22 欧州編 女達によるサトシ救出作戦?(前編)(R-15)

夜、ロケットグループ別宅のラウンジ…。ここには、女性と女子達が全員集合している。ちなみにサトシはここにおらず、自分の部屋でポケモン関連の本を読んでいる。

「今日からサトシ君の面倒はわたしが見ます」

オルハは高らかに宣言すると…。

「サトシの面倒を見るのは、姉であるわたしの役目。なんでオルハなの?」

モニカは怒りを露わにする。

「そうだよ。そもそもわたし達がいるかぎり独占できるとでも?」

リルもさすがにご立腹の様子。他のみんなも同様である。

「その代わり、みなさんにはこれを差し上げます」

オルハはテーブルのうえに置いてあった数多くの封筒をみんなに差し出す。封筒それぞれに名前が書かれている。ただし、イーシャのがない。みんなは手渡された封筒を開封して中を見ると、真っ青になった。

「オ…オルハ…これ…」
「サトシ君に見られたらショックでしょうね…とくにモニカとハルカちゃんとヒカリちゃん」

オルハの黒い笑みにみんなは動揺を隠せなかった。

「に…日本では違法なの…?」

カルロッテはわなわなとした表情になる。

「これだけは絶対にサトシに見せたくない!」
「オルハ姫様卑怯ですわ!」

あのマルグリットとロレインが慌てている。

「いつ知られたのだ!?」

あのレベッカでさえも動揺している。

「もしバレたら自分の人生に幕が下りるかもしれませんし、自分に問題なくてもサトシ君に嫌われる、もしくはサトシ君の人生がどうなるかわかりません。黙ってもらえば、わたしも黙っています。イーシャについてですが、サトシ君と婚約してもらうので弱味を握る必要はありません」

イーシャ以外、完全に弱味を握られたみんなである。ちなみに弱味とは、こんな感じである。
モニカは自分と男(ジノ)とのツーショット写真。カレンは自分とサトシの性行為の写真。レベッカはロケットグループ別宅からお金を横領。リサは自分と男の子のツーショット写真。リルはサトシに対する意地悪な行為および横領の証拠。ファイヤーボールズは違法風俗行為(風営法違反&売春禁止法&児童ポルノ禁止法)の証拠。ハルカとヒカリは他の男の子とのツーショット写真。エルとセレナは裸の写真。弱味を握られた全員はオルハに従うほかないという。

「ではイーシャ、サトシ君のところに行きましょう」
「はい♪」

オルハとイーシャは嬉しそうな表情でこの場を後にして、サトシの部屋に向かったのであった。

「やばいやばいやばい…これが世に出たらわたし達…終わりよ…」

カルロッテは落ち込む。カレンはカルロッテの弱味が記載された封筒の内容に目を通すと…。

「そりゃそうよ…違法風俗行為だもん…」

と、カレンは呆れている。

「どうすんの!?このままじゃあたし、サトシとエッチできないじゃない!」

マルグリットは口にするが…。

「わたし達がいない間にそんなことしてたの!?」

リサはマルグリットにツッコミを入れる。

「まずいわ…。まずは弱味の出所を調べるところから始めましょう」
「「「うん」」」

モニカの提案にみんなは同意し、協力し合う。

 

それから就寝の時間。サトシの部屋…。ベッドの上には、全裸となっているサトシとイーシャとオルハがいる。ちなみにピカチュウはモニカと一緒に寝ており、ロトムはどこにいるか不明。
現在、サトシとイーシャは正常位で行為を行って、サトシはイーシャの処女をもらった。コンドームは使っている。大好きなサトシと交わることができて、イーシャはとても嬉しそうだ。そして、イーシャは満足して眠りについた。
イーシャが眠ったところで、サトシはオルハの相手をさせられる。コンドームの使用はなし。正常位で、サトシは自分のあれをオルハのあそこに挿入して、オルハの処女膜を破る。それから数十分が経過。サトシは絶頂して、オルハの中に射精してしまう。射精し終えた後、オルハのあそこを抜くと、オルハのあそこから血と精液が混じり合って流れ出てきた。

「気持ちよかったですわサトシ君。さすが『テクニシャン』と『メロメロボディ』の持ち主。だけど、まだまだやらないと妊娠できませんね」
「うぅ~…」
「今日は痛いので明日にしますわよ♪」

と、オルハはサトシにキスすると…。

「お姉様…妊娠ってどういうことですか?」

イーシャが起きた。しかも表情が黒い。

「イーシャ、これはね…」
「お姉様のバカ!サトシの子供はわたしが産むの!お姉様じゃない!」
「お父様とお母様に言われちゃったのよ。子供を産めと…」

サトシとオルハの行為にイーシャは面白くなく、むしろ怒りを露わにしている。

「サトシ…わたしにも中出しして…」
「いやでも…まだ痛いと思うんだけど…」
「痛くない!だからもう一度やって!」

イーシャの怒りは尋常ではなかった。このまま怒らすとどうなるかわからないので、サトシはイーシャと行為することになった。
数十分後…。サトシはイーシャの中に射精した。

「子宮に注がれるのって…気持ちいい…」

イーシャの感想である。

「サトシ君、わたしにもちょうだい。痛み治まったから…」
「サトシ…わたしも…」

オルハもしたいと言い出し始め、イーシャもサトシに貪欲に求め始めた。結局、2人が満足するまで、サトシの精力が絞られたという。

 

翌日…。起床時間。サトシの部屋…。イーシャとサトシはベッドのうえで眠っている。このとき、イーシャはサトシを抱き枕にしている。しかし、オルハの姿がない。2人は目を覚ますと…。

「おはようございます」

オルハが浴室から出てきた。全裸のままである。よくみると、アンダーヘアも整っており、豊満なスタイルと美貌を兼ね備えている。この人に脅されたとはいえ、美人と交わったことについて、サトシは満更ではないようだ。浴室から出てきたのは、シャワーを浴びたからである。その証拠に、オルハからほのかな香りがする。

「サトシ君、イーシャ、スポーツドリンクですわ」

オルハはスポーツドリンクが入ったカップをサトシとイーシャに渡すと、2人は飲み始めた。

(ふふっ、サトシ君のドリンクにはマカと亜鉛サプリがたっぷり入っているのに対し、イーシャのドリンクにはアフターピルが入っている。さすがにイーシャを妊娠させるわけにはいきませんからね♪)

オルハは策士である。そうとも知らず、2人は飲んでいる。2人がスポーツドリンクを飲み終えた。
ちなみにマカとは、簡単にいえば精力剤。勃起力とペニス増大と勃起の持続力に期待ができるというものである。

「サトシ君、ちょっとこっちみて」
「?」

オルハはサトシを振り向かせ、サトシの目を見る。直後、サトシに波導をかける。かけられているサトシとイーシャが気づくことなく…。

(魅惑の波導術『チャーム』……かけられた相手は術者に魅惑され、術者のことしか考えられなくなる…」

オルハがサトシにかけたのは、魅惑の波導術『チャーム』。効果はオルハの説明したとおりで、簡単にいえば、かけられた相手は術者にメロメロになるという。『チャーム』は永遠に持続するが、解除するには、術者が自分の意思で解除するか、相手にかかっている『チャーム』を打ち消すのどちらかとなる。

「オルハさん!俺、オルハさんのこと好きです!」
「きゃっ!もうサトシ君ったら…わたしもサトシ君のこと好きですわ♪」

さっそく『チャーム』の効果が現れ、サトシはオルハに抱きついて告白し始めた。

「お姉様!サトシになにしたの!?」

イーシャは感づいた。

「サトシ君に『チャーム』という魅惑の波導術をかけたのです。これでサトシ君はわたしにメロメロ。わたしが妊娠するまで、サトシ君の面倒はわたしがみます」
「冗談じゃありません!」
「ちなみにイーシャが飲んだスポーツドリンクには、アフターピルという緊急避妊薬が入っています」
「お姉様!!」

アフターピルを盛られたと知ったイーシャは怒りを露わにする。

「大丈夫ですわイーシャ。わたしが妊娠した後、イーシャがサトシ君を自分のものにすればいいのです」
「でも…」
「わたしの言うとおりにすれば、サトシ君の婚約者の座はイーシャ、あなたのものです」
「うん…」

結局、イーシャはオルハの提案を受け入れる。

「ねえサトシ、お姉様のこと好き?」

イーシャはサトシにかかった『チャーム』の効果を確かめるため、あえて聞いてみた。

「ああ、好きだぜ」
「わたしのことは?」
「普通だな」
「ガーン!」
(効果は抜群ですわね)

『チャーム』は術者にかけられた相手が術者を好きになるのだが、そのとおりの効果となった。普通だといわれたイーシャはショックを受ける。

「じゃあサトシ君、お相手してください」
「はい」

サトシとオルハはベッドの上に移動して行為に及んだ。昨日と違って気持ちいいのか、オルハの喘ぎ声が大きくなってきた。現在は正常位。

「サトシ、わたしも」
「ああ」
(あれ?)

イーシャはオルハの上に乗っかってサトシに自分のあそこを晒すと、サトシは自分のあれをオルハのあそこから抜いて、イーシャのあそこに入れる。

(妹のイーシャもメロメロなのかしら?)

実はオルハ、『チャーム』の効果を理解できていないようだ。加えて、『チャーム』を使ったのがサトシで初めてである。
その後、サトシはイーシャとオルハの中に何度も射精するのであった。そして3人は果てたのであった。

 

それから時間が経過。サトシとオルハはラブラブ状態である。この光景を目の当たりにしたサトシ大好きな女性達は憤りを隠せなかった。しかも、グランドフェスティバル・トーキョー国際大会の2日目がスタートなので、リサとイーシャ、エルとセレナとハルカとヒカリはロケットグループ別宅から離れた。サトシはオルハのもと、英才教育を受け始める。
一方、モニカとカレンとレベッカとファイヤーボールズ達はラウンジで会議を始めた。

「『チャーム』ですって!?」

モニカは驚きの声をあげた。

「オルハのやつ、サトシ君に魅惑の波導術『チャーム』をかけて、サトシ君をメロメロにしているわ」

サトシが『チャーム』にかかっていると、リルは見抜いた。

「このままだとオルハ、サトシで妊娠しかねない…」

モニカは危惧する。

「そうだ!こっちにはアーロンの血族がいるわ!」

カルロッテはマルグリットをみて思い出した。マルグリットはサトシと同じアーロンの血族。マルグリットにとって、相手にかかっている波導術を打ち消すのは容易い。

「問題はわたし達がオルハに弱味を握られたということを…。迂闊に動けば、わたし達が人生にピリオドを打たなければならなくなるわ」

カレンの説明にみんなは同意する。
なお、ラウンジにはロトムがいる。ロトムはこの様子を映像にし、オルハのスマホに送っている。

『そう…。彼女達は次の一手に出てくるのですね』、
『そうロト…。この僕をこき使うなんて…』
『スクラップ工場に行かないだけでもありがたいと思ったほうがいいですわよ。報酬はアローラ探偵ラキのDVDだから、ロトムにとってメリットがあるはずですわ』
『うぅ~…かならずくださいロト…』

実はロトム、オルハの脅迫と報酬によって、オルハに従っている。今のロトムはオルハの監視カメラ的存在。モニカ達の行動を把握しているのであった。彼女達の弱味の写真はほとんど、ロトムが激写したものによる。

 

それから時間が経過。サトシとオルハは図書室にある寝室で性行為を行っている。オルハの計画は順調である。しかし、サトシとの性行為が気持ちよすぎて、オルハは何度もイッて、気がついたらアへ顔となっている。このときの状態は後背位(バック)である。

「シャトシ君すごいですわ!もっと!もっとわたしの子宮に注ぎ込んでくださいー!」

サトシはオルハの中に何度も射精する。射精するたびにオルハはイッてしまうという。それから、サトシは自分のあれをオルハのあそこから抜くと、今度はオルハのお尻の中に挿入する。

「サトシ君、そこはダメ!」

オルハは拒否するも、すでに挿入された。精液が潤滑油となっているため、楽に挿入できた。お尻の処女を奪ったサトシである。そして、絶頂を迎えたサトシはオルハのお尻の中に射精する。

「お尻も気持ちよかったですわ…」

オルハの感想である。

 

一方、ラウンジにいるロトムは……女性達に捕まってしまっている…。なぜなら、オルハと共謀?していたことがバレたからである。

「はいロトム、あなたの裁判を始めます」
『ロトー!』

しかも、簡易的な裁判を開くモニカである。

「聞かれたことを正直に答えるように。あなたの回答次第で、この道具を使うことになります」
『ロトーー!!』

モニカはロトムにあるものを見せて、ロトムを恐怖のどん底に突き落とす。あるものとは、工具セットと電動ドリルセットである。言葉を間違えたら、分解されるに違いないと、ロトムは恐怖を抱いている。

「わたしから質問。いつからオルハさんとグルになっていた?」

レベッカは質問する。

『オルハさん達が来た当日ロト。オルハさんに脅迫されて……今に至ったロト…』

ロトムは回答する。

「次はわたし。いつから弱味を握っていたの?」

カルロッテは質問する。

『僕が関わっているのはこれだけロト。それ以外の弱味は身に覚えないロト』

ロトムは回答する。考えてみれば、ロトムだけでこんなに弱味を握られるのは不可能。

「わたしの質問。オルハが弱味を握った出所を探りなさい」

モニカは質問する。質問というより要求である。

『それについて心あたりあるロト』

ロトムに心あたりがあるようだ。

『以前、オルハさんはある人物と電話していたロト。サトシとイーシャ姫の婚約とか、その代わりにサトシの子供を産みたいなどと話していたロト。電話の相手は……ハナコさん』
「「「えぇ!?」」」
『オルハさんはそう言っていたロト』

なんと、サトシとモニカの母親ハナコの名前が出てきた。それを聞いたみんなは驚愕した。

「しまった!お母さんはイーシャを自分の娘のように気に入っていたことを忘れてたわ」

モニカは思い出した。

「強敵ね…。想い人の親に気に入られた時点でわたし達が不利だわ…」

危機感を覚えるマルグリット。

「だけど、まずはあいつが握っている弱味の出所を掴まないとならないわ。オルハはこれでも策士なの。あいつに知られた時点で終わりだというくらいに」

と、リルは説明する。
そのとき、スマホの着信音が鳴り響いた。モニカのスマホである。モニカはスマホを手に取って電話に出ると…。

「もしもし、お母さん」
『久しぶりねモニカ』

ハナコである。

『実はサトシの婚約者が決まったの。アイルランド王国第3王女のイーシャ姫よ』
「ちょっとお母さん!オルハと裏取引したの!?」
『裏取引って侵害ね…。イーシャちゃんがわたしのかわいいかわいい娘になるんだから、サトシにはちょっと働いてもらっただけよ』
「うぅ~…」
『話を戻すけど、具体的な日程は決まってないんだけど、数ヶ月後にはサトシとイーシャちゃんの婚約式があるから。モニカ、あなたも出席するように』
「ちょっと!サトシとイーシャの意思はどうなの!?」
『サトシとイーシャちゃんは了解してくれたわ』
「わたし、将来、サトシと結婚しようと思ってたのに…」
『あなたがいつまで経ってもブラコンを治さないからこうなったのよ。まあ、それが理由じゃないんだけどね』
「サトシとエルちゃんの熱愛は?」
『イーシャちゃんがエルちゃんからサトシを寝取って略奪したって公表するから問題ないわ』
「…邪魔してやる…」
『邪魔はさせないわよ。イーシャちゃんをわたしの娘にできるならわたし、なんでもやるんだからね。もうひとつ、サトシの近くにいる女の子達の身辺調査をして弱味をオルハさんに渡したから。それじゃあねモニカ』

ハナコとの電話は終了した。一連の黒幕はハナコと断定できる。

「マルグリット!」
「はい!」

モニカはマルグリットに声をかけた。

「あなたのアーロンの波導で、サトシにかかっていた『チャーム』を打ち消す。そして、わたし達でオルハを取り押さえる。オルハさえ押さえれば、弱味は世の中に出ないわ。同時にオルハにアフターピルを飲ませる。いいわね?」

モニカの提案にみんなは頷いた。
サトシを救ってオルハを抑えるという共同作戦は今夜決行することが決まった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。