19 欧州編 天使の激怒!サキュバスの誘惑!(R-15)

ファイヤーボールズのイベントが終了して夕方…。ロケットグループ別宅…。そのラウンジにサトシはいるが、目の前にセレナとエルがいる。このときの2人は、仁王立ちして黒い表情になってサトシを睨む。睨まれたサトシは冷や汗をダァーッと体から大量に流れ始める。言葉を間違えれば自分の命が危ういような感じである。
このとき、同じラウンジにレベッカとサトシのピカチュウとロトムがいる。カレンとユイコはプールで遊んでいる。

「ねえサトシ…なんでファイヤーボールズのバトルに参加したのかな…?」

ヤンデレと化したセレナが重圧を込めて質問をする。

「…賞金が出るというので参加したんだ…」

サトシは説明する。嘘はついていない。

「じゃあこれはなんなのかな?」

セレナと同じくヤンデレ化したエルはサトシの目の前に新聞を出した。その新聞には号外と書かれている。サトシはその新聞を読むと、真っ青になった表情になった。
新聞の見出しには『ロケットグループ御曹司サトシ!ファイヤーボールズのメンバーであるロレイン・オールストレームと熱烈なキス!』。内容にはこう書かれていた。

『御曹司サトシはカロスクイーン・エルと交際するもロレインさんと浮気!ファイヤーボールズの15歳以下のメンバーの中でも、彼女はスタイルがよいのが有名。ダイナマイトグラマラスボディと言われるほどの豊満なスタイルを持つだけでなく美貌も併せ持っており、ファイヤーボールズのバトルコスチュームを身にまとった彼女に男性陣はメロメロ。そんなロレインさんに直撃すると「エルという小娘からサトシ君を奪う!」と略奪宣言!御曹司サトシを巡る女の戦いが勃発寸前までに発展したと思われる。これについて同僚であるマルグリットさんから話を聞くと「サトシの恋人兼婚約者になるのはあたし!」とロレインさんを含む全国の女性サトシファンに宣戦布告したとか…。それにしても御曹司サトシ、モテない男達のために爆発しろ』

どう考えても、サトシ大好きな女の子達を刺激し兼ねない内容である。最後のところは突っ込まないように…。

「あたし達がいるのに、なんでファイヤーボールズのところに行くのよ!!?」
「賞金のためにってサトシ君、いっぱいお金持ってるじゃない!!」
「「うわ~ん!!」」

セレナとエルは泣いた。

「女を泣かすなんて最低だな」
「いや、諸悪の根源はレベッカさんですよ!?」

と、レベッカにツッコミを入れるサトシである。

「じゃあ世間にこう言えばいい。俺はエルさんとセレナを妻に迎えると」
『日本は一夫多妻制じゃないから無理ロト』
「それじゃ、セレナは妻でエルは愛人」
「なんでわたしが愛人なのですか!?」

泣いているエルにツッコミを入れられるレベッカである。

『だけどよく考えてみたら、セレナとエルさんはロレインさんに勝てるのロト?』
「「……………」」

ロトムの指摘にセレナとエルは沈黙した。
相手はファイヤーボールズのメンバー、波導使い、世界トップクラスの実力トレーナー、年不相応の豊満過ぎる体付きと美貌。勝てる要素は…ゼロ。

「「うわ~ん!!」」

そう考えたセレナとエルは再び泣き出した。

『勝てる要素はひとつだけあるロト』
「「?」」

ロトムはそう述べると、セレナとエルは泣き止んだ。

『ロレインさんは風俗嬢。この意味はわかるロト?』

ロトムの指摘に2人は悩んだ。

「男性客を多く相手にして…」
「汚れている…」
「「うん!」」

勝てる要素を見つけたセレナとエルはロレインに対する対抗心を燃やし始めた。

『サトシだったら、泣いている女の子にどう接する?』
「…う~ん…」
『ここで悩んだらダメロト。恋愛において重要だロト』

言われてみれば確かにそうだ。

「じゃあセレナ、エルさん、俺はどうしたらいいの?」

サトシは聞いてみた。

「「……………」」

セレナとエルは沈黙。

「じゃあ…俺と一緒に大浴場で風呂入らないか?」
「「うん♪」」

と、サトシはセレナとエルを誘う。2人はその誘いに乗った。サトシらしくない発言だが、実は水着着用でお風呂に入ろうと考えていた。混浴でも水着着用なら平然と入れる。しかし、その期待は裏切られた。

 

現在、その大浴場。サトシとセレナとエルは洗いっこしていた。このときの3人は全裸である。水着着用とサトシは2人に説明するも…。

「お風呂に入るときは裸なの!」
「なんで水着を着るのかな?」

2人に拒否された。ちなみにレベッカは裸で大浴場の湯船に浸かってのんびりとくつろいでいる。
ちなみに、ピカチュウとロトムはサトシの部屋にいる。電気タイプのポケモンが大浴場にいたらリスクを伴うのは言うまでもない。とくにロトムが一番危険。なぜなら、融合しているタブレット式のポケモン図鑑が防水性を持っていない可能性がある。ポケモン図鑑が壊れたら、ロトムはどうなるのかといえば、単純に分離するだけだと考えられる。
そんなときだった。

「あら、サトシ君じゃない」
「カレンさん!?それにユイコさんまで!?」

カレンとユイコが全裸で現れた。大浴場だから全裸になるのも無理はないけど、サトシにとって動揺すべき一大事でもある。
ちなみに2人はサトシがいるにもかかわらず大事なところを隠そうとしていない。アンダーヘアもちゃんと整っている。

「あの、俺出ます!」
「待ちなさい」

サトシは逃亡を図るもカレンに止められる。
それから数分後…。気がついたらサトシは、カレンに背中を流してもらっている。ついでに髪も…。
セレナとエルはレベッカの傍で湯船に浸かりながら…。

「「「むぅ~」」」

レベッカと一緒に3人でその様子を羨ましそうに睨んでいた。

「あ…サトシ君…それなに?」

そしてカレンは気づいた。サトシのあれがフルボッキしていることに…。

(終わったーーー!!!)

サトシは絶望した。初恋の相手であるカレンにこの状態を見られたことに…。

「サトシ君立派ですね」

隣りで体を洗っていたユイコにまで見られている。

「で、なんなのよこれ?」

カレンは改めてサトシに聞いた。言葉を間違えれば寿命が縮まるに違いない。

「えっとその……カレンさんに興奮しちゃって…」
「え?」
「「はぁ!!?」」

カレンに興奮してこうなったとサトシに説明されたみんなの反応。カレンは唖然とした表情になり、セレナとエルは怒った表情をしている。
それから数分後、みんなで普通に湯船に浸かっている。

「それでサトシ君、ロレインとの熱愛、どう清算するの?」

カレンは睨み付けるような表情でサトシに聞いた。

「えっとその…彼女がいるので諦めてほしいと…」
「妥当な判断ね。でもねサトシ君、ロレインはサトシ君を好いている女に宣戦布告しているのよ?」
「う…そ…その…」

サトシはタジタジになる。

「ロレインさんにわざと嫌われるようなことをすればいいじゃない」

と、セレナは提案。

「そんなことできないよ!ロレインさんが傷つく!」

サトシは拒否。

「ついでに説明するが…」

ここでレベッカが割って入った。

「ロレインはデンマーク貴族オールストレーム子爵家の四女。世界トップクラスのポケモントレーナーにして波導使い。母親がファイヤーボールズの親会社ファイヤーコーポレーションの社長で先代のデンマークチャンピオンの顔を持つ。カルロッテさんの妹2人も全国チャンピオンに匹敵するポケモントレーナーだが、AV女優としての顔を持っている。母親もAV女優だそうだ。普通に考えたら、エルがロレインに勝てるわけないだろうな」

そう、ロレインはデンマーク貴族。風俗嬢という概念を除くと、サトシがロレインと結ばれるメリットがエルより多いといえる。

「だけど、最終的に選ぶのはサトシ君です!」

と、エルは言う。まさに正論である。

「では聞くがサトシ、お前に好きな人はいるか?」

レベッカはサトシに質問する。サトシにとってもサトシ大好きな女の子にとっても重要である。

「……えっと………」

サトシは考えるも、どうしてもカレンのほうに向いてしまう。

「なんで姉さんなんだよ?」
「あ…」
「しかもなんで姉さんに対してビンビンなんだよ?」

レベッカの指摘にサトシは気づいた。カレンのほうを見ていると…。それに気づいたレベッカは不満そうな表情になっていた。

「いやその…」

サトシは言葉を選び始めた。

「カレンさんが綺麗だから」
「「「はぁ!!?」」」

言葉を間違えたサトシ。それに敏感に反応するセレナとエルとレベッカである。

「つまり、あたし達が綺麗じゃないから興奮しないわけ?」
「そんなことないよねサトシ君?」
「返答によっては朝まで相手してもらうぞ?」

3人はサトシに詰め寄る。

「いやその…比べられないよ!みんな綺麗だから!」

最終的に選んだ言葉はこれである。

「あんた達ね、サトシ君がかわいそうでしょう」
「「「……………」」」

カレンは割って入ってサトシを擁護する。

「失礼しました!!」

そしてサトシは逃亡。

 

それから時間が経過。サトシはラウンジにいる。ちなみにピカチュウはレベッカ達と一緒にいるが、ロトムはサトシに関する情報のデータ整理している。

「サトシ君」

そのとき、カレンさんが現れた。
その後、サトシとカレンはひとつのテーブルについてオレンジジュースを飲み始めている。オレンジジュースはラウンジにあるカップ式自動販売機で購入したものだが、料金は無料。ボタンひとつで購入できる。

「まったく、落ちこぼれのあなたがここまで成長するとは思わなかったわ」
「落ちこぼれって、酷いですよそれ…」
「マサラタウンのトレーナーズスクールでいつもビリだったそうじゃない」
「……………」
「まあでも、カントーリーグを優勝したまではいいけど、まさかオリビエを倒すとは思わなかったわ」
「そんなに有名なんですか?何度もオリビエという名前を聞きましたが?」
「オリビエは数多くの国際大会に出場してほとんど優勝して、その実績でU-18ポケモントレーナー世界選手権のフランス代表シングルスに選ばれているの」
「U-18ポケモントレーナー世界選手権?」
「去年開催された世界大会よ。オリビエはベスト8にまで勝ち進んで、U-18ポケモントレーナー世界ランキング8位にまで昇り詰めたわ。ちなみに優勝したのはファイヤーボールズのマルグリットよ」
「やっぱりすごいなマルグリット」
「ついでにいうが、レベッカもその大会に出て、決勝でマルグリットに負けて準優勝」
「レベッカさんも!?道理で強いと思いましたよ」
「アーサー連合って知ってるでしょ?」
「はい」
「アーサーはサトシ君に目をつけているの。無名のトレーナーが世界ランキング8位のオリビエを倒したことでね」

サトシとカレンは話し込んだ。

「それでサトシ君…お願いがあるんだけど…」

そのとき、カレンは表情を赤らめながらモジモジし始めた。まるで思春期の女の子のように…。

「お願い、ですか…?俺にできることがあればいいんですけど…」

無邪気なサトシはこう述べる。

「じゃあわたしを……妊娠させて!」
「はい!!?」

妊娠させて…。その言葉を聞いたサトシは驚愕を隠せない表情になった。一体全体、どういった流れでこんなことになるんだとサトシは考えた。

「どうして?」

サトシは聞いてみた。

「うちの両親がお見合いを持ち掛けられて、わたしとユイコはそれがいやでここにいることは知っているでしょ?その両親から連絡きたのよ。精子バンク利用していいから子供を産めと…。フレイヤー家の存続が危ういと…」
「精子バンク?」
「簡単にいえば、精子バンクを扱っている病院や企業などに申し込めば女性は相手がいなくても妊娠できるというものよ。だからわたしはカチンと来て両親にこういってやったわ。「種馬ならこっちですでに用意している。その種馬はカントーリーグ優勝者で波導の勇者アーロンの血族。ある財閥の御曹司で年齢は12歳」とね」
「まさか…」
「ごめんサトシ君協力して!あなたに害が及ばないようにするから!」

カレンは保身を図って、サトシを巻き込むも、サトシに害が及ばないように努力すると話す。カレンが言う種馬とはサトシのことであるが、たしかに相手がサトシなら家柄でも血筋でも申し分ない。サトシは別名『マサラの種馬』と呼ばれているとか…。

(あのカレンさんと…あのカレンさんと…!)

初恋の人とイチャイチャできる…。サトシはそう考えて迷わず…。

「わかりました。可能なかぎり協力します」
「ありがとうサトシ君♪」

OKを出してしまった。そしてカレンは嬉しさのあまり、サトシの唇に自分の唇を当ててキスし始める。そのキスは終わった。
そんなとき、着信音が鳴り響いた。カレンのスマホである。カレンはスマホを手にとって電話に出ると…。

『カレン~助けて~(泣)』
「カルロッテ!?」

ファイヤーボールズのカルロッテである。なにか困っているようだ。

『わたし達ファイヤーボールズが宿泊している帝国ホテルが火事になって、それで別のホテルを探さなければならなくなったのよ~』
「火事!!?」

トーキョーシティにある帝国ホテルが火事になってしまったということである。火事という言葉に反応したサトシは慌ててテレビをつけると、帝国ホテルが火事になっている様子がテレビに映し出された。

「全員無事なの?」
『なんとかね…』
「別の部屋空いてないの?」
『満室状態だから無理なのよ…。ねえサトシ君そこにいる?』
「いるけど…」
『代わって』

カルロッテはサトシに代わってと要望すると、カレンは自分のスマホをサトシに手渡す。

「もしもし…」
『サトシく~ん♪さっそくだけど、あなたの家に行っていい?寝るところがほしいの』
「いいですよ。部屋は全部で200以上ありますから」
『助かるわ~♪お礼にわたしがうんっとサービスするからね~♪』
「いや、それはいいです」
『さっそくみんなでそっちに行くからね』
「ええ。夕食は大丈夫ですか?食べてないなら用意しますけど」
『ホントに!?助かるわ~♪じゃあ改めて、そっちに行くから、じゃあね♪』

通話を終えたサトシはカレンにスマホを返す。

「なんでこっちに呼び寄せるのよ?」
「だって、困っている人を助けないわけにはいかないじゃないですか」

サトシの対応に不満を抱くカレンである。
ちなみに、帝国ホテルの出火原因は、老朽化したガス管に亀裂が生じてガスが漏れ、客がたばこを吸うためにライターを着火した瞬間に爆発し、火事に至ったとされる。にも関わらず、死者どころかケガ人はゼロである。ちなみに客は真っ黒焦げでケホッだけで済んだ。まさに奇跡である。ギャグじゃなかったら死んでいた。

 

数十分後、2台の大型バスがやってきた。大型バスは2台ともロケットグループ別宅の大きな門から敷地内に入って、屋敷入口前に停車。入口前には、サトシ、レベッカ、エル、セレナ、カレン、ユイコがいる。そのほかに、サトシのピカチュウとロトムがいる。このとき、レベッカとエルとセレナは目が点した表情になっていた。
バスからファイヤーボールズのメンバー全員が荷物を持って降りて、バスに積んでいる大きな荷物を下ろして、バスはそのまま行ってしまった。

「「「お世話になりま~す♪」」」

と、ファイヤーボールズは元気よく挨拶する。

「サトシ君ありがとう」
「うわっ!カルロッテさん、ちょっと離れて」

カルロッテはサトシに抱きついて、サトシの頬っぺたに何度もチュッチュしたとか…。

「お姉様離れて!」

と、ロレインはサトシからカルロッテを引き離す。

「サトシ~、今日は一緒に寝ましょう♪」
「マルグリット!」
「うぅ~」

マルグリットはドサクサに紛れてサトシに抱きつく。

「マルグリット、この子にサービスするのはわたしよ♪」
「ギンノさん?」
「ちょっと!どこ触ってるんですか!?」

そのとき、ギンノが割って入ってサトシに抱きついて、しかもズボンの中に手を入れてサトシのあれを触るギンノであった。

「あ、わたしトーホクチャンピオンのギンノよ。サトシ君のことは聞いているわ。よろしくね♪」
「うぅ~」

ギンノに気に入られるサトシである。それだけじゃなかった。ファイヤーボールズのみなさんはサトシの貞操を狙っている。目がやばい…。

『待つロト!』

そのとき、ロトムが割って入った。

「あなたは?」

ギンノは聞いた。

『僕はロトム。サトシのパートナーにしてポケモン図鑑でもあるロト。よロトしく』
「「「喋ってる!!?」」」

ロトム図鑑を知らないファイヤーボールズのみなさんは驚愕した。

『サトシは英才教育と帝王学を受けている身ロト。みなさんの相手をしている暇はないロト』

ロトムは正論を述べるが…。

「カルロッテ、荷物の中に工具セットあったはずなんだけど」
「ああこれね」

カルロッテは荷物の中から工具セットを取ってギンノに手渡すと、ギンノは工具セットからドライバーとペンチを手に取った。

『ロトー!!』

工具セットを目の当たりにしたロトムは恐怖の叫びをあげた。あきらかにロトムを分解するといわんばかりの脅迫行動である。
なぜファイヤーボールズが工具セットを持っているのかは不明である。

『だ…だけどサトシがいい男になるためには仕方ないことだロト…』
「それもそうね」

ロトムは負けず、正論を述べた。ギンノは引いた。

「今日の英才教育はなにやるの?」

カルロッテは聞いた。

『金融だロト』
「金融より保健体育がいいんじゃない?」
『保健体育はもうやったロト。応急処置関連だロト』
「……………」

もし、保健体育だったら、風俗嬢達は迷わずサトシの家庭教師に名乗り出るだろう。

 

その後、サトシはファイヤーボールズのみんなを招き入れ、3階と4階の客室をそれぞれ案内する。全部個室で内装と施設が高級ホテル並みで、みんなは満足する。

「自分の家だと思ってくつろいでください」
「「「はーい!」」」

サトシはファイヤーボールズのみんなにこう話すと、みんなは笑顔になって返事をする。

「サトシの部屋がいい!」

マルグリットはサトシの部屋を指定するも…。

「「ダメ!」」

エルとセレナは断固として拒否。

「あんた達が拒否する権利はないでしょ!」

マルグリットは食い下がった。

「「「うぅ~!!」」」

3人は睨み合った。その様子をロレインはこっそり見ているが…。

(チャンスだわ…。サトシ君と寝るのはわたし…。神様がくれたチャンスを無駄にはしない)

と、野心を抱いているとか…。

 

それから時間が経過。サトシは図書館で英才教育。家庭教師はロトム。一方、カレンはカルロッテとギンノと一緒に、地下2階の屋内バトルフィールドにいた。

「随分といい施設じゃない。ファイヤーボールズの練習場所として最適だわ」
「わたしもこっそりポケモンの特訓をしているからね」
「カレン、なんとかサトシ君と交渉できないかしら?トーキョースタジアムをいつでも貸し切りできないし、ホテル代も浮くし」
「別にいいけど」

風俗嬢兼AV女優であるカルロッテだが、今の表情はファイヤーボールズのトレーナーになっている。
たしかにロケットグループ別宅は合計12のバトルフィールドがあり、無人ながらポケモンセンターもある。練習場所としての環境が整っており、カルロッテはファイヤーボールズの拠点をしばらく置いておきたいというのが本音である。

「使用料はサトシ君に対するわたし達のサービスで」

と、ギンノは述べると…。

「いいわね♪サトシ君喜ぶわ♪」

カルロッテは同調するが…。

「使用料については交渉するからサトシ君に手出さないように」
「「え~」」
「え~じゃない!」

カレンに拒否される。

 

その後、英才教育の金融が終わったサトシ。図書室から出ると…。

「サトシ君」

カレンに声をかけられた。後ろにはカルロッテとギンノがいる。
それから図書館に戻ってテーブルについて、カルロッテから事情を説明される。

「バトルフィールドの設備とトレーニングルームと無人ポケモンセンターなどいろいろ使いたいの。使用料はちゃんと払うから、使わせて」

と、交渉される。

「わかりました。親父に連絡します。俺だけじゃちょっと判断できませんからね」

サトシはスマホを手に取ってサカキに電話する。

「親父、忙しい?」
『いや、どうしたんだ?』
「実は…」

サトシはサカキに事情を説明する。

「たしかに、トーキョースタジアムの使用料は減るけど、ロケットグループ別宅の使用料は稼げると思う。利益は十分確保できると思うけど…」
『なるほど…。トーキョースタジアムは多くのイベントを用いるが、ずっと貸し切りになるとこちらもデメリットが生じるし、相手もデメリットでしかない。ロケットグループ別宅の施設の貸し切りとなれば、そのデメリットは多少ながら解消されるだろう。使用料はどれくらい出すと言っている?』
「そこまで深い話に行ってないよ。判断できないから親父に連絡したんだ」
『うむ、その判断は正しい。明日、暇なアポロをそちらによこしてビジネス的な交渉を進める。それにしても、帝国ホテルが火事とは、災難だな』
「うん。今日だけ勘弁してくれ」
『わかった。身体に気をつけてな』

電話が終わったサトシはスマートフォンを懐にしまう。

「カルロッテさん、明日、アポロさんっていうロケットコンツェルンの専務取締役がこっちに来て、交渉するとのことです」
「ありがとうサトシ君!」

嬉しさのあまり、サトシに抱きつくカルロッテである。

「ちょっとカルロッテ、サトシ君から離れなさい!」

カレンはカルロッテをサトシから引き離す。

「いいじゃない。この子にAV女優とはどういうものなのかを教えても」
「ダメ!!」

それでもカレンは拒否する。

 

そして就寝の時間…。サトシの部屋…。

「なんでサトシこないの?」
「なんでなの?」

サトシのダブルベッドにセレナとエルがいる。しかも、サトシがいない。下着姿となってサトシを待っているが、サトシがなかなか来ない。
そのサトシはというと…図書室で経営に関する科目を自習している。なぜ経営なのかというと、使用料に関することがきっかけである。トーキョースタジアムの使用料は貸し切りとなると高額で、さらにイベントの機会も多く、運営権を持つロケットグループと貸し切りを希望する相手にとってデメリットでしかない。自分がやりたいのは、ポケモントレーナーが旅をしやすく強くなりやすい環境を整えることであると、サトシは目標を見つけたのである。
そんなときだった。

「誰?」

サトシは声を上げた。誰かが来た気配を感じたのである。

「わたしよサトシ君」
「ロレインさん」

ロレインである。

「どうしてここに?」
「眠れなくて彷徨っていたらサトシ君の気配を感じて…。サトシ君は自習?」
「ええ」

ロレインがきたのはそのためである。

「お邪魔だったら出るわ」
「いえ、もう終わりましたから、ラウンジに行きません?」
「うん」

サトシはロレインをラウンジに誘った。

 

それからラウンジに移動。誰もいないので、今はサトシとロレインの二人きり。そして二人はオレンジジュースを飲んで談話する。

「ねえサトシ君、お願いがあるんだけどいいかな?」
「ええ。俺にできることがあれば…」
「…わたしを抱いて…!」
「え…!?」

ロレインは自分を抱いてとサトシに迫る。

「いやその…」
「…そう…風俗やって汚れたわたしを抱きたくないものね」
「そんなことないですよ!ロレインさんはキレイですもの」
「…ホントに?」
「うん」
「じゃあ証明して」
「…図書室に寝室があります」

ロレインは『天空泣き落とし』という技を使用。サトシはこれにはまって了解してしまった。

 

そして図書室に移動。図書室の中に寝室があり、客室ほどではないが広々としている。広さは12畳でベッドはシングルベッド。32インチの薄型液晶テレビが備わっている。シャワーとトイレは別々についている。ちなみに図書室内にもちゃんとトイレがある。
サトシとロレインは裸になってベッドの上でイチャイチャし始める。そして1時間が経過。そして正常位の態勢で挿入に入ると…。

「サトシ君、コンドーム使わなくていいから」
「でも…」
「大丈夫」

ロレインはコンドームの使用を拒否。サトシは自分のあれをそのままロレインの中に入れる。
それから数十分後…。

「シャトシ君すごい!すごい!すごく気持ちいいよ!!」

サトシの特性『テクニシャン』によって、ロレインはアクメ顔となった。そして、騎乗位になってロレインはサトシを攻めてキスしまくる。絶頂を迎えると、サトシはそのままロレインの中に射精した。サトシのあれがロレインから離れると、ロレインのあそこからサトシの精液が流れ出た。しかし、サトシのあれは萎えていない。

「もう一回!もう一回よサトシ君!」
「ロレインさん、ちょっと!顔がやばいって!」

ロレインは目がハートになってサトシに迫って、反り立ったサトシのあれを自分のあそこに入れて、騎乗位の状態でサトシに迫って、さらにディープキスし始める。このときのロレインは超人的な力を発揮しているとか…。
それから数時間が経過。

「こんな感覚初めて……もうわたし…サトシ君しかエッチできない…サトシ君好き…」

サトシとの行為で何度もイッて、ついに果てたロレイン。サトシはというと…。

「うぅ~…」

ロレインに生気を吸い取られて干からびたような状態であった。
ちなみに中出しした回数は全部で5回。

「喘ぎ声すると思ったらロレインとセ〇〇スしてたとはね…」
「「マルグリット!?」」

そのとき、マルグリットが現れた。

「次はあたしよサトシ」
「ダメよマルグリット!サトシ君はわたしの…!」
「うっさい!サトシとやらせろ!!」

マルグリットはロレインを突き飛ばし、服を脱いで裸になった。マルグリットの豊満なスタイルを目の当たりにして、サトシは思わず自分のあれがビーンと反り立った。

「勘弁してくれマルグリット…5回もやられたんだ…」
「5回も!?5回もやってオ〇〇〇ン元気なの!?それじゃ何度もやれるでしょ♪」
「せめて…コンドームだけでも…」
「いらないわ。じゃあ、あたしの処女をじっくり味わってね」

マルグリットはそのままサトシのあれを自分の中に入れる。このときは騎乗位の状態。中に入れた瞬間、ブチッとちぎれるような感覚がした同時に、マルグリットの表情は痛みを感じて苦しそうになっていた。同時にマルグリットのあそこから血が流れてきた。処女膜がちぎれての出血で、処女喪失した証拠でもある。

「大丈夫かマルグリット?」

そんなマルグリットにサトシは優しく抱き締める。

「大丈夫よ…。やさしいのねサトシ…ますますあなたのこと好きになっちゃう…」

サトシのやさしさに触れ、マルグリットはサトシにディープキスする。ディープキスしながら腰を動かしてサトシを感じる。
それから数十分後…。

「シャトシしゅご~い…もっと~…もっと~…!」

ロレインとの行為でさらに向上したサトシの特性『テクニシャン』に、マルグリットはアクメ顔になって何度もイカされていた。このときのマルグリットの目がハートになっている。さっきまで処女だったのに、ここまで変貌するとは、さすがスーパーマサラ人である。
さらに数十分後、このときの状態は騎乗位である。イキそうになったサトシ。さすがに中出しはまずいと思ったサトシは自分のあれを抜こうとするが、マルグリットは離さなかった。そして、サトシは絶頂してマルグリットの中に射精して、マルグリットはイッたという。サトシは自分のあれをマルグリットから抜くと、マルグリットのあそこからサトシが射精した精液が流れ出てきた。多少ながら血が混じっている。

「もう…無理…」

サトシはダウン。

「サトシ君から離れて!」
「ロレインこそ離れて!」
「「う~」」

ロレインとマルグリットはサトシを巡って争い始める。そして数分後、3人は眠りについた。ロレイン、サトシ、マルグリットという位置で眠っているが、ロレインとマルグリットはサトシに寄り添いながら眠ったという。

 

翌日の朝…。みんなは起床。ラウンジに集まってジュースを飲んでいるが…。

「「……………」」
「……………」

エルとセレナは睨んで見下ろしている。目が非常に怖い。

「あたし達…待ってたのに…」
「なんであの二人とエッチしてんのよ…」

睨んで見下ろしている相手は、正座して冷や汗を掻いているサトシである。

「サトシ君はあんた達じゃ満足できないそうよ」
「貧相な体をしているあんた達じゃ、サトシの相手は務まんないわね」
「「なんですって!!?」」

ロレインとマルグリットはセレナとエルに挑発する。

「ぶっちゃけ、サトシ君とエッチしてどうだったの?」

テティスは聞いた。

「もう最高よ♪」
「5回も中出しされたけど全然萎えないもの♪」
「中毒になっちゃうわ♪」
「もうサトシ君しか考えられない♪」

マルグリットとロレインは嬉しそうに感想を述べた。

「ねえサトシ君…わたしもいい?」
「「ダメ!!」」

テティスはサトシを誘うも、セレナとエルは拒否。

「なんであなた達が拒否するのよ?サトシ君と毎晩やりまくってたくせに」

2人に対して怒りを露わにするテティス。

「サトシの彼女だからいいの!」
「そうよ!男とやりまくって汚れているあなた達にとやかく言われる筋合いはないわ!」
「「「なんですって!!?」」」

セレナとエルの言葉にファイヤーボールズの美少女達は怒りを露わにする。一触即発になりかねない状況だった。

「お前達ケンカするな。サトシがもうエッチしたくないと言いそうだから」
「「「……………」」」

レベッカの言葉にみんなは沈静化する。サトシに嫌われたらおしまいというのは共通している。
そして数分後…。

「30分間の全力マラソン、ストレッチ、トレーニング器具を使ったトレーニング、波導トレーニング。随分とハードですね」

レベッカは一枚の紙を持って読み上げた。それについてカルロッテは答える。

「これぐらいのメニューをこなさないとファイヤーボールズにいられないわ。風俗やAV女優という職業も体力は使うし…」
「食事のメニューもこだわってますね」
「あなた達も参加してみる?」

カルロッテはサトシ達を誘った。

「わたしは別にかまいませんが、サトシはどうする?」
「俺もかまいません。授業は昼からとなっていますので」

レベッカとサトシはやる気満々である。

「あんた達もどう?」
「「……………」」
「これぐらいのハードをこなせないようじゃサトシの相手は務まらないわよ?」
「「やってやるわよ!!」」

マルグリットの挑発に乗ってしまったセレナとエル。
結局みんな、ファイヤーボールズのトレーニングに参加することになった。カレンとユイコを除いて…。

「ちなみにわたしは参加できないから。ロケットコンツェルンの専務取締役と会うことになっているからね」

カルロッテは不参加。理由は述べたとおりである。

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