24 国際大会編 アローラ組登場!スイレンVSマルグリット!

グランドフェスティバル・トーキョー国際大会の4日目にして最終日。午前中はセレナVSエル、リサVSイーシャに分かれた。会場はトーキョードーム。会場は超満員でサトシ達もいる。コンテストバトルのルールはダブルバトル。書くのが面倒くさいので省略します。
セレナとエルのコンテストバトルで勝利したのはエル。カロスクイーンの意地を見せた。続いてリサとイーシャのコンテストバトル。お互い、メガシンカを使っての攻防戦。それを制したのはイーシャである。
そして午後…。エルVSイーシャ…。二人は火花を散らしている。

「わたしが勝ったら今度こそサトシを諦めて」
「そのセリフ、そのままそっくり返すわ」

サトシを巡ってである。
エルはフレフワンとマフォクシーを出す一方、イーシャはラティオスとツタージャである。そしてコンテストバトルがスタート。
イーシャはいきなりラティオスをメガラティオスにメガシンカ。これによって、エルのポイントが削られる。エルも負けなかった。ツタージャ相手に『ブラストバーン』を出すなど容赦はなかったが、ツタージャは『ハードプラント』で対応。さらにイーシャは波導を行使して、エルを追い詰める。
しかし、エルは一糸を報いてイーシャのポイントを大きく削るが、メガラティオスとツタージャの攻撃によって、エルのフレフワンとマフォクシーが戦闘不能になった。イーシャの勝利である。
この国際大会の優勝者はイーシャに決まった。

 

それから…。

「サトシ~♪」
「……………」

優勝したイーシャはサトシにベッタリだった。

「「「うぅーーー!!!」」」

負けたセレナとエルとリサは『ブラストバーン』のごとく嫉妬の炎を燃やし始めた。

「それじゃあ、イーシャ姫とバトルして勝ったらサトシを独占できるというのね。やってやるわ」
「…………」

マルグリットはやる気満々だった。ファイヤーボールズの美少女達もである。イーシャはわかっていた。こいつらに勝つのは無理だと…。

「サトシこっち!」
「「「待てーー!!」」」

イーシャはサトシを連れて逃亡。サトシ大好きな女の子達は追撃。

 

以降は時が流れた。3ヶ月が経過した。その間にいろいろな出来事があった。

ファイヤーボールズは遠征を終えてデンマークに帰国しようとするも、マルグリットとロレインがサトシと離れるのを嫌がっていた。しかし、カルロッテがそれを許さず、みんな一緒に帰国していった。同時に、リルとリサ、オルハとイーシャ、そしてエルとセレナもそれぞれの母国に帰国。とくにオルハとイーシャはロケットグループとの関係をさらに進展させたと両親に報告する。ハルカとヒカリはそれぞれの実家に戻っていった。

それから1ヶ月経過すると、アイルランド王女であるオルハが懐妊されたと全世界に報道された。精子バンクを利用したと世間に公表されるが、実際はサトシとの行為で妊娠した。サトシの子供を孕もうと企んだモニカとリルとカレンは妊娠に至らなかった。同時に、サトシとイーシャの婚約が正式に発表された。記事の内容はこうだ。

『タイトル「ロケットグループ御曹司サトシ氏とアイルランド王女イーシャ姫の婚約!!」サトシ氏はカロスクイーンのエルさんという恋人がいたはずなのだが、イーシャ姫はサトシ氏を寝取って略奪したとされる。これについてエルさんからのコメントが発表された。「信じられない!絶対にサトシ君を取り戻す!!」とイーシャ姫に怒りを露わにしていた。それだけにとどまらず、全世界のサトシファンの女子達が一致団結して、この婚約に反対するためにデモ行進。プラカードには「わたし達のサトシ様を取るな!」、「サトシ様を返せ!」、「打倒イーシャ姫!」と一部過激な発言が飛び交うようになった』

随分と詳しく書かれています。一部、号外として流れているのだった。

サトシが英才教育と帝王学の過程を終えて、ポケモン関連事業を展開。そのサトシを補佐するのは、サトシの秘書と自称するレベッカ。ロトムの調査能力とレベッカの有能性が加わったおかげか、ポケモン関連事業は成功に収める。ポケモン関連事業とは、ポケモングッズとモンスターボールなどの製造だけでなく、ポケモンジムとポケモンセンターのリフォーム、各地のポケモンスタジアムなどのリフォームなど、それぞれに出資して手掛けている。それらから生まれる利益は大したことないのだが、広告を出しているので、広告収入だけで十分な利益を確保している。
現在はロケットデパートで、ポケモングッズの販売やポケモンスクールの開講などを行っている。ロケットデパートとは、ロケットグループが運営する大型百貨店。食料品や日用品や家電製品、さらにポケモングッズなど全ての分野を取り扱っている。庶民とトレーナーにやさしい百貨店で、屋内にポケモンセンターとバトルフィールド、ポケモンスクールまでもある。
すぐ隣には、同じくロケットグループが運営する高級ホテル「トーキョー・ローレット」がある。地下5階から23階建てで部屋の数は438室。そのうち20室はスイートルームで18階から22階。22階にあるスイートルームが一番高く、22階と23階フロア全域を貸し切り状態にできるという特典がある。富裕層の間で人気が高く予約状態と満室状態が続いている。その他に、美容室やサロン、高級ブランド品のバッグやアクセサリーと腕時計、レストランや映画館やカジノだってある。ロケットデパートが庶民向けなら、トーキョー・ローレットは富裕層向けである。
サトシとレベッカはトーキョー・ローレット22階のスイートルームを第二の拠点にしており、実はロケットグループ一族は無料で宿泊できるという一族ならではの特典がある。
ロケットグループ総帥であるサカキは、正式にサトシにロケットグループ別宅を譲渡した。これによって発生した贈与税を支払ったとか…。贈与税、ムカつく税金システムだぜ。

そして現在に至る。トーキョーシティには多くの外国人トレーナーが集まっている。なぜなら、明日はトーキョースタジアムでトレーナー向けの国際大会が開かれる。大会名は「U-18トーキョーインターナショナルチャレンジ」。通常、大会の規模は大したことないのだが、なぜか世界大会に匹敵するくらいの規模になっている。中心となるのが、アメリカ、中国、ロシア、ヨーロッパという大国出身のトレーナーである。ちなみに、日本とロシアの関係は官民問わず良好だという。

そしてロケットグループ別宅の前…。

「「「…………」」」

そこには、唖然とした表情になっている人達がいた。ククイ博士、リーリエ、マオ、スイレン、カキ、マーマネの6人である。なぜアローラ組がここにいるのかというと、ポケモンスクールの課外授業で、こんな大都市に来ているのである。ちなみに、常時上半身裸のククイとカキはちゃんと服着ている。その連絡を受けたサトシは、ここを招待したのである。唖然とした表情になっているのは、ロケットグループ別宅の規模の大きさに驚いているからである。

<ピンポーン!>

スイレンはインターホンを押すと…。

『どちらさま?』

モニターにモニカが出てきた。

「モニカさん、お久しぶりです」
『スイレンちゃんじゃない。それにみんなも…。ということは課外授業でここに?』
「はい!」
『話しはサトシから聞いているわ。通ってこっちに来て』

モニカはアローラ組を別宅に通す。
ロケットグループ別宅・エントランス…。豪華絢爛なエントランスにアローラ組は驚くばかり。さすがゴッドファイブの邸宅である。

「あのモニカさん、サトシはどこにいるのでしょうか?」

リーリエは聞いた。

「あの子は地下のバトルフィールドで特訓しているわ。U-18トーキョーインターナショナルチャレンジという国際大会に出るために」
「「「国際大会?」」」

モニカはこう話すと、アローラ組は口を揃えた。

「そういえば明日、国際大会が開かれるんだったな。俺達の課外授業に、その国際大会の観戦が含まれているんだ」

ククイは説明する。みんなはその国際大会について知っているようだ。

「今回の大会はなぜか、U-18ポケモントレーナー世界ランキング上位連中が出てくるから、規模は大きいわよ」

その大会についてモニカは解説する。
そのとき、マーマネは携帯していたノートパソコンを開いて、U-18ポケモントレーナー世界ランキング上位陣について検索し始めた。

「1位がデンマークのマルグリット、2位がレベッカさん、3位が中国のダーシャン、4位がアメリカのブレット、5位がイギリスのジュリアス、6位がロシアのユーリ。7位がドイツのヘルバルト、8位がフランスのオリビエ、9位がスウェーデンのフォルセ、10位がイギリスのソフィ。みんな有名人ばかりだけでなく、みんなこの大会に出場するそうだよ」
「「「うわ…」」」

マーマネの解説にアローラ組は引いた。

「サトシ、優勝無理なんじゃないか?」

カキはそう口にすると…。

「大丈夫だって!サトシなら行けるよ!」
「うん!サトシが優勝する!」

マオとスイレンはサトシを信じている。

「だけど上位連中、世界大会の常連だよ。その半数以上が、世界大会優勝経験を持っているよ」
「しかも全員、全国チャンピオンに匹敵する波導使いだしね」
「「「…………」」」

マーマネの説明と、その説明に付け加えたモニカのコメントに、アローラ組は暗い表情になった。世界大会優勝経験を持っているトレーナーは、全国チャンピオンに匹敵する実力を持つ。サトシの優勝は絶望的だということは伝わっている。

 

ロケットグループ別宅地下3階のバトルフィールド…。フィールドに立っているのは、メガリザードンXとピカチュウ。そのフィールドの外野にはサトシとロトム、その他のポケモン達がいる。

「行くぞピカチュウ!」

サトシはZリングを構えた。

「『スパーキングギガボルト』!!」

ピカチュウはZパワーを身にまとい、メガリザードンXに向かってZワザを放った。

「リザードン!『ブラストバーン』!!」

サトシの指示を受けたメガリザードンXは『ブラストバーン』を放った。メガリザードンXの『ブラストバーン』と、ピカチュウの『スパーキングギガボルト』がぶつかり合った。パワーは互角で、相殺された。

「ふう。みんな、一休みするか」

サトシは休憩に入る。このとき、メガリザードンXはリザードンの姿に戻った。

「すごい迫力だね」

そのとき、女の子の声がした。声がした方向をみると、モニカとアローラ組みんながいた。

「みんな!よく来てくれたな!」

と、サトシはアローラ組との再会を喜ぶ。

「ずっと見てたよ。すごいねサトシ」

スイレンは嬉しそうである。スイレンはサトシに好意を抱く女の一人である。

 

それからみんなはラウンジに移動。

「えっと、明日の大会のルールは、予選はダブルバトル。本選トーナメントはフルバトルとなっています」

リーリエはタブレット端末を持ってU-18トーキョーインターナショナルチャレンジについて調べていた。

「出場するには、リーグ優勝した経験、国際大会優勝した経験、世界大会に出場した経験のいずれかとなっています。今大会で注目すべき選手はやはり、ランキング1位のマルグリットさんです」

さらに解説する。

「マルグリットね…」
「マルグリットか…」

モニカとサトシは深刻そうな表情になる。

「知ってるのサトシ?」

マオは聞いた。

「ああ。数ヶ月前まではうちに住んでたんだ」
「「「ええぇ!!?」」」

マルグリットがロケットグループにいたことを知ったアローラ組は驚愕を隠せなかった。

「大変だったわよ。マルグリットだけでなくデンマークのファイヤーボールズ達がうちを合宿所に使ったからね。マルグリットはそこに所属するポケモンプロチームのプロトレーナーだったんだけど、なにせプロチーム全員が風俗嬢とAV女優なのよ」
「「「風俗嬢!!?」」」
「「「AV女優!!?」」」
「しかも全員がサトシにメロメロで…」
「メロメロ…」

メロメロという言葉にスイレンはヤンデレなような表情になる。

「ちょっと待ってくれモニカさん。ファイヤーボールズといえばヨーロッパ最強のポケモンプロチームで、メンバー全員が世界大会の常連で、中には優勝したという選手がいるほどだと聞いたが?」
「そう。風俗嬢とAV女優というポケモントレーナーに泥を塗るような職業に就いているんだけど、本来の実力はトップクラスよ。それに、マルグリットを含む18歳以下のファイヤーボールズの女の子達も明日の大会に出てくるわ。他にも、アメリカのスターダスト、イギリスのペンドラゴン、フランスのシュバリエ、ドイツのジークフリート、中国の王虎衆(ワンフージョン)、ロシアのアレクサンドルなど、それぞれのクラブチームのエーストレーナーが出てくる」
「世界大会並の規模だな…」

各国のポケモンプロチームのエーストレーナーが出てくるとされている。たしかに、世界大会並の規模である。

「サトシ~、遊びにきたわよ~♪」

噂をすればなんとやら…。マルグリット本人が現れ、すぐにサトシに抱きつく。

「どうしてここに!?ていうか不法侵入…」
「固いこと言わない言わない。再会の記念にチューを」

と、サトシにキスを迫るが…。

「どっから入ってきたのよ小娘」
「げっ!?モニカさん!」

モニカに阻止される。

「あのね、サトシにとってあんたは敵なの。わかったなら帰る」
「いやですよ。それにサトシが泣いているのです。あたしでなくイーシャ姫と婚約することに…」
「わたしだって泣いてるわよ。だから、わかったなら帰る」
「一発やらせてくださいお姉様♪」
「……………」
「苦しいーー!!」

あまりのしつこさにモニカはマルグリットにチョークスリーパーを仕掛けた。

「誰なの?サトシにべったりしていたあの女?」

スイレンが「こわいかお」の表情になった。

「さっき話したマルグリットよ」

モニカはそう話すと…。

「ええ!?」
「あの人は世界ランキング1位の!?」

マオとリーリエが声をあげて驚く。

『実力は確かだロト。マルグリットさんの戦績を詳しく検索してみると、他国の全国チャンピオンの何人かに勝利しているし、過去に世界大会に出場して優勝しているロト』
「そんなに強いのか!?」
「さすが世界ランキング1位…」

ロトムの説明にカキとマーマネは驚きの声をあげる。

「そういえば、見ない顔がいるわね」

マルグリットはアローラ組の存在に気づいた。サトシに自己紹介され、アローラ組はそれぞれ名乗るが…。

「マルグリットさん、わたしと勝負してください!」
「はい?」
「わたしが勝ったらサトシを諦めて」
「え…うん…」

スイレンに勝負を挑まれたマルグリットは動揺しながらもバトルを受ける。
ロケットグループ別宅内のプールエリアに移動。水タイプ専用のバトルフィールドとしても使用することができる。スイレンとマルグリットはそれぞれのトレーナーボックスに入り、サトシ達みんなはそこにあったベンチに座って観戦する。マルグリットはすでにラグラージを出している。

「あたしはラグラージでいくわ。あなたは?」

スイレンはあるポケモンを出す。

「行って!オシャマリ!!」

アイドルポケモンのオシャマリである。

「へぇ~、あのアシマリが進化したんだ」

サトシは興味を抱く。バトルスタート。水の中である。

「オシャマリ!『アクアジェット』!!」
「『アームハンマー』で迎え撃て!!」

先制したのはオシャマリ。『アクアジェット』で立ち向かうが、ラグラージの『アームハンマー』によってぶっ飛ばされてしまう。

「まだまだ!『バブルこうせん』!!」
「『ハイドロポンプ』!!」

続けて、オシャマリは『バブルこうせん』を放つもラグラージの『ハイドロポンプ』のパワーに負けてしまい、『ハイドロポンプ』を喰らってダメージを受ける。

「もう終わり?」
「まだまだ!行くよオシャマリ!!」

そのとき、スイレンはZリングを構えた。

「噂のZワザね。ならラグラージ!メガシンカ!!」

マルグリットは左手の中指にはめ込まれているキーストーンの指輪を構えた。ラグラージをメガラグラージにメガシンカさせる。

「届け!水平線の彼方まで!!『スーパーアクアトルネード』!!」

Zパワーを身にまとったオシャマリはZワザを放つ。

「ラグラージ!『ハイドロカノン』!!」

メガラグラージは水タイプ最強の技『ハイドロカノン』を放った。『ハイドロカノン』と『スーパーアクアトルネード』がぶつかり合った。しかし、メガラグラージの『ハイドロカノン』が『スーパーアクアトルネード』を打ち負かした。

「そんな!!?」

これには驚くスイレン。オシャマリは『ハイドロカノン』を受けて戦闘不能になった。

「Zワザを普通の技で打ち負かすなんて…」
「さすが世界ランキング1位のトレーナーのポケモン…」

マオとカキは驚きのコメントする。
バトルを終えたので、メガラグラージは元の姿に戻る。

「サトシの嫁はあたしに決定ね♪」
「うぅ~…」

と、マルグリットは勝利の笑みを浮かべ、スイレンは落ち込んだ。

「つまり、わたしが勝てば、サトシの嫁の座はわたしのものなのね?」
「え…?」

そのとき、モニカは立ち上がった。マルグリットもこれには冷や汗を掻いた。

「久々にバトルしたくなっちゃった。マルグリット、覚悟しなさいよ♪」
「ええぇーーー!!!??」

結局、モニカとマルグリットはこの場でバトルすることが決まった。このときのモニカの表情は黒い。
モニカはエルレイドを出して、マルグリットはこのままラグラージで挑む。ラグラージは『かいふくのくすり』で回復済み。互いのポケモンはいきなりメガシンカ。バトルを書くのが面倒くさいので省略します。
結果はモニカの圧勝。しかも、数分も経たず…。水のフィールドなので相手の水ポケモンが有利にもかかわらずである。バトルに負けたマルグリットは…。

「さっさと帰る!」
「うぅ~…」

モニカにロケットグループ別宅を追い出されたという。
明日は世界大会並の国際大会が始まるのであった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。