゼルに突撃した。

「まずい!『ブラストバーン』だ!!」

サトシの指示を受けたリザードンは『ブラストバーン』を放ったが、ライチュウを止めることができなかった。しかし、リザードンはかわすことができたが、フローゼルはダメージを受けた。とはいえ、まだ戦闘不能に至っていない。

「ああ惜しい!『ブラストバーン』がなければ確実に決まったのに」

と、ジョセフィーヌは悔しがる。

「まさか、アローラの試練を…!?」
「ええ。Zワザを使うのは、あなただけじゃないのよ!」

そして、ジョセフィーヌはメガシンカデバイスの一つ、メガチャームを手に取った。

「サーナイト!メガシンカ!!」

サーナイトをメガサーナイトにメガシンカさせる。

「わたしのZワザとメガシンカポケモン、これで優勝を狙うわ!!」
「そう簡単に行くか!」

サトシはメガリングを構えた。

「燃え上れ!リザードン!メガシンカ!!」

リザードンをメガリザードンXにメガシンカさせる。
この数分間、サトシとジョセフィーヌのバトルが続いた。

「ライチュウ!とどめよ!『エレキボール』!!」

ライチュウは『エレキボール』を放って、勝負に出た。

「まだだ!リザードン!真上から『フレアドライブ』!!」
「え…!?」

サトシの指示を受けたメガリザードンXは飛び上がって『フレアドライブ』のエネルギーを纏って、正面からではなく真上からライチュウに突撃した。真上からの攻撃を受けて、ライチュウは戦闘不能になった。

「フローゼル!メガサーナイトに『れいとうパンチ』!!」

フローゼルが仕掛けてきた。

「かわせ!!」

メガサーナイトはそれを難なくかわすが…。

「フローゼル!メガサーナイトから離れろ!リザードン!『ブラストバーン』!!」

その隙を突かれ、メガリザードンXの強襲を受けた。『ブラストバーン』の攻撃を受けたメガサーナイトは戦闘不能。同時にメガシンカが解ける。

「ライチュウとサーナイト戦闘不能!よって勝者サトシ選手!」

審判はサトシの勝利を宣言した。同時にメガリザードンXはメガシンカが解けて元の姿に戻る。

(やばかった…)

サトシは心の中で本音を漏らしたのである。

「うぅ~~~!!」

自分の敗北に悔しがるジョセフィーヌ。

その後、ジョセフィーヌの他に、スターダストのメンバーが出場していた。ブレット・ヴァンブレスである。彼はジョセフィーヌと同じ一軍のメンバーだが、超大国アメリカ合衆国に恥じないほどの実力を持つ。彼の対戦相手はオリビエだが、そのオリビエを完膚なきまでに叩きのめした。
この光景を目の当たりにした、観客席にいるサトシ達は驚きの表情をしている。

「あのオリビエ王子を打ち負かすなんて…」

マオは驚きの声を上げる。

「ブレット・ヴァンブレスか…。ジョセフィーヌと同様、Zワザとメガシンカの両方を使ってくるとはな…」

ククイは評価する。

「それだけじゃないよ。ブレットは過去にアメリカ代表として世界大会に出場して……優勝しているんだ」
「「「なんだって!!?」」」

マーマネの言葉にみんなは驚きの声を上げた。
実はブレット、過去に世界大会に出場して優勝した経験を持つ。

『サトシにとって厳しい相手になるロト』

ロトムはこう述べた。

大会3日目。サトシの相手はアーサー連合に所属するイギリスのウェルズ。

「まさか君とこんなに早く当たるとは思わなかった。僕の力、アーサーの力を思い知るがいい!」
「誰であろうと負けるものか!!?」

面倒くさいのでバトルをスキップさせていただきます。サトシはリザードンとピカチュウ。ウェルズはジュカインとマニューラを出す。フィールドは草原。サトシはリザードン、ウェルズはジュカイン、それぞれメガシンカさせる。
その後、メガリザードンXの『ドラゴンクロー』がメガジュカインに炸裂。ピカチュウのZワザ『1000まんボルト』を放って、マニューラを真っ黒こげにする。ジュカインとマニューラが戦闘不能になったところで、サトシの勝利は決まった。

バトルを終えた後、ウェルズはソフィーとジュリアスを含むアーサー連合のトレーナーと合流する。

「メガシンカの他にZワザを使ってくる。サトシだけでなくブレットもだ。Zワザを使えない我々は非常に不利だ」

と、説明する。

「そうは言っても、現時点でZリングを入手するのは不可能だ。Zワザ抜きで乗り切るしかない」

ジュリアスは冷静にこう述べる。

「だけど、Zワザがすべてじゃない。工夫すれば大したことはない」
「ポケモンによって、Zワザの威力は異なるからね」

Zワザを使うトレーナーと対戦した経験を持つヘルバルトとマルグリットはこう述べる。

「今回は仕方ないさ」
「「「グレイクス卿!?ヴェラッディ卿!?」」」

そのとき、アッシュ・グレイクス、マンフレディ・フォン・ヴェラッディという2人の男性が現れた。ユーラシア大陸を守護する「六神将」が一人にしてポケモンマスターでもある。2人の出現にみんなは驚いた。

「確かに、Zワザが使えない君達は不利だけど、なにもZワザがすべてじゃないのはわかっているよね」
「今回ばかりは気合で乗り切れ。サトシを倒し、ダーシャン、レベッカ、ブレットの3名を倒すことで、ヨーロッパが最強であることを証明するのだ」
「「「はっ!!」」」

マンフレディの言葉に、みんなは気合の入った返事をする。
その後、大会は続いた。サトシのほかに、ダーシャン、レベッカ、ブレットの3人は生き残った。アーサー連合の大部分も脱落したが、ジュリアス、フォルセ、マルグリット、ヘルバルト、ソフィなどが生き残っている。脱落した人間の中に、ファイヤーボールズのロレイン、テティス、フェリシア、ケアリーも含まれる。
ちなみに、ロレインはレベッカ、テティスはダーシャン、フェリシアはブレット、ケアリーはマルグリットと、それぞれの対戦相手に当たって、脱落している。これでも、世界に名を轟かせるトレーナーだったが、相手が悪かった。

その結果…。夕方になって大会が終わると…。

「「「「お世話になりま~す♪」」」」

サトシの敵ではなくなったロレイン、テティス、フェリシア、ケアリーはサトシがいるロケットグループ別宅に押しかけ、居候し始めた。
このことを知ったマルグリットは…。

「あいつら~……!!」

仲間外れにされて怒りを露わにしている様子。
戻ってロケットグループ別宅…。

「帰れ小娘ども!」

モニカは怒りを露わにするも…。

「いいじゃないかお姉ちゃん。ロレインさん達困っているし…」
「ぬぐぐぐ…!」

サトシは了解を得た。モニカのブラコンは重度と化しており、他の女がサトシに近づくことを嫌う。
それを聞いたロレイン達は嬉しそうである。なぜ困っているのかというと、敗北した選手は選手用の宿泊施設を利用できないことであるが、実は利用できる。ロレイン達はその口実を利用して、ロケットグループ別宅に押しかけたのである。

しかし…。

「お久しぶりねサトシ君。それにみんな」

一人の女性が現れた。その後ろにも2人の女性がいる。

「ルザミーネさん!?」
「お母様!?」
「「ビッケさん!?」」
「バーネット!?」
「「バーネットさん!?」」

ルザミーネとビッケとバーネットである。サトシとリーリエ、マオとスイレン、ククイとカキとマーマネが驚きの声を上げた。
ちなみにルザミーネはリーリエの母親にあたる。

「お姉ちゃん、どうして3人が…」
「ああ実は…」

モニカは説明した。3人はエーテル財団の者として、ロケットグループと商談しているという。エーテル財団の代表を務めるのはルザミーネ。

「商談だけじゃない。この周辺でウルトラホールが感知されたこともあって、モニカ嬢に話しをしたら、好きなだけ泊めてくれるとのことよ」

と、バーネットは説明する。
ウルトラホールとは、簡単にいえば。ウルトラビーストがいる世界と出入りできる、いわばゲートである。過去にアローラで起きたウルトラビースト関連の事件をサトシ達は解決したのである。

「まあ、ウルトラビーストが出てきても問題はないと思う。なにせトーキョーシティに、超一流のトレーナー達がいて、わたしがいて、ユーラシアのポケモンマスターが2人いるからね」
「「「ポケモンマスター!!?」」」
『初耳だロト!』

モニカが言うポケモンマスターとは、アッシュとマンフレディのことを指す。

「ウルトラビーストってなんなの?」

テティスはサトシに聞いた。

「ああ実は……ロトム」
『お任せロト』

自分よりロトムに聞いたほうが早いと判断してのことである。ロトムはウルトラビーストのデータをロレイン達に見せると、ロレイン達は興味を示している。

「ウルトラビースト1体1体が伝説のポケモンに匹敵するんだ」

と、サトシは付け加える。

「もしかして、あれがそうなの?」

ロレインは指を刺し、みんなは刺した方向に顔を向けると…。

「「「ウルトラビースト!!?」」」

1体のウルトラビーストが現れた。

「UB04スラッシュ!?」

ルザミーネは叫んだ。コードネームはUB04だが、ポケモン名はカミツルギと呼ぶ。高さは0.3と小さいが、相手はウルトラビースト。間違いなく、伝説のポケモンに匹敵する力を持つ。

「リザードン!メガシンカ!!」

サトシはリザードンを出して、メガリザードンXにメガシンカさせる。
ウルトラビーストVSメガシンカポケモンのバトルが始まった。

「リザードン!炎タイプの技は使えない!火事になる!」
『グル』
「『ドラゴンクロー』!!」

先制攻撃を仕掛けるメガリザードンX。しかし、カミツルギは『サイコカッター』で難なく受け止める。さらに、『しんくうは』を放つ。メガリザードンXはこの攻撃を喰らい、ダメージを受けた。

「あんな小さいのに大したポケモン、じゃなくてウルトラビーストね」

フェリシアはこう評価する。
しかし、カミツルギは『ハサミギロチン』を放った。この攻撃を受けたメガリザードンXは戦闘不能になった。同時にメガシンカが解けた。一撃必殺の技である。同時に、カミツルギの特性『ビーストブースト』によって、攻撃力が上がった。

「俺のリザードンが…!?」

自慢のリザードンがやられて、サトシは驚きを隠せない。

「メガシンカポケモンでもやられるなんて…」
「というより、『ハサミギロチン』を使ってくるとは思わなかったよ」

と、ビッケとバーネットも驚きの顔をする。

「なるほど…。エルレイド!メガシンカ!!」

ここでモニカが動いた。エルレイドを出して、メガエルレイドにメガシンカさせる。カミツルギが先制攻撃を仕掛ける。しかも、『ハサミギロチン』である。

「エルレイド!かわして『リーフブレード』で打ち上げる!」

カミツルギの攻撃をかわしたメガエルレイドは『リーフブレード』でカミツルギを打ち上げる。

「『インファイト』!!」

そしてとどめの『インファイト』。この攻撃を受けたカミツルギは戦闘不能になった。

「攻撃力は高いけど、防御力が低いのが弱点よ」

実はカミツルギの防御力が低い。その弱点をモニカは突いたのである。

「はい、さようなら!」

モニカは戦闘不能になったカミツルギを手に持って、そのカミツルギをウルトラホールに投げて、自分の波導でウルトラホールを閉じた。戦闘が終わった後、メガエルレイドは元の姿に戻った。

「さすがモニカさん…」
「ウルトラビーストでも歯が立たないなんて…」
「強過ぎ…」

リーリエとマオとスイレンはコメントする。

「サトシ!いるか!開けてくれ!」
「あの声、ダーシャン!?」

ダーシャンが訪ねてきた。なにか慌てている様子である。サトシはダーシャンを中に入れる。

「どうしたんだよダーシャン?」
「変なポケモンに遭遇してバトルしたんだよ。そいつら1体1体が伝説のポケモンに匹敵して、参ったよ!」
「「「ええぇ!?」」」

ダーシャンの話を聞いて、みんなは驚いた。
その後、落ち着きを取り戻したダーシャンは詳しく事情を説明する。ダーシャンが戦った変なポケモンとは、ウルトラビーストかもしれないと思ったサトシは、ロトムに頼んで、ダーシャンにウルトラビーストのデータを見せる。

「こいつら2体だ。UB02イクスパンションと、UB02ビューティーだ」

どうやらダーシャンが戦った変なポケモンとはウルトラビーストのことで、現れたウルトラビーストの数は2体。ポケモン名は、マッシブーンとフェローチェである。

「倒したのか?」
「ガブリアスをメガシンカさせて何とかな…」

アローラでは、ウルトラビーストは脅かす存在と知られているが、実力でウルトラビーストを倒すトレーナーとポケモンがいるのは多くない。

「こっちもウルトラビーストが現れたよ」
「なんだと?どうだった!?」
「『ハサミギロチン』を喰らって、メガリザードンXが負けた。だけど、お姉ちゃんが倒してくれたから大丈夫だよ」
「お前の自慢のポケモンが負けるほど強かったのか…」
「UB04スラッシュといって、非常に小さいウルトラビーストなんだ。攻撃力が異常に高かったのは予想外だったよ」

サトシはダーシャンに、こっちもウルトラビーストが現れたことを説明する。

「ウルトラビーストについて知らせようとお前に尋ねてきたのだが、どうやらその必要はないようだな」

と、ダーシャンは安心する。
その後、ダーシャンはロケットグループ別宅を後にする。

「ねえサトシ君、今晩一緒に寝ましょう♪」

ロレインはサトシにくっついた。

「ちょっと!サトシ君と一緒に寝るのはあたし!」
「2人はサトシ君とやったからいいでしょ!」
「次はわたし!」

テティスとフェリシアとケアリーもサトシと寝たがっている。

「わたしのサトシから離れろ小娘ども!」
「「「えぇ~!」」」

モニカは彼女達からサトシを引き離す。

「しばらく、サトシはわたしと一緒に寝る!これは決定事項!拒否権なし!」
「「「横暴だー!!」」」

と、ロレイン達はモニカの言葉に猛抗議するのだった。
明日は大会4日目である。

【サトセレ】サトシとセレナ、アズール湾デート

カロス地方を旅するサトシ達はその途中、ヒヨクシティのアズール湾を訪れていた。
海で遊ぶという約束なのだが、サトシはまだしもセレナの準備が長い。
サトシがピカチュウと一緒に準備運動を始め出した次の瞬間!

「サトシー!遅くなってゴメーン!」

黒のホルターネック(首の後ろで結んだりひっかけたりして固定するタイプ)ビキニに身をやつしたセレナが駆け寄ってきた。
水着に着替えると良く分かるのが、カイスの実のように大きく膨らんだバスト、ルカリオのように引き締まったウエスト、前方からは解らないがヒップもきれいに引き締まっている。
顔付き抜群、スタイル抜群、ファッションセンス抜群、さらには調理スキルも高いという究極の美少女がそこにいる。
その美少女が憧れを起点とする恋心を抱くサトシとはどういう人か。ちなみに、セレナの相棒であるテールナーはほのお・エスパータイプ、泳げないのでサングラスをかけ、ビーチチェアでごゆっくり。というか、ゲッコウガ以外(ピカチュウ、ヌメルゴン、ファイアロー、オンバーン、ルチャブル、テールナー、ヤンチャム、ニンフィア)は全員泳げるポケモンではない。一部は飛ぶ?気にしない。

「セレナ、すっげえ似合ってるぜ!」

誰もが言うだろう。セレナは「ありがとう!」と返してそのまま2人は準備運動をし、泳ぎだす。ちなみに水泳勝負はサトシの圧勝。セレナも女子としては悪くはなかったが…。
もしかするとその魅惑のバストがブイと化して動きが鈍ったのだろうか…。
泳ぎきった2人はそのまま海神の穴へのある小島へ。セレナは「やっぱりサトシってすごいのね!」と負けた悔しさを感じさせない笑顔で言い放つ。よくサトシは腰砕けにならないものだ。
2人は知ってか知らずか、海神の穴へ入るが、ポケモンが1匹もいないことも相まって一休みしたらすぐに出てヒヨクシティまで泳いで戻ってしまった。
普段の服装に着替え、ピカチュウ以外をモンスターボールに戻し、ポケモンセンターまで歩を進める2人。話題は海神の穴のこと。その途中でヒヨクジムのジムリーダー・フクジと再会し、意外なことを知った。

「あそこは時々遠方からサンダー、ファイヤー、フリーザーがやって来るんじゃが…お2人さん、ちょっと運が悪かったようじゃ」
「そうですか…」サトシとセレナの声が重なる。その時だった。1匹のでんげきポケモン・サンダーが上空を飛んだのだ。
「行く先は、海神の穴かな?」サトシが言うが「さあ、どうじゃろうな」とフクジ。ポケモン大好きサトシにちょっとむくれるセレナ。

今日はサトシとセレナの2人にとって、特別な1日となった。

25 国際大会編 圧倒的な実力を披露するサトシ!!

ロケットグループ別宅にククイ博士達アローラ組がやってきた。課外授業の一環で、明日トーキョーシティのトーキョースタジアムで開かれる国際大会「U-18トーキョーインターナショナルチャレンジ」に観戦するためである。滞在場所として、事前の連絡を受けたサトシはアローラ組を迎え入れる準備をしていた。そして、現在に至る。

夕方…。会場となるトーキョースタジアムには、出場予定の選手が大勢いる。現在はウェルカムパーティーが開かれており、選手とその関係者達はパーティーを楽しんでいる。サトシは自分のピカチュウとロトムとククイ博士達アローラ組を連れて、このパーティーに出席している。

『サトシ、僕達は偵察にきたのが目的ロト。相手選手を知らないとバトルで不利になるかもしれないロト』
「ああ、わかってるさ」
『というか、すごい実力者が集まっているロト』

ロトムの言うことはただしい。それは選手も同じである。

「おおサトシ、久しぶりだな」
「ダーシャン!?」

そのとき、サトシは誰かに声をかけられた。中国のダーシャンである。

「ダーシャンって、世界ランキング2位の中国の方ですよね?」
「なんか、フレンドリーって気がする」

リーリエとスイレンはコメントを述べる。

「しばらく見ないうちに強くなったじゃないか。俺も本気出させてもらうぜ」
「もちろんだ!」

サトシが強くなったことをダーシャンは喜ぶ。
その後、サトシはダーシャンをアローラ組に紹介する。

「俺はダーシャン。少林寺で修行する修行僧だ。賞金と修行の一環のために、この大会に参加したんだ」

と、ダーシャンは自己紹介する。

「賞金って出るの?」

マオは聞いた。

「聞いてないのか?優勝賞金は10億円」
「「「10億円!?」」」
「準優勝賞金は1億円」

ダーシャンの話をまとめると、国際大会の優勝賞金は10億円。準優勝賞金は1億円。妥当といえば妥当である。

「絶対に優勝しろサトシ!俺に豪華な家をプレゼントしてくれ!」
「そんな無茶な!?」

サトシに無心するククイであった。

「だが、あいつらには注意しろ」
「あいつら?」
「マルグリットがいるグループだ」

ダーシャンはある方向に指を刺した。その方向にサトシ達は目を向けると、マルグリット達数十人の選手達が集まっている。

「もしかして、ヨーロッパのトレーナーか?」
「ああ。噂のアーサー連合の加盟選手だ」

アーサー連合…。二十歳未満のヨーロッパのトレーナーとコーディネーターが加盟している連合組織。共通点は、王族と貴族などのセレブ連中にして全員が波導使い。別に秘密組織でもなんでもないが、そのアーサー連合に加盟するだけでも大変な名誉があるうえに多くのメリットが得られるといわれている。カントーリーグに出場していたオリビエもアーサー連合の一人で、上位に位置する。
マルグリットだけでなく、オリビエもいる。マルグリットが所属するファイヤーボールズのメンバーであるロレインやテティス達も含まれる。全員が出場選手である。

「アーサー連合については俺も聞いたことがある。結構有名だからな」

ククイもその組織について、耳にしたことがあるようだ。

「あれ?あの人もしかして、カントーリーグでサトシとバトルしたオリビエ?」

マーマネは気づいた。マルグリット達の中にオリビエがいることを…。

「ああ。あいつもアーサー連合の一人にして上層部のトレーナーだ」

と、解説するダーシャンである。

「もしかして、あいつら全員がそのアーサー連合」

カキは聞いた。

「ああそうだ。あいつらの目的は、カントーリーグでオリビエを打ち負かしたサトシを叩き潰すことだ」

ダーシャンはこう話す。

「叩き潰すって……サトシを殺害する気なのですか!?」
「「「ええぇ!!?」」」

リーリエの言葉にみんなは驚愕するが…。

「ちょっと待て!そこまで物騒なことはしないぞ!」

そのとき、背が高い男が現れた。

「おおヘルバルトじゃないか」
「ダーシャン…」
「アーサー連合はいつから不良組織に成り下がったのだ?」
「誤解だ!!」

ダーシャンとヘルバルトは知り合いだが、ダーシャンはからかうように笑い始めた。

「いいか!俺達はこのバトルの中で、オリビエ王子を打ち負かしたサトシを倒すことが目的なのだ!」

アーサー連合の目的を語るヘルバルトである。

「だそうだサトシ」
「はい?」

ダーシャンはサトシに声をかけた。

「お前がサトシか?」
「ああ。もしかして、ドイツのヘルバルト・フォン・ベルゲングリュンか?」
「俺を知っているなら話は早い。さっきも言ったように、我らアーサー連合の目的はお前を倒すことだ」
「面白れぇ。全力で受けてたつぜ」
「それは楽しみだ。お前が絶好調の状態でなければ倒す意味はないのだからな。体調管理は万全にしておけよ」
「ああ」

サトシが絶好調の状態で倒すことをヘルバルトは話す。プライドの高いトレーナーのようだ。

「ところでサトシ、彼らはお前の仲間か?」
「ああ」

サトシはヘルバルトにアローラ組を紹介する。

「アローラ地方か。そういえば、腕につけているリングはもしかして、Zリングか?」
「おっ、ヨーロッパにも伝わっているのか?」

ククイは反応する。

「ああ。よければZワザ、見せてもらえないだろうか?」
「だが、君達は明日の大会に出場するのだろう。いいのか?」
「練習試合はできるから問題ない」

選手同士の本格的なバトルは禁止されているが、練習試合程度であれば問題ないようだ。

「わかった。誰かヘルバルトとバトルしたい人は?」
「俺がやります」

カキは名乗り出た。
その後、屋外のバトルフィールドに移動。ダーシャンも興味があるとして、彼らについていく。バトルフィールドのトレーナーボックスには、それぞれヘルバルトとカキが着いている。
バトルしない人達は、その場にあるベンチに腰掛ける。

「1対1のバトルだ。俺はボスゴドラでいく!」
「なら俺はバクガメスだ!」

ヘルバルトはボスゴドラ、カキはバクガメスをそれぞれ出す。ボスゴドラの体にメガストーン『ボスゴドラナイト』が身に付いている。

(アローラのポケモンか…)
(メガストーンか…)

ヘルバルトはバクガメスを見るのは初めて。カキはボスゴドラの体に身に着けているメガストーンに気がついた。バトルスタート。

「バクガメス!『かえんほうしゃ』だ!!」

バクガメスはボスゴドラに『かえんほうしゃ』を放った。しかし、難無く振り払った。

「なに!?」

これには驚くカキである。

「重量級のポケモンの力を見せてやる。『ヘビーボンバー』!!」
「『ドラゴンテール』で迎え撃て!!」
「気をつけろ!ボスゴドラの特性は『ヘビィメタル』!!」
「なに!?」

『ヘビーボンバー』で仕掛けるボスゴドラに、バクガメスは『ドラゴンテール』で迎え撃った。しかし、『ヘビーボンバー』に『ドラゴンテール』が負けた。結果、バクガメスはふっ飛ばされた。ボスゴドラの特性は『ヘビィメタル』。

「『ヘビィメタル』は自分の体重が2倍になる特性。『ヘビーボンバー』は鋼タイプの技で、自分の体重が多ければ多いほど威力が増す技です」

リーリエは解説する。

「ヘルバルトは重量級のポケモンを中心とするバトルスタイルを取っている。あいつのスタイルを打ち崩すのは、さすがの俺もまいったぜ」
「バトルしたことがあるの?」
「ある国際大会でな。そのときは俺が勝ったんだがな」

ダーシャンはヘルバルトのバトルスタイルを解説する。マオの質問にダーシャンは、以前のバトルでヘルバルトに勝ったことがあると答えた。

「攻めていくぞ!ボスゴドラ!メガシンカ!!」

ヘルバルトは左の中指にはめられた指輪の石に触れた。その石はキーストーン。ボスゴドラはキーストーンとボスゴドラナイトに反応して、メガボスゴドラにメガシンカする。

「来るぞ!」

カキとバクガメスは構えた。

「『メタルクロー』!!」
「『トラップシェル』!!」

メガボスゴドラは『メタルクロー』で仕掛けた。バクガメスは甲羅をメガボスゴドラに向けて攻撃を防ぎ、さらに『トラップシェル』でカウンターを仕掛ける。

「なに!?」

これには驚くヘルバルト。

「今だ!行くぞバクガメス!!」

カキはZリングを構えた。

「俺の全身、全霊、全力!すべてのZよ、アーカラの山のごとく、熱き炎となって燃えよ!『ダイナミックフルフレイム』!!」

バクガメスがZパワーをまとって、メガボスゴドラに向けてZワザを放った。メガボスゴドラはZワザをまともに受けた。

「よし!」
「いくらメガシンカしたボスゴドラでも効果抜群です!」
「これで決まりね」

マオとリーリエとスイレンは歓喜に沸く。

「いや、ボスゴドラは立っているぞ」
「「「え…?」」」

ダーシャンの言葉にみんなは驚きの顔をしてバトルに振り向く。

「なに!?」

カキは驚いた。なぜなら、Zワザをまともに受けたにもかかわらず、メガボスゴドラが立っているからである。

「そうか!メガボスゴドラの特性は『フィルター』!」

サトシは声を上げた。

「『フィルター』といえば効果抜群の技を受けるダメージを抑えるという特性だな」

ククイは解説する。

「あれ?ボスゴドラの特性は『ヘビィメタル』だったんじゃないの?」

疑問に思ったマーマネは聞いた。

「メガシンカすると、タイプと特性が変わるポケモンがいるんだ」

その答えにサトシは話す。

「ボスゴドラ!『ドラゴンクロー』!!」

メガボスゴドラがとどめを刺しに出た。

「バクガメス!『トラップシェル』!!」

バクガメスは『トラップシェル』で迎え撃つ。『ドラゴンクロー』と『トラップシェル』は激突するも、『ドラゴンクロー』のパワーが勝った。結果、バクガメスは戦闘不能になった。バトルを終えたメガボスゴドラは元の姿に戻る。

「あのカキが負けた…」
「さすが世界ランキング7位のトレーナー…」

マオとマーマネは驚きのコメントを述べる。

「いいバトルをありがとう」
「こっちこそ」

と、検討を称え合うヘルバルトとカキである。

「『フィルター』なかったら倒れてたかもね」
「マルグリット!?」

そのとき、マルグリットが現れた。

「ヨーロッパのトレーナーか?」

サトシは気づいた。マルグリットの後方に、アーサー連合に加盟するトレーナー達がいる。

『すごいメンツロト』

ロトムは感想を述べる。

「サトシ、これお前のポケモンか?」

ヘルバルトは驚きながら、ロトムについてサトシに聞いた。

「ああ。ポケモン図鑑に入ったロトムだ」
『よロトしく』
「「「しゃべった!?」」」

ロトムが喋ったことに、すでに知っているマルグリットやオリビエ達を除くヨーロッパのトレーナーは驚いた。

「すごい…今度…分解させてもらえるか?」
『ロトーーー!!!??』

ヘルバルトの目つきがやばいと感じたロトムは恐怖を隠せなかった。
それから落ち着いた頃…。

「それで、どうしてみんなここに?」

ダーシャンは聞いた。

「アローラのポケモンとZワザが見たいというからこっちにきたのよ」
「なるほど…」

マルグリットは話す。

「アローラのZワザが強力なら………それ以前にどうやってZワザを使えるのだ?」

ヘルバルトはアローラ組に聞いた。

「アローラで島巡りをやって、試練を受けるんだ。試練を受けて突破したらZリングをもらえて、Zクリスタルを手に入れて、初めてZワザを使えるんだ」

と、ククイは説明する。

「なるほど。そういえばスイレンちゃん。Zワザを放つとき、かわいいポーズやったよね。あのポーズをやらないとZワザ出せないの?」
「うん。ちゃんと決まらないとZワザ出せない」

マルグリットの説明にスイレンは答える。

「話しを戻すけどさ」

そのとき、オリビエが割って入った。

「サトシ、みんなは君を倒したがっているのは言うまでもないっしょ。僕も負けっぱなしでいたくないからね」

と、オリビエは言う。

「紹介するよ。この美少女はイギリスのソフィ」
「よろしく」

オリビエはまずソフィという美少女を紹介する。

「きれい…」
「スタイルも顔立ちも抜群ですわ…」
「まさにセレブのお嬢様…」

スイレンとリーリエとマオはソフィを評価する。

「ちなみに彼女、サトシと同じアーロンの子孫だよ」
「マジか…」

ソフィがアーロンの血族と知って、サトシは驚いた。

「ゴッドファイブの御曹司もいるよ。こっちがジェネラルグループのジュリアスで、こっちがクラリアングループのフォルセ」

オリビエの紹介に出てきたジュリアスとフォルセは前に出て、サトシの前に立つと、サトシを睨み始めた。サトシも負けじと睨み返す。

「ジェネラルグループか…」
「ロケットグループと対立関係にあるゴッドファイブ…」

ククイとダーシャンはコメントする。

「で、こっちはウェルズ。女にモテなくて悩んでいるイギリスのトレーナー」
「余計なことは言わなくて結構ですよ!」

オリビエはウェルズというイギリス出身のトレーナーを紹介するが、本当にモテないようだ。そのウェルズが出てきてオリビエにツッコミを入れる。

「とにかく、僕達は君を倒す!」

と、サトシに宣戦布告。

「俺は注目されないんだな」

ダーシャンは述べる。

「それじゃ俺行くよ」
「おう。また明日な」

サトシはアローラ組を連れて、この場を後にする。しかもスイレン、サトシにくっついている。

(あの子をぶっつぶす…)

と、ロレインはスイレンに嫉妬して『こわいかお』になっていたとか…。

 

ロケットグループ別宅・エントランス…。

「そういえば、レベッカさんがいなかったね」

スイレンは指摘すると、みんなは気づいた。レベッカがいなかったことに…。レベッカもこの国際大会に出てくる予定。

「騒がしいところが苦手なんでな」
「「「レベッカさん!?」」」

そのとき、レベッカが現れた。

「ヨーロッパの連中に結構絡まれていたようだな」

と、レベッカは指摘する。どうやら見ていたようだ。

「あのねレベッカ、サトシにとってあんたは敵なのよ」

そのとき、モニカが現れた。

「やあモニカさん。しばらくここに住むことになりましたので」
「…………」

と、レベッカは挨拶すると、モニカは沈黙の怒りを持って、レベッカを追い出したという。

「ちょっとモニカさん!なんで追い出すんですか!?」
「サトシにとってあんたは敵だって言ったでしょ!?」
「いいじゃないですか!なんたってわたしはサトシの嫁…!」
「それ以上言ったらぶっ飛ばす!」

モニカのブラコンに対するレベッカの抵抗も虚しかったとか…。

 

翌日…。トーキョーシティのトーキョースタジアムで国際大会「U-18トーキョーインターナショナルチャレンジ」が開催された。世界各国のトレーナーが集まるだけあって、日本中のトレーナーが彼らを見るために観戦している。気がついたら、観客席は満員である。
ルールは単純。予選まではダブルバトルで使用ポケモンは2体のみ。予選は4人になるまでずっと続く。対戦の組み合わせはランダムに決まる。本選に進出できるのはわずか4人。本選は6対6のフルバトル。

観客席にVIP席は設けられているが、注目すべき人物が2人いる。マンフレディ・フォン・ヴェラッティとアッシュ・グレイクスという2人の男性。この2人は、ユーラシア大陸を守護する神の将軍、通称「六神将」が一人。ユーラシア大陸のポケモンマスターである。
20代に見える美青年のほうがアッシュで、40代に見える渋い男性はマンフレディ。マンフレディは貴族だが、アッシュは平民である。

「予想以上に集まってきましたねヴェラッディ卿」
「ああ。ヨーロッパのトレーナーが頂点に立たなければならない。それを証明するために、我々はこの国際大会を主催したのだから」

マンフレディとアッシュ、彼らはこの国際大会の主催者で、真の目的はヨーロッパのトレーナーが世界の頂点に立つことである。

「だけど心配はない。我々ヨーロッパ人にはマルグリットという世界最強のトレーナーがいます。彼女が負けることはまずあり得ない」
「もし、負けたらどうするアッシュ?」
「我々がそこまでだったってことです。ですが、これは国際大会。負けても別に問題はありませんが、世界大会なら話しは別です」
「世界大会は国の名を背負って選手達が戦う。まあ、世界各国のトレーナーの実力を見るいい機会かもな」
「楽しみですね。ところで、わたしは楽しみにしている選手がいます」
「それは?」
「サトシです。彼はカントーリーグでオリビエ王子を倒し、アーサー連合を敵に回しました。しかも彼は、アーロンの血族です」
「なるほど…」

マンフレディは黒い笑みを浮かべている。2人はサトシを注目している。

「そろそろ時間だ」
「はい」

マンフレディに催促され、アッシュは壇上に立ち、マイクを構える。すると、会場は静まり返った。

「U-18トーキョーインターナショナルチャレンジの主催者の一人、アッシュ・グレイクスです。観客のみなさま、わざわざこの会場に足を運んでくださり、感謝に堪えません。わたし達がこの国際大会を主催する目的は、ポケモントレーナーに国境線がないことを証明するためです。本音を言えば、日本で国際大会を開いて、アメリカやヨーロッパを含む世界各国のトレーナーを見せることが目的でもあります。話しが長くなりましたが、これより、国際大会、U-18トーキョーインターナショナルチャレンジの開催を宣言いたします!」

アッシュは開催を宣言すると、会場は大いに盛り上がった。

 

第1試合、オープニングバトルに出てくる選手は、サトシ。サトシの相手は韓国出身のポケモントレーナーのキム・ユジンである。バトルフィールドは荒野に設定された。
そして、ポケモンを出す合図が出た。

「行け!ピジョット!ドンカラス!!」

ユジンは二体のポケモンを出した。しかもピジョットはメガストーン『ピジョットナイト』を持っている。

「ゲッコウガ!ピカチュウ!君に決めた!!」

対するサトシはゲッコウガとピカチュウを出した。オープニングバトルが始まった。

「ピジョット!『エアスラッシュ』!!ドンカラス!『あくのはどう』!!」

先に仕掛けたのはユジン。

「かわせ!ゲッコウガ!『みずしゅりけん』!!ピカチュウ!『10まんボルト』!!」

ゲッコウガとピカチュウはその攻撃をかわして仕掛けた。しかし、ピジョットとドンカラスは2体のポケモンの攻撃をかわす。

「ここからが本番だ!」

そのとき、ユジンは左手首に装着している『メガバンクル』を構えた。

「ピジョット!メガシンカ!!」

『ピジョットナイト』と『メガバンクル』が共鳴してピジョットの体が発光。その光が消えるとピジョットの姿が変わった。メガピジョットにメガシンカしたのである。

「使ってきたか」

しかし、サトシは笑みを浮かべた。

「メガシンカしたピジョットの力を見せてやる!ドンカラス!『ねっぷう』!!ピジョット!『ぼうふう』!!」

ユジンは勝負に出た。ドンガラスが放った『ねっぷう』がメガピジョットの『ぼうふう』と組み合った瞬間、威力ある技が完成した。これが決まればユジンの勝利である。

「ピカチュウ!『10まんボルト』を放ちながら回転!カウンターシールドだ!!」

サトシの指示を受けたピカチュウは『10まんボルト』を利用したカウンターシールドを出した。これによって、ドンガラスとメガピジョットのコンビネーション技が防がれた。

「なに!?」

これには驚くユジン。

「いくぞゲッコウガ!俺達はもっともっと強く!!」

サトシとゲッコウガが構えた瞬間、ゲッコウガの体に水が纏い始めた。纏った水が巨大な水手裏剣となって背中に背負うだけでなく姿も変わった。ユリーカ曰くサトシゲッコウガである。キズナ現象によるメガシンカで、サトシとゲッコウガがシンクロすることにより初めて成せると言われているが、結局は謎に包まれたものである。
この光景に人々は驚きと感心を持つ。

「まずい!構えろ!!」

ユジンはサトシゲッコウガの脅威を感じてドンカラスとメガピジョットに指示を出すも…。

「遅い!ゲッコウガ!メガピジョットに向けて『みずしゅりけん』!!」

サトシの指示を受けたサトシゲッコウガは背中に背負っている『みずしゅりけん』をメガピジョットに勢いよく投げ飛ばした。

「ピジョット!?」

メガピジョットはサトシゲッコウガの強烈な攻撃を受けて、たった一撃で戦闘不能になった。同時にメガシンカが解けた。

「決めるぞピカチュウ!」
『ピカ!』

サトシはZリングを構えた。

「これが俺達の!全力だあぁっ!『スパーキングギガボルト』!!」
「なにっ!!?」

ピカチュウはZパワーを纏って、Zワザを放った。これには驚くユジン。ピカチュウが放ったZワザはドンガラスに直撃。戦闘不能になった。

「マジか…」

ユジンは地面に膝が着いた。

「ピジョットとドンカラス戦闘不能!サトシ選手の勝利!」

審判はサトシの勝利を宣言した。サトシの圧倒的な力によりユジンは敗北したのである。サトシのエースポケモンはリザードンだが、強いのはリザードンだけではないことを世界に知らしめた。
Zワザを決めたことで、観戦していたアローラ組は大いに盛り上がった。

ロケットグループ別宅でテレビを見ていたモニカは…

「さっすがわたしの弟♪」

盛り上がっていた。
大会はまだまだ続く。

24 国際大会編 アローラ組登場!スイレンVSマルグリット!

グランドフェスティバル・トーキョー国際大会の4日目にして最終日。午前中はセレナVSエル、リサVSイーシャに分かれた。会場はトーキョードーム。会場は超満員でサトシ達もいる。コンテストバトルのルールはダブルバトル。書くのが面倒くさいので省略します。
セレナとエルのコンテストバトルで勝利したのはエル。カロスクイーンの意地を見せた。続いてリサとイーシャのコンテストバトル。お互い、メガシンカを使っての攻防戦。それを制したのはイーシャである。
そして午後…。エルVSイーシャ…。二人は火花を散らしている。

「わたしが勝ったら今度こそサトシを諦めて」
「そのセリフ、そのままそっくり返すわ」

サトシを巡ってである。
エルはフレフワンとマフォクシーを出す一方、イーシャはラティオスとツタージャである。そしてコンテストバトルがスタート。
イーシャはいきなりラティオスをメガラティオスにメガシンカ。これによって、エルのポイントが削られる。エルも負けなかった。ツタージャ相手に『ブラストバーン』を出すなど容赦はなかったが、ツタージャは『ハードプラント』で対応。さらにイーシャは波導を行使して、エルを追い詰める。
しかし、エルは一糸を報いてイーシャのポイントを大きく削るが、メガラティオスとツタージャの攻撃によって、エルのフレフワンとマフォクシーが戦闘不能になった。イーシャの勝利である。
この国際大会の優勝者はイーシャに決まった。

 

それから…。

「サトシ~♪」
「……………」

優勝したイーシャはサトシにベッタリだった。

「「「うぅーーー!!!」」」

負けたセレナとエルとリサは『ブラストバーン』のごとく嫉妬の炎を燃やし始めた。

「それじゃあ、イーシャ姫とバトルして勝ったらサトシを独占できるというのね。やってやるわ」
「…………」

マルグリットはやる気満々だった。ファイヤーボールズの美少女達もである。イーシャはわかっていた。こいつらに勝つのは無理だと…。

「サトシこっち!」
「「「待てーー!!」」」

イーシャはサトシを連れて逃亡。サトシ大好きな女の子達は追撃。

 

以降は時が流れた。3ヶ月が経過した。その間にいろいろな出来事があった。

ファイヤーボールズは遠征を終えてデンマークに帰国しようとするも、マルグリットとロレインがサトシと離れるのを嫌がっていた。しかし、カルロッテがそれを許さず、みんな一緒に帰国していった。同時に、リルとリサ、オルハとイーシャ、そしてエルとセレナもそれぞれの母国に帰国。とくにオルハとイーシャはロケットグループとの関係をさらに進展させたと両親に報告する。ハルカとヒカリはそれぞれの実家に戻っていった。

それから1ヶ月経過すると、アイルランド王女であるオルハが懐妊されたと全世界に報道された。精子バンクを利用したと世間に公表されるが、実際はサトシとの行為で妊娠した。サトシの子供を孕もうと企んだモニカとリルとカレンは妊娠に至らなかった。同時に、サトシとイーシャの婚約が正式に発表された。記事の内容はこうだ。

『タイトル「ロケットグループ御曹司サトシ氏とアイルランド王女イーシャ姫の婚約!!」サトシ氏はカロスクイーンのエルさんという恋人がいたはずなのだが、イーシャ姫はサトシ氏を寝取って略奪したとされる。これについてエルさんからのコメントが発表された。「信じられない!絶対にサトシ君を取り戻す!!」とイーシャ姫に怒りを露わにしていた。それだけにとどまらず、全世界のサトシファンの女子達が一致団結して、この婚約に反対するためにデモ行進。プラカードには「わたし達のサトシ様を取るな!」、「サトシ様を返せ!」、「打倒イーシャ姫!」と一部過激な発言が飛び交うようになった』

随分と詳しく書かれています。一部、号外として流れているのだった。

サトシが英才教育と帝王学の過程を終えて、ポケモン関連事業を展開。そのサトシを補佐するのは、サトシの秘書と自称するレベッカ。ロトムの調査能力とレベッカの有能性が加わったおかげか、ポケモン関連事業は成功に収める。ポケモン関連事業とは、ポケモングッズとモンスターボールなどの製造だけでなく、ポケモンジムとポケモンセンターのリフォーム、各地のポケモンスタジアムなどのリフォームなど、それぞれに出資して手掛けている。それらから生まれる利益は大したことないのだが、広告を出しているので、広告収入だけで十分な利益を確保している。
現在はロケットデパートで、ポケモングッズの販売やポケモンスクールの開講などを行っている。ロケットデパートとは、ロケットグループが運営する大型百貨店。食料品や日用品や家電製品、さらにポケモングッズなど全ての分野を取り扱っている。庶民とトレーナーにやさしい百貨店で、屋内にポケモンセンターとバトルフィールド、ポケモンスクールまでもある。
すぐ隣には、同じくロケットグループが運営する高級ホテル「トーキョー・ローレット」がある。地下5階から23階建てで部屋の数は438室。そのうち20室はスイートルームで18階から22階。22階にあるスイートルームが一番高く、22階と23階フロア全域を貸し切り状態にできるという特典がある。富裕層の間で人気が高く予約状態と満室状態が続いている。その他に、美容室やサロン、高級ブランド品のバッグやアクセサリーと腕時計、レストランや映画館やカジノだってある。ロケットデパートが庶民向けなら、トーキョー・ローレットは富裕層向けである。
サトシとレベッカはトーキョー・ローレット22階のスイートルームを第二の拠点にしており、実はロケットグループ一族は無料で宿泊できるという一族ならではの特典がある。
ロケットグループ総帥であるサカキは、正式にサトシにロケットグループ別宅を譲渡した。これによって発生した贈与税を支払ったとか…。贈与税、ムカつく税金システムだぜ。

そして現在に至る。トーキョーシティには多くの外国人トレーナーが集まっている。なぜなら、明日はトーキョースタジアムでトレーナー向けの国際大会が開かれる。大会名は「U-18トーキョーインターナショナルチャレンジ」。通常、大会の規模は大したことないのだが、なぜか世界大会に匹敵するくらいの規模になっている。中心となるのが、アメリカ、中国、ロシア、ヨーロッパという大国出身のトレーナーである。ちなみに、日本とロシアの関係は官民問わず良好だという。

そしてロケットグループ別宅の前…。

「「「…………」」」

そこには、唖然とした表情になっている人達がいた。ククイ博士、リーリエ、マオ、スイレン、カキ、マーマネの6人である。なぜアローラ組がここにいるのかというと、ポケモンスクールの課外授業で、こんな大都市に来ているのである。ちなみに、常時上半身裸のククイとカキはちゃんと服着ている。その連絡を受けたサトシは、ここを招待したのである。唖然とした表情になっているのは、ロケットグループ別宅の規模の大きさに驚いているからである。

<ピンポーン!>

スイレンはインターホンを押すと…。

『どちらさま?』

モニターにモニカが出てきた。

「モニカさん、お久しぶりです」
『スイレンちゃんじゃない。それにみんなも…。ということは課外授業でここに?』
「はい!」
『話しはサトシから聞いているわ。通ってこっちに来て』

モニカはアローラ組を別宅に通す。
ロケットグループ別宅・エントランス…。豪華絢爛なエントランスにアローラ組は驚くばかり。さすがゴッドファイブの邸宅である。

「あのモニカさん、サトシはどこにいるのでしょうか?」

リーリエは聞いた。

「あの子は地下のバトルフィールドで特訓しているわ。U-18トーキョーインターナショナルチャレンジという国際大会に出るために」
「「「国際大会?」」」

モニカはこう話すと、アローラ組は口を揃えた。

「そういえば明日、国際大会が開かれるんだったな。俺達の課外授業に、その国際大会の観戦が含まれているんだ」

ククイは説明する。みんなはその国際大会について知っているようだ。

「今回の大会はなぜか、U-18ポケモントレーナー世界ランキング上位連中が出てくるから、規模は大きいわよ」

その大会についてモニカは解説する。
そのとき、マーマネは携帯していたノートパソコンを開いて、U-18ポケモントレーナー世界ランキング上位陣について検索し始めた。

「1位がデンマークのマルグリット、2位がレベッカさん、3位が中国のダーシャン、4位がアメリカのブレット、5位がイギリスのジュリアス、6位がロシアのユーリ。7位がドイツのヘルバルト、8位がフランスのオリビエ、9位がスウェーデンのフォルセ、10位がイギリスのソフィ。みんな有名人ばかりだけでなく、みんなこの大会に出場するそうだよ」
「「「うわ…」」」

マーマネの解説にアローラ組は引いた。

「サトシ、優勝無理なんじゃないか?」

カキはそう口にすると…。

「大丈夫だって!サトシなら行けるよ!」
「うん!サトシが優勝する!」

マオとスイレンはサトシを信じている。

「だけど上位連中、世界大会の常連だよ。その半数以上が、世界大会優勝経験を持っているよ」
「しかも全員、全国チャンピオンに匹敵する波導使いだしね」
「「「…………」」」

マーマネの説明と、その説明に付け加えたモニカのコメントに、アローラ組は暗い表情になった。世界大会優勝経験を持っているトレーナーは、全国チャンピオンに匹敵する実力を持つ。サトシの優勝は絶望的だということは伝わっている。

 

ロケットグループ別宅地下3階のバトルフィールド…。フィールドに立っているのは、メガリザードンXとピカチュウ。そのフィールドの外野にはサトシとロトム、その他のポケモン達がいる。

「行くぞピカチュウ!」

サトシはZリングを構えた。

「『スパーキングギガボルト』!!」

ピカチュウはZパワーを身にまとい、メガリザードンXに向かってZワザを放った。

「リザードン!『ブラストバーン』!!」

サトシの指示を受けたメガリザードンXは『ブラストバーン』を放った。メガリザードンXの『ブラストバーン』と、ピカチュウの『スパーキングギガボルト』がぶつかり合った。パワーは互角で、相殺された。

「ふう。みんな、一休みするか」

サトシは休憩に入る。このとき、メガリザードンXはリザードンの姿に戻った。

「すごい迫力だね」

そのとき、女の子の声がした。声がした方向をみると、モニカとアローラ組みんながいた。

「みんな!よく来てくれたな!」

と、サトシはアローラ組との再会を喜ぶ。

「ずっと見てたよ。すごいねサトシ」

スイレンは嬉しそうである。スイレンはサトシに好意を抱く女の一人である。

 

それからみんなはラウンジに移動。

「えっと、明日の大会のルールは、予選はダブルバトル。本選トーナメントはフルバトルとなっています」

リーリエはタブレット端末を持ってU-18トーキョーインターナショナルチャレンジについて調べていた。

「出場するには、リーグ優勝した経験、国際大会優勝した経験、世界大会に出場した経験のいずれかとなっています。今大会で注目すべき選手はやはり、ランキング1位のマルグリットさんです」

さらに解説する。

「マルグリットね…」
「マルグリットか…」

モニカとサトシは深刻そうな表情になる。

「知ってるのサトシ?」

マオは聞いた。

「ああ。数ヶ月前まではうちに住んでたんだ」
「「「ええぇ!!?」」」

マルグリットがロケットグループにいたことを知ったアローラ組は驚愕を隠せなかった。

「大変だったわよ。マルグリットだけでなくデンマークのファイヤーボールズ達がうちを合宿所に使ったからね。マルグリットはそこに所属するポケモンプロチームのプロトレーナーだったんだけど、なにせプロチーム全員が風俗嬢とAV女優なのよ」
「「「風俗嬢!!?」」」
「「「AV女優!!?」」」
「しかも全員がサトシにメロメロで…」
「メロメロ…」

メロメロという言葉にスイレンはヤンデレなような表情になる。

「ちょっと待ってくれモニカさん。ファイヤーボールズといえばヨーロッパ最強のポケモンプロチームで、メンバー全員が世界大会の常連で、中には優勝したという選手がいるほどだと聞いたが?」
「そう。風俗嬢とAV女優というポケモントレーナーに泥を塗るような職業に就いているんだけど、本来の実力はトップクラスよ。それに、マルグリットを含む18歳以下のファイヤーボールズの女の子達も明日の大会に出てくるわ。他にも、アメリカのスターダスト、イギリスのペンドラゴン、フランスのシュバリエ、ドイツのジークフリート、中国の王虎衆(ワンフージョン)、ロシアのアレクサンドルなど、それぞれのクラブチームのエーストレーナーが出てくる」
「世界大会並の規模だな…」

各国のポケモンプロチームのエーストレーナーが出てくるとされている。たしかに、世界大会並の規模である。

「サトシ~、遊びにきたわよ~♪」

噂をすればなんとやら…。マルグリット本人が現れ、すぐにサトシに抱きつく。

「どうしてここに!?ていうか不法侵入…」
「固いこと言わない言わない。再会の記念にチューを」

と、サトシにキスを迫るが…。

「どっから入ってきたのよ小娘」
「げっ!?モニカさん!」

モニカに阻止される。

「あのね、サトシにとってあんたは敵なの。わかったなら帰る」
「いやですよ。それにサトシが泣いているのです。あたしでなくイーシャ姫と婚約することに…」
「わたしだって泣いてるわよ。だから、わかったなら帰る」
「一発やらせてくださいお姉様♪」
「……………」
「苦しいーー!!」

あまりのしつこさにモニカはマルグリットにチョークスリーパーを仕掛けた。

「誰なの?サトシにべったりしていたあの女?」

スイレンが「こわいかお」の表情になった。

「さっき話したマルグリットよ」

モニカはそう話すと…。

「ええ!?」
「あの人は世界ランキング1位の!?」

マオとリーリエが声をあげて驚く。

『実力は確かだロト。マルグリットさんの戦績を詳しく検索してみると、他国の全国チャンピオンの何人かに勝利しているし、過去に世界大会に出場して優勝しているロト』
「そんなに強いのか!?」
「さすが世界ランキング1位…」

ロトムの説明にカキとマーマネは驚きの声をあげる。

「そういえば、見ない顔がいるわね」

マルグリットはアローラ組の存在に気づいた。サトシに自己紹介され、アローラ組はそれぞれ名乗るが…。

「マルグリットさん、わたしと勝負してください!」
「はい?」
「わたしが勝ったらサトシを諦めて」
「え…うん…」

スイレンに勝負を挑まれたマルグリットは動揺しながらもバトルを受ける。
ロケットグループ別宅内のプールエリアに移動。水タイプ専用のバトルフィールドとしても使用することができる。スイレンとマルグリットはそれぞれのトレーナーボックスに入り、サトシ達みんなはそこにあったベンチに座って観戦する。マルグリットはすでにラグラージを出している。

「あたしはラグラージでいくわ。あなたは?」

スイレンはあるポケモンを出す。

「行って!オシャマリ!!」

アイドルポケモンのオシャマリである。

「へぇ~、あのアシマリが進化したんだ」

サトシは興味を抱く。バトルスタート。水の中である。

「オシャマリ!『アクアジェット』!!」
「『アームハンマー』で迎え撃て!!」

先制したのはオシャマリ。『アクアジェット』で立ち向かうが、ラグラージの『アームハンマー』によってぶっ飛ばされてしまう。

「まだまだ!『バブルこうせん』!!」
「『ハイドロポンプ』!!」

続けて、オシャマリは『バブルこうせん』を放つもラグラージの『ハイドロポンプ』のパワーに負けてしまい、『ハイドロポンプ』を喰らってダメージを受ける。

「もう終わり?」
「まだまだ!行くよオシャマリ!!」

そのとき、スイレンはZリングを構えた。

「噂のZワザね。ならラグラージ!メガシンカ!!」

マルグリットは左手の中指にはめ込まれているキーストーンの指輪を構えた。ラグラージをメガラグラージにメガシンカさせる。

「届け!水平線の彼方まで!!『スーパーアクアトルネード』!!」

Zパワーを身にまとったオシャマリはZワザを放つ。

「ラグラージ!『ハイドロカノン』!!」

メガラグラージは水タイプ最強の技『ハイドロカノン』を放った。『ハイドロカノン』と『スーパーアクアトルネード』がぶつかり合った。しかし、メガラグラージの『ハイドロカノン』が『スーパーアクアトルネード』を打ち負かした。

「そんな!!?」

これには驚くスイレン。オシャマリは『ハイドロカノン』を受けて戦闘不能になった。

「Zワザを普通の技で打ち負かすなんて…」
「さすが世界ランキング1位のトレーナーのポケモン…」

マオとカキは驚きのコメントする。
バトルを終えたので、メガラグラージは元の姿に戻る。

「サトシの嫁はあたしに決定ね♪」
「うぅ~…」

と、マルグリットは勝利の笑みを浮かべ、スイレンは落ち込んだ。

「つまり、わたしが勝てば、サトシの嫁の座はわたしのものなのね?」
「え…?」

そのとき、モニカは立ち上がった。マルグリットもこれには冷や汗を掻いた。

「久々にバトルしたくなっちゃった。マルグリット、覚悟しなさいよ♪」
「ええぇーーー!!!??」

結局、モニカとマルグリットはこの場でバトルすることが決まった。このときのモニカの表情は黒い。
モニカはエルレイドを出して、マルグリットはこのままラグラージで挑む。ラグラージは『かいふくのくすり』で回復済み。互いのポケモンはいきなりメガシンカ。バトルを書くのが面倒くさいので省略します。
結果はモニカの圧勝。しかも、数分も経たず…。水のフィールドなので相手の水ポケモンが有利にもかかわらずである。バトルに負けたマルグリットは…。

「さっさと帰る!」
「うぅ~…」

モニカにロケットグループ別宅を追い出されたという。
明日は世界大会並の国際大会が始まるのであった。

23 欧州編 女達によるサトシ救出作戦?(後編)(R-15)

就寝の時間…。ロケットグループ別宅のラウンジ…。ここには、サトシ大好きな美しき女子達が集まって会議している。この女子達の中に、リサとエルとセレナとハルカとヒカリも含まれている。
ちなみに、サトシの部屋に、サトシとオルハとイーシャがいて、3人は裸の状態である。現在、イーシャはベッドで眠って、サトシとオルハは寝ているイーシャの傍で性行為を行っている。騎乗位でオルハがサトシを攻めている。コンドームは使用しておらず、それどころかサトシはオルハの中に何度も中出しし、オルハは何度もイッてアへ顔となって、さらに大きな喘ぎ声を出している。これだけやってもイーシャは起きない。実はイーシャ、オルハに眠らされている。サトシはオルハによって、魅惑の波導術『チャーム』をかけられており、現在はオルハにメロメロである。
この様子をロトムは監視し、映像をモニカ達に送っている。

「アへ顔になるほど気持ちいいの…」
「羨ましい…」

とくにファイヤーボールズのみなさんはサトシと行為をしているオルハを羨ましそうな目で見ていた。

「みんないいわね。乗り込むわよ」
「「「ええ!」」」

モニカは率先する。

そして、サトシの部屋の前に到着。しかし、扉には結界が張られている。

「オルハが張った光の波導の結界のようね」

モニカは推測する。

「マルグリット、お願い」
「はい」

カルロッテはマルグリットを指名。マルグリットはアーロンの波導を使って、光の結界を消滅する。

「オルハ!そこまでよ!!」

そして突入。現在のサトシの部屋の状況は、ベッドの上にサトシとオルハが裸になって性行為をしている。現在の状態は騎乗位で、オルハが攻めている状態である。傍にイーシャが眠っている。

「あなた達?」

モニカ達の存在に気づいたオルハは冷静である。

「サトシから離れて!!」

マルグリットは突撃するも、突然、マルグリットの足元に魔方陣が現れた。

「これは…!?」
「『マナバインディング』」

オルハは呟くと、マルグリットの右腕にタトゥーが浮かび上がった。

「アーロンの波導が使えない!?」

マルグリットは波導が使えないことに動揺を隠せなかった。
マナバインディングとは、封印の上級波導術。殺傷能力はないが、その波導術を受けると、しばらくの間波導が使えない。たとえアーロンの波導でも…。

「アーロンの波導さえ封じ込めばこっちのものですわ♪」

さらにオルハはモニカ達の周りに光の結界を張った。その結界はモニカやカレンでさえも打ち破ることが難しいほど強固である。
オルハはモニカ達が来ることを想定していた。

「オルハ!アフターピルを飲め!」
「いやですわ。いまサトシ君と子作りしていますので」
「ふざけるな!サトシと子作りしていいのはわたしだけだ!」
「ブラコンもほどほどにしておきなさいよモニカ」

モニカの言葉に怒りを表すオルハである。

「ぶっちゃけオルハ、なんでサトシ君にこだわっているわけ?」

リルは聞いてみた。

「いろいろ理由はありますけど、明確となっているのは、アイルランド王国の財政を改善するためです。最近、アイルランドの財政が厳しい状態になっているので、ロケットグループの莫大な資産と経済力を持って、アイルランドの財政を改善しようと計画したのです。そのためには、サトシ君はわたし、ではなくイーシャと結ばれなければなりません」
「ちょっと!今の本音!?」

説明している途中に本音がポロリと零れたオルハである。

「わたしがサトシ君の子供を産みたいという理由は、わたしの個人的な欲求ですわ♪」
「「「ふざけないでよ!!?」」」
「できれば3人産みたいですわ♪」

と、嬉しそうにモジモジするオルハに怒り心頭なサトシ大好きな女性達である。
だけど、これだけはわかる。アイルランドの財政よりオルハの個人的な欲求のほうが大きいことを…。肝心のサトシはオルハの『チャーム』によって逆らえない。そのままオルハの中に射精するサトシである。射精し終えた後、オルハはサトシから離れると、オルハのあそこからサトシの精液が流れ出てくる。

「お姉様のバカ!!」
「イーシャ!?」

そのとき、イーシャが起きた。イーシャはサトシをオルハから引き離す。

「サトシの子供はわたしが産むのになんで!?」

いくら姉でも想い人を寝取られたらたまったものではない。

「わたしは異性としてサトシ君を愛しているのです。それ以外になにかありますか?」
「お姉様のバカ!」

と、イーシャはオルハに立ち向かって取っ組み合いとなり始めた。その反動でサトシ、ベッドから落ちて…

「あれ?俺なにを?」

落ちた衝撃で正気に戻った。オルハにかけられた『チャーム』が解けた。

「サトシ!正気に戻ったのね!アーロンの波導でこの結界を壊して!」
「え…あ…うん」

状況がわからないサトシはモニカに言われるがまま、モニカ達を囲っていた結界をアーロンの波導で打ち消した。

「嘘!?」

これには驚きを隠せないオルハ。

「「「オルハ!!」」」

結局、オルハはモニカとカレンとカルロッテとリルによって抑えられた。

「離して!」
「やかましい!」

イーシャはマルグリットによって抑えられた。

「サトシ、大丈夫?」

リサはサトシを保護するが、ハルカとヒカリは真っ赤になってサトシの下半身をマジマジとみていた。

「うわああ!!」

自分が真っ裸になっていることに気づいたサトシは、急いでベッドにある掛布団を体に包んだ。

「「?」」

セレナとエルはなにかに気づいた。ベッドの下に視線が向けられた。

「あら?」

ロレインも気づき、ベッドの下を直接見た。その瞬間、ドス黒いオーラが漂い始めた。しかも、オーラが濃い。

「ねえサトシ君……これ…なに…?」

ロレインはベッドの下にあるものを発見し、それを手に取ってサトシに見せた。

「え…なにこれ…?」

それを見たサトシは硬直した。ロレインが手にしたあるものとは、大量のエロ本とエロDVDである。そのエロ本とエロDVDの中に、ファイヤーボールズ関連のものがあった。サトシにはまったく身に覚えがない。しかし、サトシ大好きな女達はこれを見逃さなかった。

「サートシくーん、なにかなこれ?」

リルは黒い笑みを浮かべてサトシにくっついた。

「し、知りませんよこれ!?」

サトシは否定する。

「なんてものを買ってんのよサトシ!」

モニカは怒りを露わにする。

「こんなものを性欲処理に使うとは見損なったぞ」

レベッカの目が怖い。

「「「「「最低!」」」」」

ハルカとヒカリとセレナとエルとリサも怒りを露わにしている。

「まさかサトシ君がこんなものを買っているとは…」
「悲しい…」

オルハとイーシャは哀れみのような目をしている。どうやらなにも知らないようだ。

「サトシ!こんなものを買ってなにが楽しいのよ!?」
「そんなにやりたかったらわたしに言えばいいのになんで!!」

怒り心頭なマルグリットとロレイン。

「取り調べよ」
「ひぃー!!」

カレンの一言でサトシは恐怖に怯えたという。
その後、オルハが握っていたみんなの弱味の回収し、すべて処分することができた。しかし、サトシの本当の地獄はここからである。

翌日…。ロケットグループ別宅のラウンジ…。モニカとカレンが主導するサトシの取り調べがすでに始まっている。周りにはサトシが好きな女達がいる。テーブルの上には大量のエロ本とエロDVDが置かれている。
グランドフェスティバル・トーキョー国際大会の3日目がスタートなので、リサとイーシャ、エルとセレナとハルカとヒカリは不在である。

「なんでこれを買ったのよ!?」

怒鳴り声を散らすモニカに…

「身に覚えないよ…」

怯えるサトシである。

「エロガキにまで堕落するとは情けない…」

容赦ないカレンである。
マルグリットとロレインとレベッカは今でも怒り心頭である。エロ本とエロDVDを大量に購入した彼氏に対する彼女の怒りでもあるとか…。

「そこまでにしたら?サトシ君泣いちゃったじゃない」

カルロッテはサトシを擁護する。現在、サトシは泣いている。

「そうよ。男の子は誰しもエロ本とエロDVDくらい持っているわ。わたし達のやつがあるなら、わたし達が相手をするし」

ギンノは笑みを浮かべるも…。

「あんた達は黙ってて…」

モニカはこう呟く。

『ああそれは!』

そのとき、ロトムとサトシのピカチュウが現れたのだが、ロトムは大量のエロ本とエロDVDを見て声をあげる。

「ロトム知ってるのか?」

サトシは聞いた。

『知ってるもなにも、それは僕がサトシのために買ったものだロト』
「「「「「え…」」」」」

ロトムの言葉にみんなは目がテンになった。

『サトシはロケットグループの御曹司。勉強だけでなく恋愛も性行為もうまくならなければならない。これはサトシの恋愛と性行為のテクニックを向上させるために、僕が買ったものだロト。ベッドの下に保管して後で見せようと思ったんだけど…』

真実を知ったみんな…。

「お前のものかロトムー!!」

サトシは発狂するような感じで声をあげた。

「ポンコツのくせによくもわたしのサトシを陥れようとしたわね…!」
<チュイーーーーン!!>
『ロトーーー!!!』

どこから出したのか不明だが、電動ドリルを手に持ってロトムに迫るモニカ。これにロトムは恐怖を抱くしかなかった。

『あ、僕、アローラ探偵ラキのDVDを見なきゃ…』

と、ロトムは退散すると…。

「待てごらーーー!!!」

鬼の形相と化したモニカは電動ドリルを手に持ったままロトムを追いかけ始めた。

「よくよく考えたら、サトシがこんなものを持ってないわよね」
「たしかにそうね」

マルグリットとロレインは気まずそうな表情になりながらも、こう弁解する。

「そういえば、サトシの荷物を常にチェックしていたな」

レベッカもこう話す。

「わたし、サトシ君を信じてましたわ」

オルハはこう述べるが、サトシを哀れみの眼差しで強く見ていたのは彼女である。信じるという心がどこにあったか…。
とにかく、疑いが晴れたサトシ。エロ本とエロDVDだけでここまで豹変する彼女達もどうかと思うが…。

「サトシ君、おわびにわたしがサトシ君とエッチしてあげるわ」

しかもロレイン、サトシに抱きついて誘った。

「ちょっと!サトシとエッチするのはわたし!」

さらにマルグリットはサトシに抱きつく。

「もう勘弁してくれー!!」

と、サトシは逃亡。無理もない。彼女達の黒い部分をここまでみたサトシは女性に対する恐怖が染み付いてしまっている。

夕方…。グランドフェスティバル・トーキョー国際大会の3日目が終了。昨日から二次審査であるコンテストバトルが始まって、みんなはなんとか生き残っているのだが、ハルカとヒカリが脱落。そのわけは、ハルカの対戦相手がリサ、ヒカリの対戦相手がイーシャとなったのである。結果はリサとイーシャそれぞれの圧勝。生き残ったのは、セレナとエルとリサとイーシャ。
対戦相手の組み合わせも決まった。セレナ対エル、リサ対イーシャ。実は明日から準決勝。午前中は準決勝で、午後から決勝が行われる。明日が最終日となっている。

そしてロケットグループ別宅。帰ってきた女の子達は、大量のエロ本とエロDVDはロトムが購入したものと知って安堵する。もう一度言うが、ここまで豹変するとは思わなかったサトシである。
だが、問題はここからである。今晩、サトシと一緒に寝る人である。オルハの件もあって、決めなければ、サトシに対する夜這いをする痴女達が続出するだろう。サトシも身の安全のために受け入れざるを得なかった。
サトシと一緒に寝る人をどうやって決めるのかというと、くじ引きである。先端に赤いマークを引き当てた女がサトシと一緒に寝る人となる。その結果…。

「やったー!!」

リサが引き当てた。

「イカサマよ!」

マルグリットは抗議するが…。

「最初に引いたわたしがイカサマしようないじゃない」
「ぐぅ~!」

リサに正論を述べられて、マルグリットは言い返す言葉が見つからなかった。

就寝の時間…。サトシの部屋…。サトシとリサはベッドの上で裸になって性行為をしていた。コンドームを使用した安全な性行為である。この過程でサトシはリサの処女を奪い、リサは大好きな人に処女を捧げることができて嬉しそうな表情になっていた。このときの状態は正常位である。王女の処女をいただくサトシはリア充爆発しろである。
その後、性行為を終えて2人は寝ようとしたとき…。

「サートシくーん♪」
「うわっ!リルさん!」

リルが現れた。

「お姉様!?どっから出てきたの!?鍵閉めてたはずなのに!?」

リサは動揺する。

「サトシ君の部屋の合鍵をこっそり作っちゃった。てへ♪」
「てへじゃないでしょ!?」

実はリル、時期は不明だがサトシの部屋の合鍵を作っていた。

「じゃあサトシ君、次はお姉さんとやろ♪」
「えぇ!?」

そしてリルは服を脱いで裸になってサトシの上に乗っかって、そしてキスする。ディープキスである。直後、サトシとのキスを終えたリル。キスされたサトシは生気を吸い取られたような疲れた表情になった。

「お姉様!邪魔しないで!」
「それはこっちのセリフ!」

リルはリサをどけて、騎乗位の状態でサトシの反り立ったあれを自分のあそこにそのまま入れる。実はコンドームを装着していない生の状態なのだが、入れた同時に、リルのあそこから血が流れた。リルはサトシに処女を捧げたのであった。そのまま腰を振って、その間にサトシにキスする場面もあった。
絶頂を迎えたとき、サトシは離れようとするが、リルは離れなかった。そして、諭しはリルの中にそのまま射精した。射精し終えると、サトシのあれがリルのあそこから離れると、リルのあそこから精液と処女の血が混じり合って流れ出てきた。

「気持ちよかった~…」

このときのリルはアへ顔になって、サトシの体に倒れ込んだ。

「むぅ~、サトシ!次はわたし!今度はわたしにも中出しして!」
「えぇ!?」
「サトシ君もう一回♪」
「ええぇ!?」

スペイン王女姉妹に迫られるサトシ。
その後、サトシは自前の『テクニシャン』と『メロメロボディ』でリサとリルを何度もイカした。

「サトシ~、もっともっとしようよ~」
「さいこうだよサトシく~ん」

結果、この姉妹はアへ顔になって中毒と化しつつサトシを求めたのであった。眠れない夜になったサトシであったという。

22 欧州編 女達によるサトシ救出作戦?(前編)(R-15)

夜、ロケットグループ別宅のラウンジ…。ここには、女性と女子達が全員集合している。ちなみにサトシはここにおらず、自分の部屋でポケモン関連の本を読んでいる。

「今日からサトシ君の面倒はわたしが見ます」

オルハは高らかに宣言すると…。

「サトシの面倒を見るのは、姉であるわたしの役目。なんでオルハなの?」

モニカは怒りを露わにする。

「そうだよ。そもそもわたし達がいるかぎり独占できるとでも?」

リルもさすがにご立腹の様子。他のみんなも同様である。

「その代わり、みなさんにはこれを差し上げます」

オルハはテーブルのうえに置いてあった数多くの封筒をみんなに差し出す。封筒それぞれに名前が書かれている。ただし、イーシャのがない。みんなは手渡された封筒を開封して中を見ると、真っ青になった。

「オ…オルハ…これ…」
「サトシ君に見られたらショックでしょうね…とくにモニカとハルカちゃんとヒカリちゃん」

オルハの黒い笑みにみんなは動揺を隠せなかった。

「に…日本では違法なの…?」

カルロッテはわなわなとした表情になる。

「これだけは絶対にサトシに見せたくない!」
「オルハ姫様卑怯ですわ!」

あのマルグリットとロレインが慌てている。

「いつ知られたのだ!?」

あのレベッカでさえも動揺している。

「もしバレたら自分の人生に幕が下りるかもしれませんし、自分に問題なくてもサトシ君に嫌われる、もしくはサトシ君の人生がどうなるかわかりません。黙ってもらえば、わたしも黙っています。イーシャについてですが、サトシ君と婚約してもらうので弱味を握る必要はありません」

イーシャ以外、完全に弱味を握られたみんなである。ちなみに弱味とは、こんな感じである。
モニカは自分と男(ジノ)とのツーショット写真。カレンは自分とサトシの性行為の写真。レベッカはロケットグループ別宅からお金を横領。リサは自分と男の子のツーショット写真。リルはサトシに対する意地悪な行為および横領の証拠。ファイヤーボールズは違法風俗行為(風営法違反&売春禁止法&児童ポルノ禁止法)の証拠。ハルカとヒカリは他の男の子とのツーショット写真。エルとセレナは裸の写真。弱味を握られた全員はオルハに従うほかないという。

「ではイーシャ、サトシ君のところに行きましょう」
「はい♪」

オルハとイーシャは嬉しそうな表情でこの場を後にして、サトシの部屋に向かったのであった。

「やばいやばいやばい…これが世に出たらわたし達…終わりよ…」

カルロッテは落ち込む。カレンはカルロッテの弱味が記載された封筒の内容に目を通すと…。

「そりゃそうよ…違法風俗行為だもん…」

と、カレンは呆れている。

「どうすんの!?このままじゃあたし、サトシとエッチできないじゃない!」

マルグリットは口にするが…。

「わたし達がいない間にそんなことしてたの!?」

リサはマルグリットにツッコミを入れる。

「まずいわ…。まずは弱味の出所を調べるところから始めましょう」
「「「うん」」」

モニカの提案にみんなは同意し、協力し合う。

 

それから就寝の時間。サトシの部屋…。ベッドの上には、全裸となっているサトシとイーシャとオルハがいる。ちなみにピカチュウはモニカと一緒に寝ており、ロトムはどこにいるか不明。
現在、サトシとイーシャは正常位で行為を行って、サトシはイーシャの処女をもらった。コンドームは使っている。大好きなサトシと交わることができて、イーシャはとても嬉しそうだ。そして、イーシャは満足して眠りについた。
イーシャが眠ったところで、サトシはオルハの相手をさせられる。コンドームの使用はなし。正常位で、サトシは自分のあれをオルハのあそこに挿入して、オルハの処女膜を破る。それから数十分が経過。サトシは絶頂して、オルハの中に射精してしまう。射精し終えた後、オルハのあそこを抜くと、オルハのあそこから血と精液が混じり合って流れ出てきた。

「気持ちよかったですわサトシ君。さすが『テクニシャン』と『メロメロボディ』の持ち主。だけど、まだまだやらないと妊娠できませんね」
「うぅ~…」
「今日は痛いので明日にしますわよ♪」

と、オルハはサトシにキスすると…。

「お姉様…妊娠ってどういうことですか?」

イーシャが起きた。しかも表情が黒い。

「イーシャ、これはね…」
「お姉様のバカ!サトシの子供はわたしが産むの!お姉様じゃない!」
「お父様とお母様に言われちゃったのよ。子供を産めと…」

サトシとオルハの行為にイーシャは面白くなく、むしろ怒りを露わにしている。

「サトシ…わたしにも中出しして…」
「いやでも…まだ痛いと思うんだけど…」
「痛くない!だからもう一度やって!」

イーシャの怒りは尋常ではなかった。このまま怒らすとどうなるかわからないので、サトシはイーシャと行為することになった。
数十分後…。サトシはイーシャの中に射精した。

「子宮に注がれるのって…気持ちいい…」

イーシャの感想である。

「サトシ君、わたしにもちょうだい。痛み治まったから…」
「サトシ…わたしも…」

オルハもしたいと言い出し始め、イーシャもサトシに貪欲に求め始めた。結局、2人が満足するまで、サトシの精力が絞られたという。

 

翌日…。起床時間。サトシの部屋…。イーシャとサトシはベッドのうえで眠っている。このとき、イーシャはサトシを抱き枕にしている。しかし、オルハの姿がない。2人は目を覚ますと…。

「おはようございます」

オルハが浴室から出てきた。全裸のままである。よくみると、アンダーヘアも整っており、豊満なスタイルと美貌を兼ね備えている。この人に脅されたとはいえ、美人と交わったことについて、サトシは満更ではないようだ。浴室から出てきたのは、シャワーを浴びたからである。その証拠に、オルハからほのかな香りがする。

「サトシ君、イーシャ、スポーツドリンクですわ」

オルハはスポーツドリンクが入ったカップをサトシとイーシャに渡すと、2人は飲み始めた。

(ふふっ、サトシ君のドリンクにはマカと亜鉛サプリがたっぷり入っているのに対し、イーシャのドリンクにはアフターピルが入っている。さすがにイーシャを妊娠させるわけにはいきませんからね♪)

オルハは策士である。そうとも知らず、2人は飲んでいる。2人がスポーツドリンクを飲み終えた。
ちなみにマカとは、簡単にいえば精力剤。勃起力とペニス増大と勃起の持続力に期待ができるというものである。

「サトシ君、ちょっとこっちみて」
「?」

オルハはサトシを振り向かせ、サトシの目を見る。直後、サトシに波導をかける。かけられているサトシとイーシャが気づくことなく…。

(魅惑の波導術『チャーム』……かけられた相手は術者に魅惑され、術者のことしか考えられなくなる…」

オルハがサトシにかけたのは、魅惑の波導術『チャーム』。効果はオルハの説明したとおりで、簡単にいえば、かけられた相手は術者にメロメロになるという。『チャーム』は永遠に持続するが、解除するには、術者が自分の意思で解除するか、相手にかかっている『チャーム』を打ち消すのどちらかとなる。

「オルハさん!俺、オルハさんのこと好きです!」
「きゃっ!もうサトシ君ったら…わたしもサトシ君のこと好きですわ♪」

さっそく『チャーム』の効果が現れ、サトシはオルハに抱きついて告白し始めた。

「お姉様!サトシになにしたの!?」

イーシャは感づいた。

「サトシ君に『チャーム』という魅惑の波導術をかけたのです。これでサトシ君はわたしにメロメロ。わたしが妊娠するまで、サトシ君の面倒はわたしがみます」
「冗談じゃありません!」
「ちなみにイーシャが飲んだスポーツドリンクには、アフターピルという緊急避妊薬が入っています」
「お姉様!!」

アフターピルを盛られたと知ったイーシャは怒りを露わにする。

「大丈夫ですわイーシャ。わたしが妊娠した後、イーシャがサトシ君を自分のものにすればいいのです」
「でも…」
「わたしの言うとおりにすれば、サトシ君の婚約者の座はイーシャ、あなたのものです」
「うん…」

結局、イーシャはオルハの提案を受け入れる。

「ねえサトシ、お姉様のこと好き?」

イーシャはサトシにかかった『チャーム』の効果を確かめるため、あえて聞いてみた。

「ああ、好きだぜ」
「わたしのことは?」
「普通だな」
「ガーン!」
(効果は抜群ですわね)

『チャーム』は術者にかけられた相手が術者を好きになるのだが、そのとおりの効果となった。普通だといわれたイーシャはショックを受ける。

「じゃあサトシ君、お相手してください」
「はい」

サトシとオルハはベッドの上に移動して行為に及んだ。昨日と違って気持ちいいのか、オルハの喘ぎ声が大きくなってきた。現在は正常位。

「サトシ、わたしも」
「ああ」
(あれ?)

イーシャはオルハの上に乗っかってサトシに自分のあそこを晒すと、サトシは自分のあれをオルハのあそこから抜いて、イーシャのあそこに入れる。

(妹のイーシャもメロメロなのかしら?)

実はオルハ、『チャーム』の効果を理解できていないようだ。加えて、『チャーム』を使ったのがサトシで初めてである。
その後、サトシはイーシャとオルハの中に何度も射精するのであった。そして3人は果てたのであった。

 

それから時間が経過。サトシとオルハはラブラブ状態である。この光景を目の当たりにしたサトシ大好きな女性達は憤りを隠せなかった。しかも、グランドフェスティバル・トーキョー国際大会の2日目がスタートなので、リサとイーシャ、エルとセレナとハルカとヒカリはロケットグループ別宅から離れた。サトシはオルハのもと、英才教育を受け始める。
一方、モニカとカレンとレベッカとファイヤーボールズ達はラウンジで会議を始めた。

「『チャーム』ですって!?」

モニカは驚きの声をあげた。

「オルハのやつ、サトシ君に魅惑の波導術『チャーム』をかけて、サトシ君をメロメロにしているわ」

サトシが『チャーム』にかかっていると、リルは見抜いた。

「このままだとオルハ、サトシで妊娠しかねない…」

モニカは危惧する。

「そうだ!こっちにはアーロンの血族がいるわ!」

カルロッテはマルグリットをみて思い出した。マルグリットはサトシと同じアーロンの血族。マルグリットにとって、相手にかかっている波導術を打ち消すのは容易い。

「問題はわたし達がオルハに弱味を握られたということを…。迂闊に動けば、わたし達が人生にピリオドを打たなければならなくなるわ」

カレンの説明にみんなは同意する。
なお、ラウンジにはロトムがいる。ロトムはこの様子を映像にし、オルハのスマホに送っている。

『そう…。彼女達は次の一手に出てくるのですね』、
『そうロト…。この僕をこき使うなんて…』
『スクラップ工場に行かないだけでもありがたいと思ったほうがいいですわよ。報酬はアローラ探偵ラキのDVDだから、ロトムにとってメリットがあるはずですわ』
『うぅ~…かならずくださいロト…』

実はロトム、オルハの脅迫と報酬によって、オルハに従っている。今のロトムはオルハの監視カメラ的存在。モニカ達の行動を把握しているのであった。彼女達の弱味の写真はほとんど、ロトムが激写したものによる。

 

それから時間が経過。サトシとオルハは図書室にある寝室で性行為を行っている。オルハの計画は順調である。しかし、サトシとの性行為が気持ちよすぎて、オルハは何度もイッて、気がついたらアへ顔となっている。このときの状態は後背位(バック)である。

「シャトシ君すごいですわ!もっと!もっとわたしの子宮に注ぎ込んでくださいー!」

サトシはオルハの中に何度も射精する。射精するたびにオルハはイッてしまうという。それから、サトシは自分のあれをオルハのあそこから抜くと、今度はオルハのお尻の中に挿入する。

「サトシ君、そこはダメ!」

オルハは拒否するも、すでに挿入された。精液が潤滑油となっているため、楽に挿入できた。お尻の処女を奪ったサトシである。そして、絶頂を迎えたサトシはオルハのお尻の中に射精する。

「お尻も気持ちよかったですわ…」

オルハの感想である。

 

一方、ラウンジにいるロトムは……女性達に捕まってしまっている…。なぜなら、オルハと共謀?していたことがバレたからである。

「はいロトム、あなたの裁判を始めます」
『ロトー!』

しかも、簡易的な裁判を開くモニカである。

「聞かれたことを正直に答えるように。あなたの回答次第で、この道具を使うことになります」
『ロトーー!!』

モニカはロトムにあるものを見せて、ロトムを恐怖のどん底に突き落とす。あるものとは、工具セットと電動ドリルセットである。言葉を間違えたら、分解されるに違いないと、ロトムは恐怖を抱いている。

「わたしから質問。いつからオルハさんとグルになっていた?」

レベッカは質問する。

『オルハさん達が来た当日ロト。オルハさんに脅迫されて……今に至ったロト…』

ロトムは回答する。

「次はわたし。いつから弱味を握っていたの?」

カルロッテは質問する。

『僕が関わっているのはこれだけロト。それ以外の弱味は身に覚えないロト』

ロトムは回答する。考えてみれば、ロトムだけでこんなに弱味を握られるのは不可能。

「わたしの質問。オルハが弱味を握った出所を探りなさい」

モニカは質問する。質問というより要求である。

『それについて心あたりあるロト』

ロトムに心あたりがあるようだ。

『以前、オルハさんはある人物と電話していたロト。サトシとイーシャ姫の婚約とか、その代わりにサトシの子供を産みたいなどと話していたロト。電話の相手は……ハナコさん』
「「「えぇ!?」」」
『オルハさんはそう言っていたロト』

なんと、サトシとモニカの母親ハナコの名前が出てきた。それを聞いたみんなは驚愕した。

「しまった!お母さんはイーシャを自分の娘のように気に入っていたことを忘れてたわ」

モニカは思い出した。

「強敵ね…。想い人の親に気に入られた時点でわたし達が不利だわ…」

危機感を覚えるマルグリット。

「だけど、まずはあいつが握っている弱味の出所を掴まないとならないわ。オルハはこれでも策士なの。あいつに知られた時点で終わりだというくらいに」

と、リルは説明する。
そのとき、スマホの着信音が鳴り響いた。モニカのスマホである。モニカはスマホを手に取って電話に出ると…。

「もしもし、お母さん」
『久しぶりねモニカ』

ハナコである。

『実はサトシの婚約者が決まったの。アイルランド王国第3王女のイーシャ姫よ』
「ちょっとお母さん!オルハと裏取引したの!?」
『裏取引って侵害ね…。イーシャちゃんがわたしのかわいいかわいい娘になるんだから、サトシにはちょっと働いてもらっただけよ』
「うぅ~…」
『話を戻すけど、具体的な日程は決まってないんだけど、数ヶ月後にはサトシとイーシャちゃんの婚約式があるから。モニカ、あなたも出席するように』
「ちょっと!サトシとイーシャの意思はどうなの!?」
『サトシとイーシャちゃんは了解してくれたわ』
「わたし、将来、サトシと結婚しようと思ってたのに…」
『あなたがいつまで経ってもブラコンを治さないからこうなったのよ。まあ、それが理由じゃないんだけどね』
「サトシとエルちゃんの熱愛は?」
『イーシャちゃんがエルちゃんからサトシを寝取って略奪したって公表するから問題ないわ』
「…邪魔してやる…」
『邪魔はさせないわよ。イーシャちゃんをわたしの娘にできるならわたし、なんでもやるんだからね。もうひとつ、サトシの近くにいる女の子達の身辺調査をして弱味をオルハさんに渡したから。それじゃあねモニカ』

ハナコとの電話は終了した。一連の黒幕はハナコと断定できる。

「マルグリット!」
「はい!」

モニカはマルグリットに声をかけた。

「あなたのアーロンの波導で、サトシにかかっていた『チャーム』を打ち消す。そして、わたし達でオルハを取り押さえる。オルハさえ押さえれば、弱味は世の中に出ないわ。同時にオルハにアフターピルを飲ませる。いいわね?」

モニカの提案にみんなは頷いた。
サトシを救ってオルハを抑えるという共同作戦は今夜決行することが決まった。

21 欧州編 サトシの女難が続く(R-15)

夕方…。ロケットグループ別宅にファイヤーボールズのみなさんが帰ってきた。直後にオルハとイーシャ、リルとリサといったお姫様達が到着。しかし、ファイヤーボールズがここにいることに、お姫様達がここに来ることについて、お互いはなにも知らなかった。そしてモニカが帰ってきた。後者は事前に知らされているのだが、ファイヤーボールズについてはなんも聞いていない。さらに、カレンとユイコも居候しているなんて話も聞いていない。
そしてラウンジ…。ラウンジにはモニカ、カレン、オルハ、リル、カルロッテの5人がいる。

「ちょっとカルロッテ!なぜわたしの家に居候しようとしてんのよ!?」
「ちゃんと契約は取っているわ。はいこれ、契約書ね」
「安過ぎるわ!」
「相手のほうもビジネスを理解していて助かったわ」

やはりモニカは怒りを露わにするも、カルロッテは契約書を提示して、モニカを黙らせた。筋を通しているファイヤーボールズ達である。

「カレンもなんでここにいるの?」

モニカはカレンのほうに振り向いた。

「まあいろいろとね。それと今晩サトシ君を借りるから」
「なんで…?」
「まあいろいろとね」
「やましいこと考えてるでしょ?」
「そのいろいろという中に事情というものが含まれているの。率直に言うけどわたし、サトシ君で妊娠しなければならないのよ」
「冗談じゃないわ!!」

カレンは事実を話すと、やはりモニカは怒りを露わにした。

「なんでサトシなの!?精子バンク利用すればいいじゃない!サトシの人生をメチャクチャにする気!?」
「妊娠したら精子バンク利用したって公表するから問題ないわ。でないとわたし、実家に戻れないのよ」
「なんで実家?妊娠と関係あるの?」
「子供を産めば問題ないでしょと親に言い切っちゃったのよ。そして、こうなったわけ」
「認めないわよそれ!ちゃんと精子バンク利用しなさいよ!」
「いやよ!わけのわからない男の子供を産みたくないもの!」

結局、口喧嘩するモニカとカレンである。

「サトシ君の子供産みたいな~」
「そうですわね」

リルとオルハはこう漏らす。

「わかったわ。サトシを連れてマサラタウンで過ごすから」

モニカは諦めたような表情でこう述べる。

「ちょっとモニカ!あんたはいいとして、サトシ君だけ連れて行かないで!妊娠できないじゃない!」
「いやよ!サトシが汚れるわ!」
「どうせあんたがサトシ君を汚すでしょ!」
「わたしはいいの!サトシの姉だから!」
「論理的に問題あるわ!」
「血が繋がってないから問題ない!」
「「うぅ~!」」

また口喧嘩を始めるカレンとモニカ。

「わかったわ。わたしがこの件をまとめる」

カルロッテは割って入った。

「それじゃゲームしましょう」
「「「ゲーム?」」」
「オルハとリルも参加する?勝てばサトシ君の子供を妊娠できる権利が与えられるというゲームだけど」
「やる~♪」
「やりますわ♪」

しかも、オルハとリルも誘う。

「いいわよ…」
「やってやろうじゃないの…」

カレンとモニカは了承する。

「わたしは参加を見送るわ。この百均で買ったトランプで……1発勝負のポーカーを行う」

カルロッテはトランプを出してポーカーを主催。
そしてゲームが始まった。数分後…。勝負は決まった。

「フルハウスでわたしの勝ちね♪」

カレンが勝利。リルはフラッシュ、オルハはスリーカードを出すも、モニカはただのワンペア。これでサトシの夜伽の相手はカレンに決定。

(((邪魔してやる…!)))

ただし、負けた3人は妨害を考えている。

 

一方…。

「「「うぅ~~!!!」」」

ハルカ、ヒカリ、セレナ、エル、リサ、イーシャ、マルグリット、ロレインは火花を散らしてにらみ合っていた。なぜなら、今晩サトシと一緒に寝るのは誰かと争い、今に至ったのである。
しかも、今いる場所は、サトシの部屋である。しかも、サトシもここにいる。ロトムとピカチュウは保身を図って別の場所にいる。

「あたしがサトシと一緒に寝るの!他の女は邪魔よ!」
「風俗女と一緒に寝たらサトシが不幸になるの!王女であるわたしと寝ることがサトシにとって幸せなの!」

マルグリットとリサは張り合う。どちらも気が強いので、どうなるか想像できない。

「ねえサトシ、別の部屋で一緒に寝ましょう」

イーシャはサトシを誘うも…。

「サトシ!そんな腹黒女と一緒に寝たら不幸になるわ!」
「誰が腹黒女なの!?」

リサに制止されて怒りを露わにする。
それから、このような状態が続いている。サトシは逃亡を図ろうとするも…。

「「「待ちなさいサトシ!!」」」

気づかれた。

「ダッシュ!」

そしてサトシはそのまま逃亡。

「「「待てー!!」」」

逃亡したサトシをそのまま追いかける女子達である。

 

数分後…。サトシは……レベッカに捕まった。現在はレベッカの部屋にいる。そして、鍵をガチャッとかける。

「ここなら安全だ」
「あ、ありがとうございます」

実はレベッカ、漁夫の利を狙っていた。サトシが逃げることを計算していたのである。

「さてサトシ、今晩は一緒に寝るか」
「え…でも…」
「女達に捕まるかわたしと一緒に寝るか、どっちがいい?」
「…レベッカさんと寝ます…」

サトシはレベッカと一緒に寝ると述べた瞬間、レベッカは衣服を脱いで白のランジェリー姿になる。ランジェリー姿となったレベッカは妖艶である。さらにショーツを脱ぐ。

「寝る前の運動をしとくか?今日は安全日だから、気にしなくていいぞ♪」

と、ベッドに誘うレベッカである。サトシは拒否の意思表示をみせようとするが、レベッカから伝わってきた。拒否したら野獣と化した女達に放り込むと…。結局、拒否できなかったサトシである。
その後、営みを始め、そして終えた2人である。

「満足♪」

レベッカはサトシとの性行為に満足する。コンドームを使っておらず、その証拠にレベッカのあそこからサトシの精液が流れ始めた。そしてサトシは疲れ果てて眠ってしまった。このとき、2人は全裸である。
そのとき、サトシのスマホが鳴り響いた。最近、導入したLINEのアプリである。カレンからのメールである。内容は…。

『サトシ君、わたしの部屋にきて』

である。レベッカはサトシのスマホを操作すると…。

『サトシはわたしと子作りしている。姉さんは無理して子供産まなくてもわたしが産むbyレベッカ』

と、送信した。数秒後、メールがきた。

『ふざけんなクソ妹!サトシ君は承諾してくれたのよ!わたしを妊娠させるって!』

内容はこんな感じである。

『どうやらサトシはわたしで満足しているようだ。わたしの部屋でスヤスヤと寝ているし…。今はフェラチオして起たせて入れようとしている最中だ。処女の姉さんこそ邪魔するな』

と、送信。本当にサトシのあれを口に咥えてフェラチオしている。すると…。

『サトシ君を出せ!』
『サトシは寝てる』
『起こせ!』
『いやだね。真っ昼間から子作りすればいいじゃないか』
『夜中に処女をあげたいの!』
『バイブやディルドで膜を破け』
『ふざけるな!』

気がついたらこんなやり取りになった。

「さてと…」

レベッカは寝ているサトシの下半身に乗っかって、自分のあそこにサトシのあれを入れて、腰を動かし始める。騎乗位で、まるで性欲を満たすかのような感じである。このとき、コンドームは使用していない。こんな感じでサトシの精力を貪りつくすレベッカであった。

 

翌日の朝…。サトシはレベッカと寝たことについて、サトシ大好きな女の子達に睨まれた。

「サトシはわたしを選んだのだ」
「「「うぅ~~!!!」」」

勝ち誇った表情をするレベッカに女の子達は恨めしそうな表情になって睨んだ。

「レベッカ!」

そのとき、モニカが現れた。

「よくも弟を汚してくれたわね!」
「ダッシュ!」
「待ちなさーい!!」

レベッカは逃亡。モニカは逃亡したレベッカを追いかけるのであった。

 

グランドフェスティバル・トーキョー国際大会が開催された。場所はトーキョードーム。トーキョースタジアムと隣接した場所にあり、トーキョースタジアムが日本ポケモントレーナーの聖地なら、トーキョードームは日本ポケモンコーディネーターの聖地でもある。この大会に、セレナ、エル、ハルカ、ヒカリが参加。リサとイーシャも参加する。その他に海外からのコーディネーターも多く参加することになっている。大半がトップコーディネーターで、メガシンカ使いも多数いる。出場資格はいろいろあるが定義はない。おそらく、グランドフェスティバルの地方大会の出場権を持つ人が出場資格を持っていると考えられる。ちなみに、ゲストしてリルとオルハも出席することになっている。全国チャンピオンにしてコーディネーターでもある彼女達はコーディネーターの羨望の的となっている。
そしてロケットグループ別宅…。ファイヤーボールズは今日イベントと風俗などがお休みのため、ここでのんびりしている。しかし、全員がサトシと性行為したがっている。サトシはファイヤーボールズに狙われているのだが、モニカが番犬となって今に至る。現在は図書室で、モニカからの英才教育を受けて奮闘中。モニカもここぞとばかりは真面目である。このとき、サトシとモニカの傍にピカチュウとロトムがいる。ちなみにレベッカは学校。ユイコはお仕事。そしてカレンは……寝ている。

「しばらく見ないうちにできるようになって…。このこの♪」

と、褒めまくるモニカである。

「ほとんどカレンさんに見てもらっていたから」
「……………」

嬉しそうな表情をするサトシ。カレンに見てもらったという言葉を聞いて、モニカは不機嫌そうな表情になった。

「ねえサトシ、カレンからどんなことを教わったの?」
「一通りに教わったよ。護身術とか…」
「サトシ~♪」
「お姉ちゃんくっ付き過ぎ!」

しかもモニカ、サトシに引っ付いている。
そして、英才教育の時間が終了。

「サトシ、こっち♪」

モニカはサトシを図書室の中にある寝室に連れていく。ピカチュウはロトムに任せる。そして、モニカはサトシをベッドの上に押し倒した。

「サトシ!しばらく禁欲生活が続いたからエッチして!」
「えぇ!?」

このときのモニカは理性が外れた状態である。
1時間後…。

「もっと…もっとしようよシャトシ~…!」

サトシの特性『テクニシャン』と『メロメロボディ』によって、さらに理性が外れたモニカはサトシを求める。かなり久しぶりなため、こうなっている。言うまでもないが、2人は裸の状態。コンドームの使用はなし。モニカによって、何度も中出しされるサトシである。

「お姉ちゃんごめん!」

やばいと思ったサトシは服を着てトンズラこいた。

 

数分後…。サトシはカレンからのLINEが来た。内容を見てみると、部屋に来てほしいとのこと。サトシはカレンの部屋を尋ねると…。

「待ってたわよ」

と、カレンに招き入れる。このときのカレンはラフな格好になっている。

「あのカレンさん、なにか用でもあるのですか?」
「忘れたの?わたしを妊娠させることを…」
「あ…」

サトシは思い出した。カレンに妊娠させてと頼まれていたことを…。

「その他の性知識と妊娠に関連する知識についてインターネットで調べてね…。それで集めてみたんだけど…」

カレンは誰も知らないところで、性行為に関するものを集めてみたという。
テーブルの上にあるのは…亜鉛サプリ、精力剤、媚薬、ローションなどさまざま…。

「すごいですね…」

サトシもこれには引いてしまったとか…。

「始める前にお風呂に入りましょう」

カレンはサトシを連れて浴室に入って入浴し始める。積極的にコミュニケーションを取るカレンである。
入浴を終えた後、2人はベッドの上で性行為に入る。ちなみに鍵はちゃんと閉めて、カーテンも閉めている。
サトシは特性『テクニシャン』を持って、積極的にカレンを攻める。キスしたり、胸をいじったり、あそこに指を入れながらクンニしている。そしてカレンはイッた。さらにサトシはそのまま、自分のあれをカレンのあそこに挿入する。同時にカレンの処女膜を破り、カレンの処女をもらっている。それから数十分後、サトシとカレンは同時に絶頂。それにともなって、サトシはカレンの中に射精する。まだまだ出てくる。射精し終えた後、サトシはカレンのあそこから自分のあれを抜くと、カレンのあそこから精液と血が混じって流れ出てきた。血とは、処女を喪失したときにともなった出血である。

「すごくよかったわサトシ君…」

満足したカレンである。

「俺もです…」

サトシもである。あのサトシを満足させるカレンはただものではないようだ。

「ねえサトシ君、もう一回いいかしら?」
「でも、まだ痛いですよね?」
「大丈夫よ。もっともっとちょうだい」

ついに堕ちたカレン。
そして数十分後…。

「やっぱりここにいたー!」
「お姉ちゃん!」
「モニカ!?」

モニカが現れた。今のモニカは怒りの表情になっている。このとき、サトシはカレンに中出ししたばかりの状態となっている。

「人の弟になにしてんのよ!?」
「子作りしてるのよ!邪魔しないでよ!」
「とことん邪魔してやるわ!アフターピルを飲め!」
「絶対にいやだ!」

しかも、アフターピル(緊急避妊薬)を持ってカレンに飲ませようとしている。

 

夕方…。グランドフェスティバル・トーキョー国際大会の1日目が終了。一次審査はポケモン3体使ったトリプルパフォーマンスで高度なテクニックを要するものだが、出場したリサとイーシャはこれを難なくやる。しかも満点を取っている。ハルカとヒカリとセレナとエルもなんとか生き残るが、出場したほとんどの日本人が脱落している。外国人、というより欧州系の外国人コーディネーターが多く進出している。
そしてロケットグループ別宅…。

「あっ、サトシ君」

オルハに話しかけられたサトシ。

「オルハさん?」
「お願いがあるのだけどいいでしょうか?」
「ええ。俺にできることがあれば?」

なにか要求しているようだ。

「わたしを妊娠させてくれないでしょうか?」
「えぇ!?」

内容がぶっ飛んでいる。

「わたしの両親が、結婚がいやなら精子バンクを利用しろと言ってきているのです。だけどわたし、訳の分からない男性の子供を産むのが嫌なんです。そこで思いついたのがサトシ君です」
「なるほど…」
「もちろん、サトシ君がわたしの結婚相手になってくれるなら話は別ですが…」
「ちょっと難しいです」
「サトシ君の子供を妊娠しても、世間では精子バンクを利用したと公表しますので、サトシ君に害がおよびません」
「わかりました。もし拒否したらどうなるのですか?」
「この写真をバラまきます」
「えええぇぇ!!!??」

オルハは一枚の写真をサトシに見せた。その写真に写っているのは、サトシとカレンの性行為である。いつ撮られたのか、サトシは考えるも動揺していた。

「これを脅迫に使うのは心痛みますが、サトシ君にフラれたらわたし、なにをしでかすかわかりません」
「うぅ~…わかりました…」
「もうひとつ、わたしがここにいる間はサトシ君、わたしの恋人になってくださいね」
「でも…」
「浮気したらわたし、なにをするかわかりませんが」
「わかりました…」

オルハの脅迫に屈するサトシである。
果たしてサトシ、この難局を無事に乗り越えられるのだろうか…。

20 欧州編 サトシ危機?迫りくるサキュバス!(R-15)

朝…。ロケットグループ別宅…。ファイヤーボールズのトレーニングが始まった。そのトレーニングにサトシとレベッカ、セレナとエルが参加する。サトシは動きやすい上下ジャージで、セレナとエルとレベッカも上下ジャージである。しかし、ファイヤーボールズのみんなの格好は、ブルマとスポーツブラのみ。最初のトレーニングは『30分間全力マラソン』。全力疾走で30分間マラソンするという。持久力と精神力の向上を目的とする。コースはロケットグループ別宅の敷地の周り。
ちなみにカレンとユイコはそれぞれのお仕事で不在。
その30分間全力マラソンがスタート。ファイヤーボールズの16歳以上のメンバー達は物凄く早い。15歳以下のメンバー達も負けていない。サトシとレベッカはメンバー達に難なくついていく。

「レベッカはともかく、わたし達についていけるなんて凄いじゃないサトシ君」

テティスはサトシを褒める。しかし、エルとセレナはバテている。

「もう…」
「ダメ…」

そしてダウン。

「あの二人ダメね」

フェリシアはエルとセレナはダメだと述べるが…。

「ロレインとマルグリットは?」

ケアリーはなにかに気づいた。ロレインとマルグリットはかなり離れたところにいて、なんとみんなについていけていなかったようである。普段はこんなんじゃない。

「朝からセ〇〇スするんじゃなかったわ…!」
「サトシ君すごいわね…」

理由は、サトシと朝から3Pという形でハッスルしていたことにある。

「朝っぱらからサトシ君とセ〇〇スするからよ!」
「そのサトシ君がなぜか平然とみんなについていけてるんだけどなんで…?」
「「「……………」」」

ロレインの姉にしてオールストレーム子爵家の二女レイムルはロレインとマルグリットに怒鳴った。同じく三女のカリズはサトシの運動能力に興味を示す。2人はAV女優にしてポケモントレーナー。トレーナーとしての実力は世界トップクラスを誇る。カリズの言葉に16歳以上のみんなは沈黙しつつ走っている。
実は全力疾走といっても速度を落としている。
それから時間が経過。

『ピピッ!30分過ぎたロト!』

ロトムは時間の知らせをすると、トレーニングに参加した人達は指定の場所に集合。
次はストレッチ。ストレッチの目的は身体をほぐすことにあり、ファイヤーボールズでは2人一組で行うことになっている。サトシがストレッチを組む相手は…

「サトシ君、一緒にやろう♪」
「ああお姉様!サトシ君とやるのはわたし!」

決まっておらず、レイムルとカリズはサトシを巡って争い始めた。気がついたら、ファイヤーボールズの間でサトシ争奪戦になった。
結局、ギンノのアイデアでくじ引きで決めることになった。サトシのストレッチの相手は……マルグリットの姉オリアーヌに決まった。ちなみにレベッカとマルグリット、エルとセレナとなった。

「じゃあさっそく始めましょうかサトシ君♪」
「は…はい…」

すでに目がやばくなっているオリアーヌ。例えるとしたら、獲物を狙う目である。
そしてストレッチがスタート。ストレッチはどれくらいすごいのかというと、普通のストレッチである。

「そういえばオリアーヌさん、どうして身体を鍛えなければならないのかと気になっていたんですけど、どうしてですか?」

サトシは聞いた。

「ポケモンバトルでトレーナーも体力を使わなければならないのよ。サトシ君は今まで旅して多くのリーグに出ていたでしょ?」
「ええまあ」
「地方リーグであればその必要はないかもしれないけど、国際大会や世界大会となると体力使わなければならないのよ。あたし達波導使いでしょ?波導を使うにも体力いるってことよ」
「なるほど…」

オリアーヌはわかりやすく説明する。理にかなっている内容である。

「そういえばサトシ君、マルグリットとエッチしてどうだった?」

と、ぶっちゃけた質問をサトシにぶつける。

「えっとその…気持ちよかったです…ずっと抱きしめたいくらい…」
「処女奪ったの?」
「…はい……」
「かわいい♪」

と、恥ずかしがって回答するサトシにオリアーヌは笑みを浮かべる。

「じゃあ、トレーニングが終わったらお姉さんとセ〇〇スしましょ♪」

と、オリアーヌはサトシを抱き締めると…。

「そこ!サトシ君に色目を使うなオリアーヌ!」

ギンノに指摘されると…。

「固いこと言わないでよギンノ…。こっちは欲求不満なんだから」

オリアーヌは呆れ顔になったが…。

「わたしがサトシ君にAV女優の何たるかを教えるから」
「あんただって人のこと言えないんじゃないの!?」

本音が零れたギンノにオリアーヌはツッコミを入れる。
次はロケットグループ別宅の屋内にあるトレーニングルーム。トレーニングルームにある器具を使ったトレーニングであるが、自主トレみたいな形となっている。目的は筋トレ。

「サトシ君、ちょっといいかしら?」

オリアーヌはサトシをトレーニングルームの隣りの更衣室に連れ出した。

「?」

これに気づいたマルグリットは尾行してみる。
その更衣室…。サトシは……なんとオリアーヌにフェラチオされている。

「オリアーヌさん、汗臭くて汚いですよ…」
「いいのいいの…。あたしこの匂い好きだから♪それにしても、大きいわね♪」

オリアーヌのテクニックに、サトシは彼女の口内に射精してしまった。オリアーヌは射精した精鋭をゴクンと飲んだ。

「はあ…はあ…」

AV女優のテクニックにサトシは疲れた表情をしている。その表情を目の当たりにしたオリアーヌは……自分の中の何かが壊れた。

「サトシく~ん♪」

ついにオリアーヌはサトシを襲って押し倒した。しかも興奮している。

「やめてくださいよオリアーヌさん…」
「やめないわよ~♪次はあたしの子宮の中に射精するのよ♪」

目がやばいオリアーヌにサトシは犯されそうになったそのとき…。

「お姉様!」

現れたマルグリットにオリアーヌは付き飛ばされる。マルグリットのおかげでサトシは助かった。

「なにするのよマルグリット!?」
「それはこっちのセリフよ!トレーニング中になにサトシに手を出してんのよ!」
「いいじゃない!あんたはサトシ君とセ〇〇スしたんだからあたしに譲りなさい!」
「サトシは渡さないわ!あの未知の感覚を誰も味合わせたくないもの!」
「未知の感覚?中毒になるって言ってたわよね?本当なの?」
「そうだとしてもお姉様に譲らない!」
「譲りなさい!」
「譲らない!」
「「うぅ~!」」

オリアーヌとマルグリットはサトシを巡って姉妹喧嘩し始め、睨み合った。

「トレーニング中になにやってんのよ…」
「カルロッテ!?」
「「カルロッテさん!?」」

そのとき、カルロッテが現れた。マルグリットは事情を話すと…。

「オリアーヌ…あんたは性欲のみに生きる痴女なの…?」
「いたたた!苦しい!!」

カルロッテはオリアーヌにチョークスリーパーを仕掛ける。

「まあいいわ。とりあえず、サトシ君はわたしと一緒にイチャイチャと…」
「あんたも人のこと言えないんじゃないの!」
「そうよそうよ!」

カルロッテの本音にオリアーヌとマルグリットはツッコミを入れる。

 

その後、みんなはトレーニングルームに移動。

「はい。ファイヤーボールズ全員集合。トレーニング一時中断して!」

カルロッテはみんなを集め、みんなはトレーニングを一時中断してカルロッテのもとに集合。

「ロケットグループ別宅についてだけど、交渉した結果、ロケットグループ別宅を拠点にしてもOKとのことよ。ロケットグループ別宅にある施設を全部使っていいという許可も得たわ。使用料なんだけど、トーキョースタジアムの貸切料の10分の1でOKしてくれたわ。ぶっちゃけ、安くここを自分の家のように使うことができるということよ」
「「「わぁー!!」」」

みんながトレーニング中に、カルロッテはロケットグループの重鎮にしてロケットコンツェルン専務取締役アポロと面談して交渉した結果を話す。

「これもサトシ君のおかげよ!わたしがうんっとサービスしてあげるからね♪」
「「「ぶーーー!!」」」

カルロッテは個人的にサトシに抱きついてこう述べると、ファイヤーボールズのみんなからブーイングが飛び交った。

「いやでもよかったです。自分の家だと思って使ってください」
「「「はーーーい♪♪♪」」」

サトシの言葉にみんなは笑顔になって返事をする。気がついたら、ファイヤーボールズのみなさんはサトシにメロメロである。サトシの特性『メロメロボディ』によって…。

「「「……………」」」

この決定に不満を抱くエルとセレナとレベッカである。

 

次は波導トレーニング。目的は波導の緻密なコントロールの向上。このトレーニングにカルロッテは参加し、スポーツブラとブルマの格好になる。波導使いではないエルとセレナは参加できなかった。トレーニングの場所は地下1階の広いスタジオルーム。防音設備も完備しているので、ダンスや演奏など音の関連のトレーニングに最適な場所でもある。トレーニング方法は瞑想。腰を下ろして瞑想し、波導を高めながら緻密なコントロールするというものである。ちなみに、このトレーニングにサトシとレベッカは参加。メンバーと同じように行う。
それから10分が経過。

(へぇ~…訓練期間が短いとは聞いたけど…さすがマルグリットと同じアーロンの血族ね…)

カルロッテはサトシの波導に高く評価する。他のメンバーもサトシの波導に関心を持っている。

(ちょっと……からかってやろうかな♪)

そして、サキュバスのような微笑みを浮かべた。

「はい終了!」

波導トレーニングは終了。

「あれ?まだ時間経ってないけどいいの?」

ギンノは聞いた。

「ここからは羞恥心に耐えながら波導トレーニングするわよ」

カルロッテは説明。

「具体的には?」

オリアーヌは聞いた。

「こういうことよ♪」

そのとき、カルロッテはスポーツブラとブルマを脱いで全裸になった。

「なにしてるんですかカルロッテさん!?」

たった一人の男子であるサトシは顔を逸らして動揺する。

「言ったでしょ?羞恥心に耐えながら波導トレーニングと?全裸という羞恥心に耐えつつ波導のトレーニングするのよ。そうすることで、効率よくトレーニングができるの」

と、カルロッテは説明する。

「そういうことか」
「なるほどね」

しかもファイヤーボールズのみなさんはカルロッテの思惑に理解したのか、スポーツブラとブルマを脱ぎ捨てて全裸になる。

「ふむ」

おまけにレベッカも全裸になる。残るはサトシただ一人。このときのファイヤーボールズのみなさんは獲物を狙うような目になっている。
やばいと思ったサトシは逃亡を図るも…。

「「隙あり!!」」

ロレインの姉であるレイムルとカリズに捕まり、ジャージの上下と肌着とトランクスパンツを素早く脱がされ、全裸にされる。

「「「わあ~♪」」」

みんなは注目した。フルボッキして反り立ったサトシのあれを…。サトシのあれは子供でありながらそれなりに大きい。それだけじゃない。少年でありながら、それなりに鍛え抜かれた身体にも注目している。

「もう……我慢できなーい♪」
「うわっ!ギンノさん!目が!目がやばいって!」

ギンノの襲撃を受け始めるサトシ。このときのギンノの目がハートになって、別の意味でやばくなっている。サトシが持つ特性『メロメロボディ』に魅了されたギンノである。そして、サトシはギンノに押し倒される。

「落ち着きなさいギンノ!」

カルロッテはサトシからギンノを引き離す。

「これは羞恥心だけでなく性欲に耐えることも目的なのよ。わたし達はプロだけど、同時にプロの風俗嬢とAV女優でもある。サトシ君のようなかわいいショタと当たったら、それに耐えなければならないのよ」

なんか、矛盾しているような気はするが、カルロッテはサトシを擁護していることだけはわかる。
しかし、サトシはなぜか泣きそうになっていた。無理もない。サキュバスのような女達に囲まれて正気でいられるほうがおかしい。

(((ズキューン!!)))

ファイヤーボールズのみなさん、サトシの泣きそうな表情に心が撃たれ、自分の中にあるなにかが弾けた。その結果、ファイヤーボールズのみなさんの目がやばくなり、今でもサトシを襲おうとしている。レベッカはどうするか迷っていた。

「ごめんサトシ君……みんな…服を着て…いつものトレーニングを行いましょう」
「「「はーい」」」

罪悪感を持ってしまったカルロッテは、みんなにこう指示する。そして、みんなは服を着て元の状態に戻った。
その後、波導トレーニングが順調に進んで終了するが…。

「ねえサトシ君、それどうにかしないとならないんじゃないの?」
「あ…」

カルロッテは笑みを浮かべてサトシに指摘する。実はサトシ、自分のあれが反り立ったままである。

「じゃあサトシ君、わたしで解消しましょう♪」

と、ブルマとショーツを下ろすカルロッテだが…。

「ちょっと待って!サトシ君のあれを鎮めるのはわたしよ!」

ギンノは割って入るが…。

「サトシ君とエッチしたい!」
「こればかりは譲れないわ!」

レイムルとカリズも割って入る。その後、ファイヤーボールズのみなさんの間で話し合い、じゃんけんで決めることになった。結果、カルロッテがサトシの相手をすることになった。サトシの意思を無視して、しかもこの場で、スタジオの床にマットを引く。マットはエアロビクス用マットである。

「お姉様!やっぱり譲って!」

ロレインは諦めきれないようだ。

「ロレイン、あなたはサトシ君とエッチしたでしょう。ここは姉に譲りなさい」
「うぅ~…」

カルロッテに説得されるサトシである。

「もう勘弁してーーー!!」
「「「ああ!!」」」

ついにサトシは逃亡。サトシに逃げられたファイヤーボールズである。

 

それから数分後、逃亡に成功したサトシはセレナとエルと合流。しかし、セレナとエルは反り立ったサトシのあれを見て顔が赤くなった。

「サトシ君、わたし達が相手になるわ」
「もう安心して」
「うん…」

3人はサトシの部屋に移動。裸になって、ベッドの上で3Pという行為をし始めた。理知的にコンドームを使用している。安全のセ〇〇スである。
さらに数分後…。

「サトシ君!」
「ロレインさん!?」

そのとき、ロレインが現れた。これには驚くサトシである。

「人の男に手を出すな!!!」

3人の行為を目の当たりにしたロレインは怒りを露わにして、エルとセレナを突き飛ばす。

「「なにするのよ!?」」

結果、エルとセレナはロレインと取っ組み合いになって、サトシを巡ってケンカを始めた。

「ちょっと…落ち着けって…!」
「「「男は黙ってて!!」」」
「はい…」

サトシは止めようとするが、3人にツッコミを入れられて落ちこんだ。

「サトシ君!」
「うわっ!ロレインさん!」

ロレインはサトシをベッドの上に押し倒して、もう離さんと言わんばかりに抱き締めた。

「あんた達はいいわよね!好きな人に純潔を捧げられて…!わたしはそれができなかったのよ!嫌なやつに純潔を無理矢理奪われて汚されたのよ!!」
「「……………」」

しかもロレイン、セレナとエルに対して、心の中にたまっていたうっ憤を晴らすかのようにぶつけた。セレナとエルはロレインの言葉を聞いて思った…。想像はできても口に出せなかった。それは、女としての人生を奪われるような恐怖そのものである。このとき、ロレインの目に涙が零れた。

(もしかして…あいつか?)

ロレインをここまで追い詰めた人物にサトシは心当たりあった。エーベルト子爵であるが、サトシはうる覚え程度でしか覚えていない。すでにボコボコにしているので問題はない。

「ロレインさん」

と、サトシはロレインを抱き締めた。

「ロレインさんになにかあったかわかりません。名前は思い出せませんが、ロレインさんにとって嫌なやつをすでにぶっ飛ばしていますし、もう安心してもいいです」
「うん…」

さらに臭い台詞を述べるサトシ。ロレインの心をさらに掴んだ。

「もし、汚されてるなら、俺がキレイにしますし」
「じゃあもっとキレイにして!」
「えっ!?」

地雷を踏んだサトシ。するとロレインはブルマとショーツを脱いで、すでにサトシのあれについているコンドームを外して、そのまま自分の中に入れる。騎乗位の状態である。ロレインは嬉しそうに腰を振ってサトシを攻める。

「ちょっとなにやってんのよ!」

エルはロレインを引き離そうとするが、なかなか離れない。

「この…」

そしてセレナは両手を握って指2本を突き立て…。

「サトシから離れて!」
「キャッ!!」

ロレインの肛門に思いきり突いた。秘拳「カンチョー」である。まともに喰らったロレインはよろけて、サトシから離れてしまった。かなり痛そうだ…。

「な…なにするのよ!!?」

屈辱的な打撃を受けたロレイン。涙目になっているが、かなり痛かったようだ。

「サトシから離れないからこうなるのよ!」
「セレナよくやったわ!」
「「「うぅ~~!!!」」」

ついに勃発したサトシ争奪戦。そんなときだった。

「ああん!シャトシ君すご~い!!」
「「「?」」」

3人がサトシ争奪戦を勃発しようとしている中、なんとテティスがいつの間にか現れて、ブルマとショーツを脱いでサトシとエッチしている。このときの状態は騎乗位で、サトシはテティスにディープキスされながら攻められている。しかも、このときのテティスの表情はアクメ顔になっている。言うまでもないが、生である。ちなみに、テティスのあそこはパイパンである。

「テティス出る!離れて!!」
「いいよ!中に出して!わたしの子宮をシャトシ君の精液で満たして~!!」

サトシはテティスから離れようとするが、テティスは中出しを望んで離れようとしない。そして絶頂を迎え、サトシはテティスの中で射精して、テティスはさらにアクメ顔になってイッた。サトシのあれがテティスのあそこから離れると、テティスは果ててサトシに倒れ込んだ。

「すごかった…」

テティスの感想である。

「テティス…」
「「うぅ~…」」
「あ…ロレイン…」

ロレインとセレナとエルに睨まれたテティス。冷や汗を掻き始めた。にもかかわらず、ティッシュで自分のあそこから流れるサトシの精液を拭き取って、ブルマとショーツを履くと…。

「ダッシュ!」
「「「待てー!この泥棒ネコー!!」」」

そのまま逃亡。そんなテティスにロレインとセレナとエルは追いかける。

 

そして昼…。サトシは英才教育と帝王学を始めた。レベッカが家庭教師を務める。カレンとユイコは帰ってくるが、さっそく自分の部屋で寝る。
ファイヤーボールズのみなさんはロケットグループ別宅を後にして、トーキョースタジアムに向かう。トーキョースタジアムのあるフロアに足を運ぶと、シゲルとタケシとジュンがいて、その他の男達もいた。昨日、イベントでファイヤーボールズに負けて奴隷と化した者達である。同じく負けて奴隷と化した女はシロナも含めて、ここにいる。しかも、逃げられないようにスタッフ(女性)達に監視されている。そのフロアとは、改装されたキャバクラである。昼間なので酒は飲めないので、子供でも気軽に遊びにいける。
ちなみに料金は1時間で1万5千円。指名料5千円から1万円。その他諸々。クレジット決済も可能。財布の中身が寂しい子供が本当に気軽に遊びにいけるか?しかも昼間なので客足あるのかと不安はあるのだが、その不安が払拭された。しかも多い。入口前には大勢の男達がいる。接待するのはファイヤーボールズのみなさん。男達はファイヤーボールズのみなさんが風俗嬢とAV女優であることを知って、ここにきたのである。奴隷と化した男達の役目はヘルプボーイ。しかし、奴隷と化した女の姿はない。女達は……なんと別のフロアで設置されたソープランドに全員いる。ちなみに1時間で3万円。しかも、看板には「本番あり・中出しあり・アナ〇〇〇〇スあり」と…。ちなみに、ファイヤーボールズのメンバーの中に同じくソープランドにいるのだが、メンバーが相手の場合だと値段は、1時間で本番ありと中出しありで5万円となっている。メンバーの中にギンノも含まれており、現在彼女はシロナの監督を行っている。倫理的に問題はあるのだが、デンマークの法律では合法となっている。ついでに、18歳未満の女達はいろいろと問題が発覚し兼ねないので帰ってもらった。
開店の時間になると男達は殺到する。会計を担当するのはカルロッテ。順調に儲けを重ねている。一方、ソープランド…。シロナはさっそく当たった客こと中年男性の相手をしている。それを指導しているのはギンノ。言うまでもないが、全裸である。現在、シロナはその中年男性のあれを口に咥えてフェラチオしている。しかし、うまくいかないようだ。

「ごめんなさいねお客さん。処女だもんだから」
「処女!?いや~運がいいよ」

ちなみにこの中年男性は某企業の社長なので金持ち。シロナは処女で彼氏いない歴=年齢である。3万円しか払ってないので、ギンノとやるのはできない。

「ちなみに、処女を奪いたいならあと300万円は必要よ♪」
「300万円!!?」

300万円という言葉に男性は驚いた。

「シンオウチャンピオンというブランド。彼氏いない歴=年齢でありながら美人。アナルも未開発。300万円じゃ安いわよ。どうする?」
「か、帰らせていただきます!」

結局、男性は逃げた。実質的にシロナを助けたギンノ。

「ギンノ…あなた…?」

シロナはギンノに聞いた。

「これが風俗の世界よ。それと…」
「なにするの!!?」

そのとき、ギンノはシロナのあそこに触れて、シロナの中に指を2本入れる。これにびっくりしたシロナ。ギンノはシロナのあそこから指を抜くと、その指に血が滲んでいた。シロナの処女膜を指で破いたのである。

「チャンピオンが処女だったら話にならないでしょ?もう帰んな。次はこうはいかないからね」
「……………」

結局、ギンノはシロナに情けをかけて、シロナをそのまま帰したのであった。なんだかんだ言って、根はいい人である。

 

一方、ロケットグループ別宅…。サトシが英才教育と帝王学を受けている中、ある人物が訪ねてきた。かつて一緒に旅をしていたハルカとヒカリである。しばらく見ないうちに、ハルカはホウエンの舞姫と呼ばれ、ヒカリはシンオウの妖精と呼ばれている。現在は門のところにいる。

『どちらさま?』

門に設置されているモニターにセレナが映った。

「「女の子?」」

ハルカとヒカリは声を揃えた。

「サトシがここにいるって聞いたんですけど、サトシここにいますか?」

ハルカは聞いた。

『サトシはいませんので、お引き取りください』

セレナは返答する。

『セレナ、どうしたんだ?』

サトシの声が響いた。

『あれ?ハルカとヒカリじゃないか』
「サトシ久しぶり!」
「元気にしてた?」

久しぶりにみたサトシの顔にハルカとヒカリは嬉しそうに笑った。

『ああ。とりあえず、門を開くから自分の足で屋敷に来てくれ』
「「うん♪」」

サトシは二人を招いた。モニターの画面が消えた同時に門が開いた。

「ねえヒカリ…あの子…」
「もしかして…」
「「恋敵…!!」」

セレナを恋敵と認識する2人はそのままロケットグループ別宅の敷地内に入って屋敷に向かった。
2人は敷地の広さと屋敷の大きさとその豪華さに驚愕している。中に入ってエントランスホールを目の当たりにしたら、宮殿に等しいその豪華絢爛な内装にもっと驚愕した。

「久しぶりだなハルカ、ヒカリ。よく俺がここにいるとわかったな」

サトシが現れた。傍にはエルとセレナとレベッカ、サトシのピカチュウとロトムもいる。

「うん。だけどびっくりしたなぁ。サトシがまさかあのロケットグループの御曹司だなんて」
「しかもゴッドファイブでしょ!毎日美味しい料理を食べられるなんて最高かも!」

ヒカリとハルカはサトシとの再会に喜ぶ。

「で、そこのあなた!どうしてサトシがいないと言ったのよ!?」

ハルカはビシッとセレナに話しかける。

「恋敵にサトシと会わせるわけないじゃない!そもそもあなた達はサトシのなに?」
「「サトシと一緒に旅をした女よ!」」
「え…?」

サトシと一緒に旅をした女…。それを聞いたセレナは驚愕を隠せなかった。

「どういうことなのサトシ!?一緒に旅をしたのはカスミだけじゃなかったの!?」
「いや…その…」

そんなサトシに詰め寄るセレナである。

「サトシ君、この子達にも手を出したのね?」
「出してませんよエルさん!?」
「最低だな。ファイヤーボールズの女だけでなくこの女の子達にまで手を…」
「レベッカさんまで…」

エルとレベッカに睨まれるサトシ。

「「ファイヤーボールズ?」」

ハルカとヒカリはファイヤーボールズという言葉を聞いて気になり始めた。

 

それからラウンジルームに移動。みんなはテーブルについて談話し始める。ついでに自己紹介もする。初対面の人も含まれているからである。

「えぇ!?ファイヤーボールズってみんな風俗嬢とAV女優なの!?」
「しかもここを拠点にしてるですって!?」

ヒカリとハルカは驚愕を隠せなかった。

「そうなんだよ。あれ以来、ファイヤーボールズは獲物を狙うかのような目でサトシに迫っている。さっきまでテティスっていう女がサトシに逆レ〇プして中出しさせたんだよ」
「「「うぅ~~!!」」」

レベッカの話を聞いたヒカリとハルカとセレナとエルは怒りを露わにしていたとか…。

「ところで、ハルカとヒカリはどうしてここに?」

サトシは聞いた。

「明日、トーキョーシティで開かれるグランドフェスティバルの国際大会に出場するためよ」
「それで、サトシがロケットグループの御曹司で、ここにいるって聞いたものだから」

ハルカとヒカリは述べる。

「本音を言え」

レベッカは圧力をかける。

「「泊まらせて!」」

と、ハルカとヒカリはサトシに頭を下げる。これが本音である。

「ああいいよ」

サトシは二つ返事で了承する。

「部屋案内するから」
「「はーい♪」」

しかもハルカとヒカリ、サトシのそれぞれの腕に抱きつく。

「ちょっと、離れろって」
「「いいじゃん!」」

サトシは嫌がるもハルカとヒカリは離さなかった。そして2人はセレナとエルとレベッカのほうに振り向いて「あっかんべー」とする。これをみた3人は怒りの炎を燃やしていたとか…。
ピカチュウはサトシについていくが、ロトムはここに残る。

「あっ、忘れてた」
「「?」」

レベッカはなにか思い出した。

「今日、スペインとアイルランドのそれぞれの王女がここにきて宿泊することを」
「「えぇー!?」」

レベッカの言葉にセレナとエルは驚きの声を上げた。

『確かに、予定ではスペインのリル姫とリサ姫、アイルランドのオルハ姫とイーシャ姫がここにくるロト』

ロトムのスケジュールにはそう書いてある。

『目的は明日行われるグランドフェスティバルの国際大会に出場するためロト。すっかり忘れていたロト』
「サトシは知っているのか?」
『知っているけど忘れていると思うロト。それに、ファイヤーボールズのみんながここを拠点していると、みんなは知らないロト』
「もし知ったら?」
『…サトシの寿命が尽きそうだロト』
「「「……………」」」
『それと、モニカさんからついさっき連絡きたロト。今日、帰ってくると』
「モニカさんは知ってるのか?」
『知らないロト。モニカさんがきたら僕は逃げるロト』
「「「……………」」」

ロトムでさえ保身を図るほどである。

「ただいま~♪」
「「「え…」」」

そのとき、聞き覚えのある女性の声がした。声がした方向に振り向くと、そこには、金髪のロングヘアーをなびかせる絶世の美女が立っていた。サトシの義姉にしてロケットグループの令嬢、ポケモントレーナーの世界ランキング1位、全アメリカポケモンリーグチャンピオンマスター、年収3億ドル以上稼ぐ超セレブのモニカである。

「あらレベッカ、それにエルちゃんとセレナちゃん、久しぶりだね」
「「「お久しぶりです…」」」

なぜか機嫌がよかった。

「ロトム、サトシの生活状況についての報告をいつもありがとう」
『どういたしましてロト…。それと、アイルランドとスペインの王女達がここに来ると聞いたロト?』
「ええ」

逃げると言っておきながら、結局は逃げることができなかったロトムである。

「オルハとリルから連絡があってね。それよりサトシは?」
『ハルカとヒカリという、かつてサトシが一緒に旅をした女の子達に泊まらせてと頼み込まれて、それで部屋を案内しているロト』
「そう…」

アイルランドとスペインの王女達がここに来ることをモニカはすでに知っていた。

「だけど、あなた達3人にわたしは用があるの」
「「「?」」」

そのとき、モニカはエルとセレナとレベッカを抱き寄せた。モニカからほのかな香りがしている。

「わたしのかわいいサトシとの性生活について、じっくりと聞かせてもらおうじゃないの…」
「「「……………」」」

そして、モニカはドス黒いオーラを漂わせながら、3人を自分の部屋に連行し、取り調べを行うのであった。サトシに対する超絶ブラコンのモニカである。
しかし、モニカは知らない。カレンとユイコがこの別宅に寝泊まりして、さらにファイヤーボールズがここを拠点にしていることを…。

『波導を使役せし者』11話 モニカの目論みが成功した時(サトシ×モニカ)(R-18)

カントーリーグも明日最終日を迎える。残すは決勝のみである。今日も(カレンを除く)いつものメンバーはセキエイローレットに揃っていた。
夕食を済ませた一同は、ラウンジルームで世間話をしていたのだが…

 

「…お姉ちゃん。」
「どうしたの?サトシ。」
「まだ20時過ぎたばかりなのに…皆どうしたのかな?」
「8日間もずっとサトシの応援していたから、ここに来て疲労が溜まったのよ(遅行性の睡眠薬が効いたのね♪)。王族・貴族の連中は体力がないのね♪…それよりサトシ。また何者かに狙われたら危険だから、私の部屋に行くわよ♪」
「…うん。ピカチュウ。ロトム。行くよ。」
「ピカ!!」
「了解ロト。…危険なのは、モニカさんロト。」
「…ロトム。何か言ったかしら?」
「な、何も言ってないロト。」
「…そう。あまり変なことは考えない方が良いと思うわよ。…分解されたくないならね。」
「り、了解ロト。」
「ロトム。震えてるな。どうした?」
「な、何でもないロト(サトシに話したらモニカさんに分解されるロト)。」

現在ラウンジルームにはモニカとサトシしかいない。
他の連中はモニカが仕掛けた睡眠薬の効果か?睡魔に負け、各自に割振られた部屋に戻っている。
サトシはモニカの言葉に従い、ピカチュウとロトムに声を掛け、部屋に歩み始めた。

ピカチュウは片手を上げ、サトシの肩に飛乗るが…ロトムはサトシの後方を浮遊しながら付いていく。
その時のロトム、先程のモニカの話に(超小声で)ツッコむのだが…モニカには判ったのか?ロトムに(だけ聞こえるように)小声で呟いた。
ロトムは身の危険を感じたのか?モニカの言葉に頷くと、図鑑を震わせながらサトシに身を寄せた。

 

「サトシ。風呂に入ったら?」
「そうさせて貰うよ。」 <バタン>
「…さて。ロトム。」
「な、なにロト。(ピカチュウ。部屋に入ってすぐ寝るなロト(泣))」
「私も今から風呂に入るわ。」
「い、今サトシが向ったばかりロト。」
「フフ。今日私はサトシの童貞をGETするわ。そして私は処女を捨てるのよ♪」
「(ハナコさんが居ない今、僕がストッパーになるしかないロト。ラキ、僕に力をロト。)モニカさんとサトシは姉弟ロト。それは世間的に許されないロト!!」

モニカの宿泊先であるスイートルームに着いた一同。
ピカチュウは部屋に着くなりベッドにダイブし寝てしまった。モニカはそんなピカチュウに笑みを浮かべ、サトシを風呂に向かわせた。
これで場はモニカとロトムだけになった。
モニカがロトムに話掛けた。ロトムはビビりながらも返事をするが、モニカの言葉に固まってしまった。
モニカは”今日中にサトシの童貞を奪う計画”をロトムに告げたのだった。
これを聞いたロトム。(どこから出したのか?)ラキなりきりセットを身に付けると、勇気を振絞り片側をモニカに向け言放った。かなり決ったのだが…

 

「…ふ~ん。ロトム。私の邪魔をするつもりかしら?」<カンカン>
「…。せ、世間的には許されないかもしれないけど、僕はモニカさんを応援してるロト。」
「本当に♪ありがとう。じゃあ、ピカチュウと一緒にこっちの部屋で寝てちょうだい♪」
「了解しましたロト(サトシ。こんな僕を許してロト)。」

モニカは片手でロトムの片側を掴み、もう片手にはドライバーを持ち、ロトムに2度3度と当てた。さらにモニカはロトムに笑みを浮かべている(この時目は笑っていない)。
恐怖を感じたロトムはすぐに屈した。ラキなりきりセットを下に投捨て、モニカに敬礼した。
モニカはそんなロトムを撫でると、期限良く(鼻歌をしつつ)ピカチュウを抱え、別部屋に移動した。
ロトムはサトシに謝りながらも、自分の力ではどうしよもないと判り、ラキなりきりセットを持ちながらモニカの後を追った。
結局は我身が大事なロトムだった。

 

「明日でカントーリーグも終了か。相手はオリビエか。…強敵だが、必ず勝つ!!」<ガチャ>
「その意気よ。サトシ。」
「なっ!!お姉ちゃん。勝手に入って来ないでよ。」
「いいじゃない。たまには♪それより私が身体を洗って上げるわ♪(あらあら。もう勃起してるわ♪)」

場所は浴室に変わった。
ロトムの奮闘を知らないサトシが髪を洗った後、オリビエとの試合に意気込んでいた。
そこに全裸のモニカが登場する。そして、グラマラスかつ無駄な部分が一切ない美ボディを惜しげもなく披露した。
サトシはモニカの美ボディに一瞬見惚れてしまう。そして、自身の意志とは関係無く下半身に血液が集中しだした。元々子供離れしているソレだが…モニカもその反応に大満足な様子だ。

 

<ゴシゴシ>「明日は決勝ね。オリビエは強敵でしょうけど、サトシならきっと勝てるわ♪」
「う、うん。ありがとう。」
<ゴシゴシ>「それにしても背中もたくましくなったわね♪」
「(うぅ~。緊張する。) <プニュプニュ> (ん。なんだこれは。背中にマシュマロが。)…お、お姉ちゃん。何してるの!!」
「特訓のせいかしら?背中に傷が有るから。ボディタオルじゃ痛いと思って♪気持ち良くないかしら?」
「…。気持ち良いです。」
「そうでしょう♪ほら。ちゃんと前を向きなさい♪」

サトシの背中をボディタオルで優しくこするモニカだが、サトシの空返事にニヤリとすると、ボディタオルを下に置き、豊満な胸にボディシャンプーを泡立たせて、それを背中にこすりつけた。
集中していたサトシだが、マシュマロのような柔らかな感触に意識を蘇えさせ、モニカの方を振向いた。
焦るサトシだが、男の性なのだろうか?モニカの問いに素直に答えてしまった。そして素直に元の位置に戻った。

 

それから数分間。モニカは背中に胸をこすりつけ、サトシの反応を楽しんだ。

「サトシ。次は前をこっちに向けなさい♪」
「ま、前は自分でやるから良いよ!!(こんな状態、見せれないよ。)」
<グイ>「良いから♪まあっ♪(凄い勃起ね。)…サトシ。お姉ちゃんの身体に興奮してるの?悪い子ね♪」
「うぅ~。」
「まあ。そうさせてるんだけど♪ <ペロ…チュー> 」
「はぅ!!お、お姉ちゃん。何を…。」
「<チュー> あらあら♪乳首が立ってきたわよ♪もっとして上げる。 <チュー> (下も良いわよね♪) <シュシュ> 」
「お、お姉ちゃん。」
「…カワイイ♪サトシ。私に任せなさい。」
「うん。」

そしてサトシの身体を自分に向けさせた。
モニカはサトシの下半身に目を向けた。はっきり大人顔負けのサイズにまでなっていた(長さはざっと見ても2×cm。横は4.×cm)。
モニカはペニスを見て興奮し、サトシの乳首に口を寄せ、舐めた後吸い始めた。しかもそれだけに止まらず、片手でペニスを上下にこすりだした。
気持ち良さの影響か?サトシはモニカに涙目を向けた。これを見たモニカ。我慢が出来ず、ブラコン全開でサトシを下に座らせた。

 

さらに数分後。浴室は音で満たされていた。

<ジュポ…ジュリュル~>
「お、お姉ちゃん。もっと下も!!」
「 <ジュルル♪> ここが良いのね♪ <チュ> サトシ。もっと気持ち良くして上げるわ♪バスタブの所に座って♪」

モニカは躊躇なく、サトシのペニスを口内に迎入れた。
モニカの口の中は、サトシのペニスで満ちている。さらにモニカはバキュームしつつ、唾液をまぶしたり、球袋を揉んだりとサトシを快楽に導いていくのだが…ここでモニカがさらに動いた。

 

「うん?… <ムニュ~> はわぁ~!!」
「 <ムニュムニュ♪> これがパイズリよ。どうかしら?」
「凄いよ。これ。でも、お姉ちゃん。こ、こういうの慣れてるの?」
「初めてに決ってるでしょ。…失礼ね。 <ムニュ~…ムニュムニュ♪> そんなつまらないこと考えないで、身を任せなさい。<ジュリュ♪> 」
「き、気持ち良…ご、ごめん~ <グッ> 」
「 <ビュビュビュ~> (嘘。この間より、全然量が違う。す、凄い♪) <ゴホゴホ> 」
「!!ごめんなさい。お姉ちゃん。」
「気にしないの♪私も身体を洗いたいから湯船で身体を暖めてなさい。」
「う、うん。」

モニカはサトシをバスタブに座らせると、小娘達(エル達)を圧倒し、かつ、モテない男達(タケシ達)の夢の一つである、その豊満な胸でサトシのペニスを両側から挟み込んだ。
さらにモニカは身体を上下に揺らした。一瞬サトシの一言には機嫌を損ねかけるが、胸から出ている部分を口内に収め、またもバキュームを開始した。
サトシは我慢が出来ず数秒が経過すると、モニカの口にペニスを含んだ状態でモニカの後頭部を押えて大量の精液を口内に放出した。
モニカはサトシの精液を飲むのは初めてではないが、前回よりも量が異常なため、飲み込めず吐出すのだった。
サトシは魂が抜けた表情をしていたが、正気に戻るとモニカを心配した。だがモニカは気にせず、サトシを湯船に入れ、自身の身体を洗いはじめた。

 

「はぁ~♪良い湯ね~♪」
「お、お姉ちゃん。」
「サトシ。どうかした(目線が胸に来てるわ。もう少しね♪)フフ。触りたいの♪良いわよ。」
「う、うん。 <ムニュムニュ> (柔らかい。それに…) <コリコリ> 立ってきた。」
「あん♪フフ。サトシ。次は舐めてみて♪」
「う、うん。 <ムニュ…ペロ> (お姉ちゃん。気持ち良いのかな?よし。) <チュー> 」
「ッ♪あっん♪…良いわよ、サトシ♪(もう、無理だわ。) <チュ…ジュル> サトシ、愛しているわ♪貴方の初恋は私でしょ。良いわよね♪」
「えっ…初恋はカレンさ…<ギロリ> な、何でもないです。」
「じゃあベットに行きましょう♪」
「うん。」

モニカは髪や身体を洗うと、サトシのいる湯船に入ってきた。
サトシはモニカに向合う形だが、先程の影響か?湯に浮かぶ胸から目を離せずにいる。これに気付いたモニカはサトシを誘い、サトシも誘われるがまま胸を悪戯するのだった。
サトシの行為に感じているモニカは我慢が出来なくなり、サトシの顔を両手で持上げ、濃厚なキスを始めた。
3分程サトシを味わったモニカだったが、口を離し赤面しながらサトシに告白するのだった。だがここであることが発覚した。サトシの初恋は全日本チャンピオンであるカレンであった。
だがモニカはサトシを一睨みし、途中で遮らせた。その後、サトシの手をとり風呂を後にするのだった。

 

「 <ジュプジュプ…ジュルル> ハァ。 …サトシも私を気持ち良くして♪」
「うん。(オルハさんの時みたいにすれば良いのかな。それに…)やっぱり綺麗だね。」

モニカとサトシはバスタオルで身体を拭取ると、全裸のままダブルベットに移動した。
先に動いたのは当然、モニカである。早速サトシをベットに押倒すと、勃起状態のペニスを躊躇なくしゃぶり尽くした。さらに時間が経過すると、モニカはヨダレまみれになったペニスから口を離し、体勢を180度変更しサトシに圧掛かった。これにより、二人はお互いのアソコが丸見えになった。”シックスナイン”である。
サトシはモニカのを観察しながらも、オルハのアソコを思い出していたようで…

 

「 <ジュルル> 当然よ♪」
「うん。オルハさんみた <ギロリ> 何でもないです。じゃあ… <チュウ~ジュポジュポ> どうかな?」
「あッ♪そこッ♪サトシ。もっとして♪」
「(ここが良いのかな。なら…) <ジュポ (ここかな?) グリグリ> 」
「!!イク。イッちゃう~~~!!!…ハァハァ♪…サトシ。貴方のペニスを私のココに入れて。私の処女をあげるわ♪」
「う、うん。」

体勢を変えながらもサトシのペニスをしゃぶるモニカだったが、サトシの余計な一言でまたも睨んだ。さっきよりも睨みがきつかったとか…
このモニカにサトシは言葉を詰まらせるが、自然と身体が動いた。クリトリスを丁寧に舐めつつ、人差し指を膣内に挿入し、何度も抜差しをはじめた。
この時モニカからは粘着性の音が出ている。既に感じているようだが、ここでサトシの本領(テクニシャン)が発動するのだった。
膣内に中指と人差し指を挿入すると、急所(Gスポット)を一瞬で見つけてゆっくりと押していった。モニカにも効果抜群で、大声をだし身体を震わせていた(イッた様子だ)。
そしてモニカは心配するサトシを抱寄せた。

 

「サトシ。どこに入れるのか、判る?」
「う、うん。 <ジュポ…グリ> ここだよね?」
「!! ッん♪そ、そうよ。はやく、早くちょうだい~!!」
「 <ググッ> (?…途中から先に進まない?…!!) <ブチッ> ん? お姉ちゃん!!大丈夫!?」

モニカは両足を広げてサトシに問うと、サトシは先程捉えたモニカのGスポットに中指で刺激をあたえた。モニカは声色を高めに出し懇願をしている。表情から察するに、もはや我慢の限界のようだった。
それに答える形で、サトシはゆっくりとペニスを押込んでいく(モニカの希望でコンドームなし)が、途中で先に進まなくなった。サトシは無理矢理腰を前に進めた。その時何かを破る感覚が判ったサトシは、モニカのアソコから出血しているのを発見し、慌ててモニカに話掛けるのだが…

 

「~~♪ええ、大丈夫よ♪大丈夫だから、サトシの好きなように突いて~!!」
「う、うん。」
「 <ジュプジュプ> … <パンパン> (き、気持ち良い~♪)サトシ。良いよ~♪ <…> !!…なんで止めるの~?」

モニカは涙を見せながらも、サトシの好きにするよう指示した。
これを聞いたサトシはリズムを変えてモニカを攻立てる。具体的には、ゆったりと抜差ししてたかと思えば、豊満な胸を鷲掴みしながら腰を突くスピードを徐々に加速していったり、Gスポットをペニスで擦ったりである。
だがサトシの才能は図りしれなかった。

 

「(もっと奥に…そっか。)お姉ちゃん。ちょっとごめんね。」
「どうした…!!」
「 <グイ…ググッ> これならもっと奥に…ん?」
「!! はぁ~♪シャトシ♪いま当たっている所、すごく良いの~♪」

サトシはねだるモニカをよそに、動きを一旦止めモニカの脚を広げ抱え込むと、更にペニスを奥まで押し込んだ。
サトシは正常位から屈曲位に変更し、確実にポルチオを捉えている。これにモニカは舌をだらしなく出し、完全にアクメ顔になった。世の男性では決して成せないことを簡単にやり遂げるサトシだった。もしここにセフィリアが居たら、録画しAVとして発売していただろう。

 

「そうなの?なら <ググッググッ> 」
「 <チュ♪> も、もう限界~♪ シャトシ。一緒にお願い…ね♪」
「 <ジュプジュプ…パンパン…ググッ> 出る!!…お、お姉ちゃん。外に…!!も、もうダメ!! <ビュビュビュー>(膣内に出してしまった)」

サトシはモニカに応えるため、ペニスでポルチオを何度もゆっくりと押付けた。モニカはイキたくて堪らず、サトシを引寄せると軽くキスし、耳元で呟いた。
サトシはモニカの背中を抱締め距離をさらに接近し、ペニスを入口付近まで戻し一気に侵入していく(それを何度も繰返す)。怖いのはその早い動作にも関わらずGスポットを何度も刺激していることだ。
そしてサトシはまたもポルチオを捉えた時、モニカの締まりの強さが最大になったのでイク寸前となった。
サトシはモニカの背中から手をどけ外に出そうと離れようとするが、モニカに抱締められ脚で完全にロックされた。
そしてサトシの精液は子宮内に吐出されたのだった。

 

「♪♪♪サトシ。凄く良かったわ♪…本当はもう一回位したいんだけど、今日は止めとくわ♪」
「…(子供出来たらどうしよう)…」
「♪(そしたら結婚してもらうわ♪それにしても女達に気を付けないとね。こんなの味わったら、離れられないわ♪)」

モニカはサトシの精液を全て子宮で受止めると、サトシを解放した。ペニスが抜かれた膣内からは時間程無く、精液が大量に流出し、シーツは赤い血と白い精液で汚れた(掃除するスタッフに合掌だ)。
数分後呼吸を整えた二人。モニカがサトシを抱き枕しながら髪を撫で話掛けている。非常に機嫌が良い。
そしてサトシは子供が出来ないかと不安視している。それを(読心術で)察するモニカは結婚を夢見つつ、サトシに群がる女達に一抹の不安を抱えた。
だがそれと同時にサトシの特性(テクニシャン)にオチた自分を認めた。
そして仲良く?睡眠についたのだった。

 

『…』
「サトシの嫁は私に決定ね♪」
『認めない!!』

オルハ達はモニカに薬(睡眠薬)を盛られ、挙げ句の果てにはサトシの童貞が奪われたのが判り、怒りに満ちている。
現在モニカはサトシの腕を絡めて見せつけている。サトシは冷や汗ダラダラだ。

 

「サトシ君の童貞欲しかったな~。…まあ良っか。サトシ君。私の処女を貰って♪」
「えっ!!」
「ダメ!!サトシの相手は私だけで良いのよ!!貴方達にサトシのテクニックは早いわ。絶対にサトシを近付けさせない!!」
『いやいや、昨日までは処女だったじゃん。』
「うるさい。絶対にダメ!!」

ここで一人の女性が動いた。リルである。サトシに近付き誘い出す。これにサトシは反応してしまうが、モニカが早速リルを振払い、自己中意見を述べる。
これに一同ツッコミを入れるが、自己中なモニカには関係ないようだ。

 

「おはようロト。」
「ピカチュウ♪」
「おっ、ピカチュウ。ロトム。準備万端か?今日の決勝絶対に勝つぞ!!」
「ピッピカチュウ♪」
「当然ロト。」
『…』

そこにピカチュウとロトムが登場。サトシの意志に感慨されるようにテンションを上げている。
女性達はモニカと言い争っていたが、標的をロトムに変更するようで…

 

「良し。ピカチュウ。ロトム。特訓にいくぞ。」
「ピカチュウ♪」
「了解ロト。…な、なにロト。」
「おはようございます。ロトム。」
「(目が笑ってないロト)オルハさん。おはようございますロト。皆さんもおはようロト。」
『おはよう』

サトシがピカチュウとロトムに声を掛け特訓に向かうが、オルハがロトムを捉えた。ロトムはオルハ達の異変を最初から判っていたため、場から早く居なくなりたかっていた。

 

「ロトム。昨日は何でモニカを止めなかったのですか?貴方は何のためにいるのですか?」
「ロトムは私の味方よ♪応援してくれるって言って、自分からピカチュウと別の部屋に移動してくれたわ♪」
『何してるのよ。ロトム!!』
「…。うわ~ん。だってモニカさんが怖かったロト。ドライバー片手に攻めてきたロト。分解される所だったロト。」
『…。モニカ(さん)。』
「あら、そうだったかしら?全然記憶にないロトね♪」
『…。』
「おい、ロトム。行くぞ。」
「サトシ~!!ごめんロト。僕を許してロト。」
「?良く判らんが、ロトムにはいつも感謝してるぜ。さあ、行くぞ。」
「サトシ。大好きロト。一生着いてくロト~。」
「?あ、ああ。」

早速尋問が開始された。一同に責められるロトムは本音を伝えた。それを聞いた一同はモニカを一斉に見るが、モニカはとぼけた。
そこにサトシがロトムを探しに戻ってきた。ロトムはそんなサトシにくっつき謝るのだった。
ピンとこないサトシだが、日常サポートに徹しているロトムには非常に感謝していた。優しさに触れたロトムは感無量だった。

 

 

19 欧州編 天使の激怒!サキュバスの誘惑!(R-15)

ファイヤーボールズのイベントが終了して夕方…。ロケットグループ別宅…。そのラウンジにサトシはいるが、目の前にセレナとエルがいる。このときの2人は、仁王立ちして黒い表情になってサトシを睨む。睨まれたサトシは冷や汗をダァーッと体から大量に流れ始める。言葉を間違えれば自分の命が危ういような感じである。
このとき、同じラウンジにレベッカとサトシのピカチュウとロトムがいる。カレンとユイコはプールで遊んでいる。

「ねえサトシ…なんでファイヤーボールズのバトルに参加したのかな…?」

ヤンデレと化したセレナが重圧を込めて質問をする。

「…賞金が出るというので参加したんだ…」

サトシは説明する。嘘はついていない。

「じゃあこれはなんなのかな?」

セレナと同じくヤンデレ化したエルはサトシの目の前に新聞を出した。その新聞には号外と書かれている。サトシはその新聞を読むと、真っ青になった表情になった。
新聞の見出しには『ロケットグループ御曹司サトシ!ファイヤーボールズのメンバーであるロレイン・オールストレームと熱烈なキス!』。内容にはこう書かれていた。

『御曹司サトシはカロスクイーン・エルと交際するもロレインさんと浮気!ファイヤーボールズの15歳以下のメンバーの中でも、彼女はスタイルがよいのが有名。ダイナマイトグラマラスボディと言われるほどの豊満なスタイルを持つだけでなく美貌も併せ持っており、ファイヤーボールズのバトルコスチュームを身にまとった彼女に男性陣はメロメロ。そんなロレインさんに直撃すると「エルという小娘からサトシ君を奪う!」と略奪宣言!御曹司サトシを巡る女の戦いが勃発寸前までに発展したと思われる。これについて同僚であるマルグリットさんから話を聞くと「サトシの恋人兼婚約者になるのはあたし!」とロレインさんを含む全国の女性サトシファンに宣戦布告したとか…。それにしても御曹司サトシ、モテない男達のために爆発しろ』

どう考えても、サトシ大好きな女の子達を刺激し兼ねない内容である。最後のところは突っ込まないように…。

「あたし達がいるのに、なんでファイヤーボールズのところに行くのよ!!?」
「賞金のためにってサトシ君、いっぱいお金持ってるじゃない!!」
「「うわ~ん!!」」

セレナとエルは泣いた。

「女を泣かすなんて最低だな」
「いや、諸悪の根源はレベッカさんですよ!?」

と、レベッカにツッコミを入れるサトシである。

「じゃあ世間にこう言えばいい。俺はエルさんとセレナを妻に迎えると」
『日本は一夫多妻制じゃないから無理ロト』
「それじゃ、セレナは妻でエルは愛人」
「なんでわたしが愛人なのですか!?」

泣いているエルにツッコミを入れられるレベッカである。

『だけどよく考えてみたら、セレナとエルさんはロレインさんに勝てるのロト?』
「「……………」」

ロトムの指摘にセレナとエルは沈黙した。
相手はファイヤーボールズのメンバー、波導使い、世界トップクラスの実力トレーナー、年不相応の豊満過ぎる体付きと美貌。勝てる要素は…ゼロ。

「「うわ~ん!!」」

そう考えたセレナとエルは再び泣き出した。

『勝てる要素はひとつだけあるロト』
「「?」」

ロトムはそう述べると、セレナとエルは泣き止んだ。

『ロレインさんは風俗嬢。この意味はわかるロト?』

ロトムの指摘に2人は悩んだ。

「男性客を多く相手にして…」
「汚れている…」
「「うん!」」

勝てる要素を見つけたセレナとエルはロレインに対する対抗心を燃やし始めた。

『サトシだったら、泣いている女の子にどう接する?』
「…う~ん…」
『ここで悩んだらダメロト。恋愛において重要だロト』

言われてみれば確かにそうだ。

「じゃあセレナ、エルさん、俺はどうしたらいいの?」

サトシは聞いてみた。

「「……………」」

セレナとエルは沈黙。

「じゃあ…俺と一緒に大浴場で風呂入らないか?」
「「うん♪」」

と、サトシはセレナとエルを誘う。2人はその誘いに乗った。サトシらしくない発言だが、実は水着着用でお風呂に入ろうと考えていた。混浴でも水着着用なら平然と入れる。しかし、その期待は裏切られた。

 

現在、その大浴場。サトシとセレナとエルは洗いっこしていた。このときの3人は全裸である。水着着用とサトシは2人に説明するも…。

「お風呂に入るときは裸なの!」
「なんで水着を着るのかな?」

2人に拒否された。ちなみにレベッカは裸で大浴場の湯船に浸かってのんびりとくつろいでいる。
ちなみに、ピカチュウとロトムはサトシの部屋にいる。電気タイプのポケモンが大浴場にいたらリスクを伴うのは言うまでもない。とくにロトムが一番危険。なぜなら、融合しているタブレット式のポケモン図鑑が防水性を持っていない可能性がある。ポケモン図鑑が壊れたら、ロトムはどうなるのかといえば、単純に分離するだけだと考えられる。
そんなときだった。

「あら、サトシ君じゃない」
「カレンさん!?それにユイコさんまで!?」

カレンとユイコが全裸で現れた。大浴場だから全裸になるのも無理はないけど、サトシにとって動揺すべき一大事でもある。
ちなみに2人はサトシがいるにもかかわらず大事なところを隠そうとしていない。アンダーヘアもちゃんと整っている。

「あの、俺出ます!」
「待ちなさい」

サトシは逃亡を図るもカレンに止められる。
それから数分後…。気がついたらサトシは、カレンに背中を流してもらっている。ついでに髪も…。
セレナとエルはレベッカの傍で湯船に浸かりながら…。

「「「むぅ~」」」

レベッカと一緒に3人でその様子を羨ましそうに睨んでいた。

「あ…サトシ君…それなに?」

そしてカレンは気づいた。サトシのあれがフルボッキしていることに…。

(終わったーーー!!!)

サトシは絶望した。初恋の相手であるカレンにこの状態を見られたことに…。

「サトシ君立派ですね」

隣りで体を洗っていたユイコにまで見られている。

「で、なんなのよこれ?」

カレンは改めてサトシに聞いた。言葉を間違えれば寿命が縮まるに違いない。

「えっとその……カレンさんに興奮しちゃって…」
「え?」
「「はぁ!!?」」

カレンに興奮してこうなったとサトシに説明されたみんなの反応。カレンは唖然とした表情になり、セレナとエルは怒った表情をしている。
それから数分後、みんなで普通に湯船に浸かっている。

「それでサトシ君、ロレインとの熱愛、どう清算するの?」

カレンは睨み付けるような表情でサトシに聞いた。

「えっとその…彼女がいるので諦めてほしいと…」
「妥当な判断ね。でもねサトシ君、ロレインはサトシ君を好いている女に宣戦布告しているのよ?」
「う…そ…その…」

サトシはタジタジになる。

「ロレインさんにわざと嫌われるようなことをすればいいじゃない」

と、セレナは提案。

「そんなことできないよ!ロレインさんが傷つく!」

サトシは拒否。

「ついでに説明するが…」

ここでレベッカが割って入った。

「ロレインはデンマーク貴族オールストレーム子爵家の四女。世界トップクラスのポケモントレーナーにして波導使い。母親がファイヤーボールズの親会社ファイヤーコーポレーションの社長で先代のデンマークチャンピオンの顔を持つ。カルロッテさんの妹2人も全国チャンピオンに匹敵するポケモントレーナーだが、AV女優としての顔を持っている。母親もAV女優だそうだ。普通に考えたら、エルがロレインに勝てるわけないだろうな」

そう、ロレインはデンマーク貴族。風俗嬢という概念を除くと、サトシがロレインと結ばれるメリットがエルより多いといえる。

「だけど、最終的に選ぶのはサトシ君です!」

と、エルは言う。まさに正論である。

「では聞くがサトシ、お前に好きな人はいるか?」

レベッカはサトシに質問する。サトシにとってもサトシ大好きな女の子にとっても重要である。

「……えっと………」

サトシは考えるも、どうしてもカレンのほうに向いてしまう。

「なんで姉さんなんだよ?」
「あ…」
「しかもなんで姉さんに対してビンビンなんだよ?」

レベッカの指摘にサトシは気づいた。カレンのほうを見ていると…。それに気づいたレベッカは不満そうな表情になっていた。

「いやその…」

サトシは言葉を選び始めた。

「カレンさんが綺麗だから」
「「「はぁ!!?」」」

言葉を間違えたサトシ。それに敏感に反応するセレナとエルとレベッカである。

「つまり、あたし達が綺麗じゃないから興奮しないわけ?」
「そんなことないよねサトシ君?」
「返答によっては朝まで相手してもらうぞ?」

3人はサトシに詰め寄る。

「いやその…比べられないよ!みんな綺麗だから!」

最終的に選んだ言葉はこれである。

「あんた達ね、サトシ君がかわいそうでしょう」
「「「……………」」」

カレンは割って入ってサトシを擁護する。

「失礼しました!!」

そしてサトシは逃亡。

 

それから時間が経過。サトシはラウンジにいる。ちなみにピカチュウはレベッカ達と一緒にいるが、ロトムはサトシに関する情報のデータ整理している。

「サトシ君」

そのとき、カレンさんが現れた。
その後、サトシとカレンはひとつのテーブルについてオレンジジュースを飲み始めている。オレンジジュースはラウンジにあるカップ式自動販売機で購入したものだが、料金は無料。ボタンひとつで購入できる。

「まったく、落ちこぼれのあなたがここまで成長するとは思わなかったわ」
「落ちこぼれって、酷いですよそれ…」
「マサラタウンのトレーナーズスクールでいつもビリだったそうじゃない」
「……………」
「まあでも、カントーリーグを優勝したまではいいけど、まさかオリビエを倒すとは思わなかったわ」
「そんなに有名なんですか?何度もオリビエという名前を聞きましたが?」
「オリビエは数多くの国際大会に出場してほとんど優勝して、その実績でU-18ポケモントレーナー世界選手権のフランス代表シングルスに選ばれているの」
「U-18ポケモントレーナー世界選手権?」
「去年開催された世界大会よ。オリビエはベスト8にまで勝ち進んで、U-18ポケモントレーナー世界ランキング8位にまで昇り詰めたわ。ちなみに優勝したのはファイヤーボールズのマルグリットよ」
「やっぱりすごいなマルグリット」
「ついでにいうが、レベッカもその大会に出て、決勝でマルグリットに負けて準優勝」
「レベッカさんも!?道理で強いと思いましたよ」
「アーサー連合って知ってるでしょ?」
「はい」
「アーサーはサトシ君に目をつけているの。無名のトレーナーが世界ランキング8位のオリビエを倒したことでね」

サトシとカレンは話し込んだ。

「それでサトシ君…お願いがあるんだけど…」

そのとき、カレンは表情を赤らめながらモジモジし始めた。まるで思春期の女の子のように…。

「お願い、ですか…?俺にできることがあればいいんですけど…」

無邪気なサトシはこう述べる。

「じゃあわたしを……妊娠させて!」
「はい!!?」

妊娠させて…。その言葉を聞いたサトシは驚愕を隠せない表情になった。一体全体、どういった流れでこんなことになるんだとサトシは考えた。

「どうして?」

サトシは聞いてみた。

「うちの両親がお見合いを持ち掛けられて、わたしとユイコはそれがいやでここにいることは知っているでしょ?その両親から連絡きたのよ。精子バンク利用していいから子供を産めと…。フレイヤー家の存続が危ういと…」
「精子バンク?」
「簡単にいえば、精子バンクを扱っている病院や企業などに申し込めば女性は相手がいなくても妊娠できるというものよ。だからわたしはカチンと来て両親にこういってやったわ。「種馬ならこっちですでに用意している。その種馬はカントーリーグ優勝者で波導の勇者アーロンの血族。ある財閥の御曹司で年齢は12歳」とね」
「まさか…」
「ごめんサトシ君協力して!あなたに害が及ばないようにするから!」

カレンは保身を図って、サトシを巻き込むも、サトシに害が及ばないように努力すると話す。カレンが言う種馬とはサトシのことであるが、たしかに相手がサトシなら家柄でも血筋でも申し分ない。サトシは別名『マサラの種馬』と呼ばれているとか…。

(あのカレンさんと…あのカレンさんと…!)

初恋の人とイチャイチャできる…。サトシはそう考えて迷わず…。

「わかりました。可能なかぎり協力します」
「ありがとうサトシ君♪」

OKを出してしまった。そしてカレンは嬉しさのあまり、サトシの唇に自分の唇を当ててキスし始める。そのキスは終わった。
そんなとき、着信音が鳴り響いた。カレンのスマホである。カレンはスマホを手にとって電話に出ると…。

『カレン~助けて~(泣)』
「カルロッテ!?」

ファイヤーボールズのカルロッテである。なにか困っているようだ。

『わたし達ファイヤーボールズが宿泊している帝国ホテルが火事になって、それで別のホテルを探さなければならなくなったのよ~』
「火事!!?」

トーキョーシティにある帝国ホテルが火事になってしまったということである。火事という言葉に反応したサトシは慌ててテレビをつけると、帝国ホテルが火事になっている様子がテレビに映し出された。

「全員無事なの?」
『なんとかね…』
「別の部屋空いてないの?」
『満室状態だから無理なのよ…。ねえサトシ君そこにいる?』
「いるけど…」
『代わって』

カルロッテはサトシに代わってと要望すると、カレンは自分のスマホをサトシに手渡す。

「もしもし…」
『サトシく~ん♪さっそくだけど、あなたの家に行っていい?寝るところがほしいの』
「いいですよ。部屋は全部で200以上ありますから」
『助かるわ~♪お礼にわたしがうんっとサービスするからね~♪』
「いや、それはいいです」
『さっそくみんなでそっちに行くからね』
「ええ。夕食は大丈夫ですか?食べてないなら用意しますけど」
『ホントに!?助かるわ~♪じゃあ改めて、そっちに行くから、じゃあね♪』

通話を終えたサトシはカレンにスマホを返す。

「なんでこっちに呼び寄せるのよ?」
「だって、困っている人を助けないわけにはいかないじゃないですか」

サトシの対応に不満を抱くカレンである。
ちなみに、帝国ホテルの出火原因は、老朽化したガス管に亀裂が生じてガスが漏れ、客がたばこを吸うためにライターを着火した瞬間に爆発し、火事に至ったとされる。にも関わらず、死者どころかケガ人はゼロである。ちなみに客は真っ黒焦げでケホッだけで済んだ。まさに奇跡である。ギャグじゃなかったら死んでいた。

 

数十分後、2台の大型バスがやってきた。大型バスは2台ともロケットグループ別宅の大きな門から敷地内に入って、屋敷入口前に停車。入口前には、サトシ、レベッカ、エル、セレナ、カレン、ユイコがいる。そのほかに、サトシのピカチュウとロトムがいる。このとき、レベッカとエルとセレナは目が点した表情になっていた。
バスからファイヤーボールズのメンバー全員が荷物を持って降りて、バスに積んでいる大きな荷物を下ろして、バスはそのまま行ってしまった。

「「「お世話になりま~す♪」」」

と、ファイヤーボールズは元気よく挨拶する。

「サトシ君ありがとう」
「うわっ!カルロッテさん、ちょっと離れて」

カルロッテはサトシに抱きついて、サトシの頬っぺたに何度もチュッチュしたとか…。

「お姉様離れて!」

と、ロレインはサトシからカルロッテを引き離す。

「サトシ~、今日は一緒に寝ましょう♪」
「マルグリット!」
「うぅ~」

マルグリットはドサクサに紛れてサトシに抱きつく。

「マルグリット、この子にサービスするのはわたしよ♪」
「ギンノさん?」
「ちょっと!どこ触ってるんですか!?」

そのとき、ギンノが割って入ってサトシに抱きついて、しかもズボンの中に手を入れてサトシのあれを触るギンノであった。

「あ、わたしトーホクチャンピオンのギンノよ。サトシ君のことは聞いているわ。よろしくね♪」
「うぅ~」

ギンノに気に入られるサトシである。それだけじゃなかった。ファイヤーボールズのみなさんはサトシの貞操を狙っている。目がやばい…。

『待つロト!』

そのとき、ロトムが割って入った。

「あなたは?」

ギンノは聞いた。

『僕はロトム。サトシのパートナーにしてポケモン図鑑でもあるロト。よロトしく』
「「「喋ってる!!?」」」

ロトム図鑑を知らないファイヤーボールズのみなさんは驚愕した。

『サトシは英才教育と帝王学を受けている身ロト。みなさんの相手をしている暇はないロト』

ロトムは正論を述べるが…。

「カルロッテ、荷物の中に工具セットあったはずなんだけど」
「ああこれね」

カルロッテは荷物の中から工具セットを取ってギンノに手渡すと、ギンノは工具セットからドライバーとペンチを手に取った。

『ロトー!!』

工具セットを目の当たりにしたロトムは恐怖の叫びをあげた。あきらかにロトムを分解するといわんばかりの脅迫行動である。
なぜファイヤーボールズが工具セットを持っているのかは不明である。

『だ…だけどサトシがいい男になるためには仕方ないことだロト…』
「それもそうね」

ロトムは負けず、正論を述べた。ギンノは引いた。

「今日の英才教育はなにやるの?」

カルロッテは聞いた。

『金融だロト』
「金融より保健体育がいいんじゃない?」
『保健体育はもうやったロト。応急処置関連だロト』
「……………」

もし、保健体育だったら、風俗嬢達は迷わずサトシの家庭教師に名乗り出るだろう。

 

その後、サトシはファイヤーボールズのみんなを招き入れ、3階と4階の客室をそれぞれ案内する。全部個室で内装と施設が高級ホテル並みで、みんなは満足する。

「自分の家だと思ってくつろいでください」
「「「はーい!」」」

サトシはファイヤーボールズのみんなにこう話すと、みんなは笑顔になって返事をする。

「サトシの部屋がいい!」

マルグリットはサトシの部屋を指定するも…。

「「ダメ!」」

エルとセレナは断固として拒否。

「あんた達が拒否する権利はないでしょ!」

マルグリットは食い下がった。

「「「うぅ~!!」」」

3人は睨み合った。その様子をロレインはこっそり見ているが…。

(チャンスだわ…。サトシ君と寝るのはわたし…。神様がくれたチャンスを無駄にはしない)

と、野心を抱いているとか…。

 

それから時間が経過。サトシは図書館で英才教育。家庭教師はロトム。一方、カレンはカルロッテとギンノと一緒に、地下2階の屋内バトルフィールドにいた。

「随分といい施設じゃない。ファイヤーボールズの練習場所として最適だわ」
「わたしもこっそりポケモンの特訓をしているからね」
「カレン、なんとかサトシ君と交渉できないかしら?トーキョースタジアムをいつでも貸し切りできないし、ホテル代も浮くし」
「別にいいけど」

風俗嬢兼AV女優であるカルロッテだが、今の表情はファイヤーボールズのトレーナーになっている。
たしかにロケットグループ別宅は合計12のバトルフィールドがあり、無人ながらポケモンセンターもある。練習場所としての環境が整っており、カルロッテはファイヤーボールズの拠点をしばらく置いておきたいというのが本音である。

「使用料はサトシ君に対するわたし達のサービスで」

と、ギンノは述べると…。

「いいわね♪サトシ君喜ぶわ♪」

カルロッテは同調するが…。

「使用料については交渉するからサトシ君に手出さないように」
「「え~」」
「え~じゃない!」

カレンに拒否される。

 

その後、英才教育の金融が終わったサトシ。図書室から出ると…。

「サトシ君」

カレンに声をかけられた。後ろにはカルロッテとギンノがいる。
それから図書館に戻ってテーブルについて、カルロッテから事情を説明される。

「バトルフィールドの設備とトレーニングルームと無人ポケモンセンターなどいろいろ使いたいの。使用料はちゃんと払うから、使わせて」

と、交渉される。

「わかりました。親父に連絡します。俺だけじゃちょっと判断できませんからね」

サトシはスマホを手に取ってサカキに電話する。

「親父、忙しい?」
『いや、どうしたんだ?』
「実は…」

サトシはサカキに事情を説明する。

「たしかに、トーキョースタジアムの使用料は減るけど、ロケットグループ別宅の使用料は稼げると思う。利益は十分確保できると思うけど…」
『なるほど…。トーキョースタジアムは多くのイベントを用いるが、ずっと貸し切りになるとこちらもデメリットが生じるし、相手もデメリットでしかない。ロケットグループ別宅の施設の貸し切りとなれば、そのデメリットは多少ながら解消されるだろう。使用料はどれくらい出すと言っている?』
「そこまで深い話に行ってないよ。判断できないから親父に連絡したんだ」
『うむ、その判断は正しい。明日、暇なアポロをそちらによこしてビジネス的な交渉を進める。それにしても、帝国ホテルが火事とは、災難だな』
「うん。今日だけ勘弁してくれ」
『わかった。身体に気をつけてな』

電話が終わったサトシはスマートフォンを懐にしまう。

「カルロッテさん、明日、アポロさんっていうロケットコンツェルンの専務取締役がこっちに来て、交渉するとのことです」
「ありがとうサトシ君!」

嬉しさのあまり、サトシに抱きつくカルロッテである。

「ちょっとカルロッテ、サトシ君から離れなさい!」

カレンはカルロッテをサトシから引き離す。

「いいじゃない。この子にAV女優とはどういうものなのかを教えても」
「ダメ!!」

それでもカレンは拒否する。

 

そして就寝の時間…。サトシの部屋…。

「なんでサトシこないの?」
「なんでなの?」

サトシのダブルベッドにセレナとエルがいる。しかも、サトシがいない。下着姿となってサトシを待っているが、サトシがなかなか来ない。
そのサトシはというと…図書室で経営に関する科目を自習している。なぜ経営なのかというと、使用料に関することがきっかけである。トーキョースタジアムの使用料は貸し切りとなると高額で、さらにイベントの機会も多く、運営権を持つロケットグループと貸し切りを希望する相手にとってデメリットでしかない。自分がやりたいのは、ポケモントレーナーが旅をしやすく強くなりやすい環境を整えることであると、サトシは目標を見つけたのである。
そんなときだった。

「誰?」

サトシは声を上げた。誰かが来た気配を感じたのである。

「わたしよサトシ君」
「ロレインさん」

ロレインである。

「どうしてここに?」
「眠れなくて彷徨っていたらサトシ君の気配を感じて…。サトシ君は自習?」
「ええ」

ロレインがきたのはそのためである。

「お邪魔だったら出るわ」
「いえ、もう終わりましたから、ラウンジに行きません?」
「うん」

サトシはロレインをラウンジに誘った。

 

それからラウンジに移動。誰もいないので、今はサトシとロレインの二人きり。そして二人はオレンジジュースを飲んで談話する。

「ねえサトシ君、お願いがあるんだけどいいかな?」
「ええ。俺にできることがあれば…」
「…わたしを抱いて…!」
「え…!?」

ロレインは自分を抱いてとサトシに迫る。

「いやその…」
「…そう…風俗やって汚れたわたしを抱きたくないものね」
「そんなことないですよ!ロレインさんはキレイですもの」
「…ホントに?」
「うん」
「じゃあ証明して」
「…図書室に寝室があります」

ロレインは『天空泣き落とし』という技を使用。サトシはこれにはまって了解してしまった。

 

そして図書室に移動。図書室の中に寝室があり、客室ほどではないが広々としている。広さは12畳でベッドはシングルベッド。32インチの薄型液晶テレビが備わっている。シャワーとトイレは別々についている。ちなみに図書室内にもちゃんとトイレがある。
サトシとロレインは裸になってベッドの上でイチャイチャし始める。そして1時間が経過。そして正常位の態勢で挿入に入ると…。

「サトシ君、コンドーム使わなくていいから」
「でも…」
「大丈夫」

ロレインはコンドームの使用を拒否。サトシは自分のあれをそのままロレインの中に入れる。
それから数十分後…。

「シャトシ君すごい!すごい!すごく気持ちいいよ!!」

サトシの特性『テクニシャン』によって、ロレインはアクメ顔となった。そして、騎乗位になってロレインはサトシを攻めてキスしまくる。絶頂を迎えると、サトシはそのままロレインの中に射精した。サトシのあれがロレインから離れると、ロレインのあそこからサトシの精液が流れ出た。しかし、サトシのあれは萎えていない。

「もう一回!もう一回よサトシ君!」
「ロレインさん、ちょっと!顔がやばいって!」

ロレインは目がハートになってサトシに迫って、反り立ったサトシのあれを自分のあそこに入れて、騎乗位の状態でサトシに迫って、さらにディープキスし始める。このときのロレインは超人的な力を発揮しているとか…。
それから数時間が経過。

「こんな感覚初めて……もうわたし…サトシ君しかエッチできない…サトシ君好き…」

サトシとの行為で何度もイッて、ついに果てたロレイン。サトシはというと…。

「うぅ~…」

ロレインに生気を吸い取られて干からびたような状態であった。
ちなみに中出しした回数は全部で5回。

「喘ぎ声すると思ったらロレインとセ〇〇スしてたとはね…」
「「マルグリット!?」」

そのとき、マルグリットが現れた。

「次はあたしよサトシ」
「ダメよマルグリット!サトシ君はわたしの…!」
「うっさい!サトシとやらせろ!!」

マルグリットはロレインを突き飛ばし、服を脱いで裸になった。マルグリットの豊満なスタイルを目の当たりにして、サトシは思わず自分のあれがビーンと反り立った。

「勘弁してくれマルグリット…5回もやられたんだ…」
「5回も!?5回もやってオ〇〇〇ン元気なの!?それじゃ何度もやれるでしょ♪」
「せめて…コンドームだけでも…」
「いらないわ。じゃあ、あたしの処女をじっくり味わってね」

マルグリットはそのままサトシのあれを自分の中に入れる。このときは騎乗位の状態。中に入れた瞬間、ブチッとちぎれるような感覚がした同時に、マルグリットの表情は痛みを感じて苦しそうになっていた。同時にマルグリットのあそこから血が流れてきた。処女膜がちぎれての出血で、処女喪失した証拠でもある。

「大丈夫かマルグリット?」

そんなマルグリットにサトシは優しく抱き締める。

「大丈夫よ…。やさしいのねサトシ…ますますあなたのこと好きになっちゃう…」

サトシのやさしさに触れ、マルグリットはサトシにディープキスする。ディープキスしながら腰を動かしてサトシを感じる。
それから数十分後…。

「シャトシしゅご~い…もっと~…もっと~…!」

ロレインとの行為でさらに向上したサトシの特性『テクニシャン』に、マルグリットはアクメ顔になって何度もイカされていた。このときのマルグリットの目がハートになっている。さっきまで処女だったのに、ここまで変貌するとは、さすがスーパーマサラ人である。
さらに数十分後、このときの状態は騎乗位である。イキそうになったサトシ。さすがに中出しはまずいと思ったサトシは自分のあれを抜こうとするが、マルグリットは離さなかった。そして、サトシは絶頂してマルグリットの中に射精して、マルグリットはイッたという。サトシは自分のあれをマルグリットから抜くと、マルグリットのあそこからサトシが射精した精液が流れ出てきた。多少ながら血が混じっている。

「もう…無理…」

サトシはダウン。

「サトシ君から離れて!」
「ロレインこそ離れて!」
「「う~」」

ロレインとマルグリットはサトシを巡って争い始める。そして数分後、3人は眠りについた。ロレイン、サトシ、マルグリットという位置で眠っているが、ロレインとマルグリットはサトシに寄り添いながら眠ったという。

 

翌日の朝…。みんなは起床。ラウンジに集まってジュースを飲んでいるが…。

「「……………」」
「……………」

エルとセレナは睨んで見下ろしている。目が非常に怖い。

「あたし達…待ってたのに…」
「なんであの二人とエッチしてんのよ…」

睨んで見下ろしている相手は、正座して冷や汗を掻いているサトシである。

「サトシ君はあんた達じゃ満足できないそうよ」
「貧相な体をしているあんた達じゃ、サトシの相手は務まんないわね」
「「なんですって!!?」」

ロレインとマルグリットはセレナとエルに挑発する。

「ぶっちゃけ、サトシ君とエッチしてどうだったの?」

テティスは聞いた。

「もう最高よ♪」
「5回も中出しされたけど全然萎えないもの♪」
「中毒になっちゃうわ♪」
「もうサトシ君しか考えられない♪」

マルグリットとロレインは嬉しそうに感想を述べた。

「ねえサトシ君…わたしもいい?」
「「ダメ!!」」

テティスはサトシを誘うも、セレナとエルは拒否。

「なんであなた達が拒否するのよ?サトシ君と毎晩やりまくってたくせに」

2人に対して怒りを露わにするテティス。

「サトシの彼女だからいいの!」
「そうよ!男とやりまくって汚れているあなた達にとやかく言われる筋合いはないわ!」
「「「なんですって!!?」」」

セレナとエルの言葉にファイヤーボールズの美少女達は怒りを露わにする。一触即発になりかねない状況だった。

「お前達ケンカするな。サトシがもうエッチしたくないと言いそうだから」
「「「……………」」」

レベッカの言葉にみんなは沈静化する。サトシに嫌われたらおしまいというのは共通している。
そして数分後…。

「30分間の全力マラソン、ストレッチ、トレーニング器具を使ったトレーニング、波導トレーニング。随分とハードですね」

レベッカは一枚の紙を持って読み上げた。それについてカルロッテは答える。

「これぐらいのメニューをこなさないとファイヤーボールズにいられないわ。風俗やAV女優という職業も体力は使うし…」
「食事のメニューもこだわってますね」
「あなた達も参加してみる?」

カルロッテはサトシ達を誘った。

「わたしは別にかまいませんが、サトシはどうする?」
「俺もかまいません。授業は昼からとなっていますので」

レベッカとサトシはやる気満々である。

「あんた達もどう?」
「「……………」」
「これぐらいのハードをこなせないようじゃサトシの相手は務まらないわよ?」
「「やってやるわよ!!」」

マルグリットの挑発に乗ってしまったセレナとエル。
結局みんな、ファイヤーボールズのトレーニングに参加することになった。カレンとユイコを除いて…。

「ちなみにわたしは参加できないから。ロケットコンツェルンの専務取締役と会うことになっているからね」

カルロッテは不参加。理由は述べたとおりである。