16 欧州編 サトエルとサトセレ!楽しいエッチな時間!(R-15)

それから2日経過。ロケットグループ別宅で、サトシは相変わらず英才教育と帝王学を受けて、それなりにこなしている。毎日訪れるレベッカのおかげもあってか、順調に進んでいる。ちなみに、サカキとハナコはずっと不在にして、ロケットコンツェルンの近くにある別の別宅で過ごしている。仕事のためである。
ちなみにレベッカとカレンが住んでいる場所はロケットグループ別宅の目と鼻の先。建物は屋敷で規模はロケットグループ別宅ほどではないが、大きいの一言。フレイヤー(レベッカとカレンの性)家は、国会議員の政治家や官僚などを排出するエリート中のエリート一家。生まれたときから将来が決まっているが、そこまでうるさくないようだ。カレンは地球連邦軍元帥、レベッカは聖ルドルフ学園経済金融学科に在籍している。もうひとつ言うが、カレンは長女でレベッカは三女。
その間にある次女の名はユイコ。現在の年齢は19歳。カレンの妹でレベッカの姉にあたるが、その2人の性格は正反対。性格はおしとやかで、本当の意味で清廉潔白。ポケモンコーディネーターにして波導使い。ロケットグループ傘下の大手企業の社長を務め、現在でも伸びて繁栄しているという。カレンとレベッカと同様にグラマラスな体付きと美貌を持つ美女でもある。髪型はロングヘアーなのだが、色が赤いのはカレンとレベッカと一緒である。ちなみに、サトシとモニカと面識がある。普段は実家に帰っておらず、会社近くの高級マンションに住んでいたのだが、最近になって実家に帰ってきた。
そのフレイヤー家という屋敷。その一室にカレンとユイコがいる。ちなみにその一室はカレンの部屋。家具と60インチの薄型液晶4Kテレビとブルーレイレコーダーが設置されている。それだけでなく、PS4やニンテンドースイッチなどゲーム機もある。

「レベッカがサトシ君にベッタリですって?」
「ええ。まあ、あの子のおかげでサトシ君の英才教育と帝王学も順調だし…」
「ロケットグループの御曹司としてふさわしい能力が身に着けたようですね。それよりお姉様、このポスターをご存知で?」

ユイコはポスターをカレンに見せると、カレンは真っ青な表情になった。

「ファイヤーボールズ…カルロッテ…なに考えてるのよ…」

と、こう口に漏らすカレンであった。
ポスターのタイトル名は『デンマーク王国ポケモンプロチーム「ファイヤーボールズ」来日!!』。内容はこう書かれている。

『男性の諸君、我らファイヤーボールズの美しき戦姫(ヴァナディース)にポケモンバトルを挑んでみませんか?挑戦料は1万円かかります。負けたら「さようなら」ですが、1万円を再び支払うことで挑戦可能です。あなたが指定した戦姫に勝利すれば、その戦姫が一日だけあなたの恋人になり、ホテル直行で肉体的な関係を結ぶことができます♪ちなみに15歳以下の人は挑戦料がかかりません。勝てば先ほど申したとおりになりますが、負ければ1日だけ8時間のアルバイトしてもらいます。食事は出ますがバイト代は出ませんので注意してください。応募開始日は○○月××日9時00分。場所はトーキョースタジアム。直接足を運ばないと応募はできませんので、ご応募をお待ちしております♪なお、女性でも受けつけています。女性の場合、我々のうち誰かに勝利すれば賞金10万円を差し上げます。詳しい詳細は指定のホームページをご覧ください』

しかも写真は、露出度が高いレオタードを着用したグラマラスと美貌を兼ね備えた妖艶の美女と美少女達が写っている。
ファイヤーボールズとは、デンマーク王国のポケモンプロチーム。女性のみ構成されているのが特徴だが、実はヨーロッパの中でも上位に位置するだけでなく世界大会常連の最強チームで、世界中のクラブチームが集まる世界大会に何度も出場して何度も優勝している。所属しているメンバー全員が世界大会の常連で、中には優勝経験を持つメンバーもいる。メンバー全員が波導使いにしてメガシンカ使いであるというのが、もうひとつの特徴である。指定のユニフォームは露出度の高い派手なレオタード。見えそうで見えない派手という名の付いた、きわどいレオタード衣装である。
ポスターに記載された美しき戦姫(ヴァナディース)とはファイヤーボールズのメンバーのことを指す言葉である。なぜこんな無茶苦茶な条件と勝利特典を記載したのかは不明だが、スケベ心を持つ男達が多く集まるのは言うまでもない。同時に、それに面白くない日本の女性達もいるという。

そのとき、カレンのスマホの着信音が鳴り響いた。カレンは応答すると…。

「もしもし」
『シロナよ』

相手はシンオウチャンピオンのシロナであった。

『ファイヤーボールズのポスターみた?』
「今見ているところよ」
『このふざけた内容にわたしは怒っているの。わたしはあいつらにバトルを申し込んで叩き潰そうと思っている』
「やめておいたほうがいいんじゃない?たしかにあいつらはふざけている。メンバー全員が風俗嬢だし」
『なんですって!?余計にふざけているわ!!ポケモンを扱う者や他のポケモンプロチームに対する冒涜よ!冒涜するにもほどがあるわよ!!』
「気持ちはわからないんでもないんだけど、それ以前にあいつらは世界大会常連で、メンバー一人ひとりがチャンピオンに勝るとも劣らない。中には世界大会優勝経験を持つ女もいるし…いくらあんたでも勝てるはずないと思うし…」
『それでもわたしはぶっ潰す!』
「そうね…。わたしも同じ気持ちだし…」
『だったらカレン!一緒に…』
「無理、わたしは忙しい。なぜならそのファイヤーボールズの中に、トーホクチャンピオンのギンノがいる。最近、ギンノから連絡来たんだけど…あいつ……風俗だけでなくAV女優もやってるのよ!!」
『な…なんですって!!!??』
「だからあいつを叩きのめすのに忙しい。あとは任せる。それじゃあね」

と、カレンはシロナからの電話を切った。
実はファイヤーボールズは多くの風俗店(主にキャバクラ、デリヘル、ソープランド、ストリップなど)を経営し、所属するメンバー全員が風俗嬢である。中には、AV女優として活躍しているメンバーもいる。日本で違法とされている売春だが、デンマークでは本番も含めて合法となっている。しかも、メンバー全員が自分の意思で風俗の世界に入っているというのには驚きである。とはいえ、プロなので風俗よりチームの活動を優先している。なお、ファイヤーボールズのメンバー全員が風俗嬢であることを隠していない。たまたま広まらなかっただけとのことであるという。
トーホク地方のチャンピオンはギンノという女性だが、現在はファイヤーボールズのメンバーにしてレギュラーを務める。無論、彼女も風俗嬢だが、AV女優という一面も持っている。トレーナーを目指す子供と現在のトレーナーが誰しも憧れるチャンピオンが風俗嬢兼AV女優とあっては、さすがのカレンも黙っていない。

 

一方、ロケットグループ別宅…。その敷地の門前に…。

「「……………」」

なぜかセレナとエルがいた。カロスに帰っていた彼女だが、ロケットグループ別宅の前にいる。実はサトシに連絡済み。

「大きい…」
「さすがロケットグループのお屋敷…」

2人はロケットグループ別宅の規模に驚きを隠せなかった。

「おお、やっときたか」
「「レベッカさん…」」

そのとき、門からレベッカが現れた。しかし、セレナとエルは黒いオーラを漂わせながらレベッカを睨んでいる。なぜサトシの家からレベッカが出てくるのかと…。

「まあ、入りな」

と、レベッカは自分の家のごとく2人を招いた。
ロケットグループ別宅のエントランス。2人はその豪華絢爛な風景を目の当たりにして驚いた。

「レベッカさん、どうしてここにいるのですか?」

セレナは聞いた。

「ああ。サトシの臨時的な家庭教師をしてるんだ」

と、レベッカは答える。

「どんなことを教えているのですか?」

エルは聞いた。

「わたしが担当しているのは、英語、社会、あとは金融と投資などお金に関することだ。それから、保健体育とか」
「「保健体育の内容は?」」
「主にサトシとのエッチだ」
「「レベッカさん!!」」

意地悪そうな笑みを浮かべて、サトシとのエッチと答えたレベッカに、セレナとエルは激怒してツッコミを入れた。
そして、サトシがいる図書室に移動。現在、サトシは宿題中(数学)で、その傍にサトシのピカチュウとロトムがいる。今回の家庭教師を担当しているのはレベッカ。

「セレナ、エルさん!?」
「サトシ!」
「サトシ君!」

サトシはセレナとエルの出現に驚き、セレナはサトシとの再会を喜ぶも、エルはサトシに駆け寄って抱きついた。

「エルさん!?」

これにはびっくりするサトシである。

「ああ!エルさんずるい!!」

これに反応するセレナは、サトシに抱きついた。

「あいつモテ過ぎるな…」

と、サトシのモテ度に不満を抱くレベッカである。

『サトシは宿題中ロト。静かにしてほしいロト』
「「……………」」

ロトムに指摘されて黙り込むセレナとエルである。

 

サトシが宿題している中、レベッカはセレナとエルを連れて図書室を後にする。そして廊下を歩く3人である。

「レベッカさん!サトシとエッチしたってホントなんですか?」

セレナは聞いた。

「ああ。サトシに処女を捧げることができたし、1週間に1回相手してもらう予定だ」

と、レベッカは自慢気に話すと、セレナとエルは嫉妬の炎を燃やし始めた。しかし、ここは耐える2人である。

「サトシ君とエッチしたいです!どうすればいいのですか?」

エルは少し方向を変えて、こういった質問をぶつけてみた。

「恋敵のお前達に教えてどうする?」
「「恋敵!?」」

恋敵という言葉に反応するセレナとエルである。

「まあいい。サトシとエッチしたいんだろう?」
「「うん」」
「まずは美容エステサロンでキレイになることから始めるんだ」
「「美容エステサロン?」」
「この別宅にある」
「「ええ!?」」
「その前にお前達の荷物を部屋に置くことだ」

ロケットグループ別宅の内部に美容エステサロンがあることに、セレナとエルは驚愕した。
セレナとエルは指定されたそれぞれの部屋に荷物を置いた。実は2人はしばらくの間、このロケットグループ別宅に宿泊することになっている。理由は長期的な休暇。トライポカロンのプロデューサーであるヤシオさんは今度、男性限定のトライポカロンを開催しようかと検討している。なぜなら、ポケモンコンテストに男性が出ていたからという単純な理由である。そのため、ヤシオさんは忙しく、セレナとエルのプロデューサーを休業して、2人に長期休暇を与えて今に至る。
とはいえ、部屋の豪華さと広さなどに2人は驚いていたとか…。ちなみにレベッカもここ最近、このロケットグループ別宅に寝泊まりしている。そして、レベッカはセレナとエルを連れて美容エステサロン、ではなく大浴場(女子風呂)に向かって、現在は身体を洗って湯船に使っている。

「さすがに入浴前でエステに行くわけにはいかんだろう」

と、レベッカの理由である。2人はそれに納得する。

「やはりセレナは毛が生えてないな」
「毛?どこですか?」

レベッカはセレナに指摘する。

「アンダーヘア」

と、レベッカはそう口にすると、表情が真っ赤になるセレナ。今のセレナはアンダーヘアはなく、いわゆるパイパン状態である。

「エルは薄いな」
「み…見ないでください…!」

エルのアンダーヘアは生えているが薄い。レベッカにマジマジと見られて、エルは恥ずかしそうな表情になる。

「レベッカさんは普通に生えてますね」
「ああ」

セレナはそう指摘すると、レベッカは肯定する。レベッカは普通にアンダーヘアが生えているが、キレイに整っている。

「ここのエステサロンでアンダーヘアを整えているからな。いわゆるVIO脱毛だ」

真面目な話、VIO脱毛にはメリットがある。そのひとつが清潔感。とくにIラインとOラインは排泄箇所なため、どうしても不衛生となる。ウォシュレットでキレイにしても、すぐに不衛生になる。IラインとOラインの毛をなくすことで、清潔感を保つことができる。それだけでなく、ショーツから毛がはみ出ないこともメリットのひとつである。

「それと、アソコと肛門を丁寧に洗ったほうがいいぞ。サトシに舐めてもらいたいならな♪」
「「~~~~~!!」」

レベッカがそう述べると、セレナとエルは顔を真っ赤にして恥ずかしがっていたとか…。
入浴後、3人は美容エステサロンに向かった。レベッカは今回受けないが、セレナとエルは受ける。受けるエステの内容はムダ毛の脱毛とその他。

 

そして夜…。サトシの部屋…。

「……………」

サトシは呆然としていた。なぜなら目の前に、ミニスリップタイプのランジェリー姿のセレナとエルとレベッカがいたからである。セレナは純白のランジェリー、エルは赤のランジェリー、レベッカは黒のランジェリーとなっている。さらに美容エステサロンの効果も含まれている。
ランジェリー姿となった3人の妖艶な姿を目の当たりにして、サトシは顔を真っ赤にして、さらに下半身に血液が集中してきた。ちなみに3人が着ているランジェリーの価格は2,980円。
サトシのピカチュウとロトムは別の部屋で就寝。

「サトシ…」
「サトシ君…」

セレナとエルはサトシに迫って3Pを始めた。この行為をレベッカは自慰行為しながら見ていた。
それから時間が経過して、サトシはセレナとエルの処女を奪っていった。ちなみにコンドームは使用している。その後、レベッカも参加して4Pにまで発展。
しかし、サトシの部屋の窓の外にロトムの姿があった。ロトムはこの4Pを録画する。そして、録画した動画をそのままモニカのスマートフォンに転送する。アメリカ本国にいるモニカは、ロトムから送られた動画を見て…。

「あの小娘ども!よくもわたしのサトシを!!」

怒りを露わにしていた。

「うるさいぞモニカ」
「むぅ~!」

日本は夜だがアメリカは昼の時間帯。モニカはペンタゴン(アメリカ国防総省)のデスクワークで、ヴェロニカと一緒に仕事している。ブラコン度は……あまり治っていないようだ。こんな部下を持つヴェロニカさんはご苦労様である。
なぜロトムがモニカに忠実なのかというと、サトシの女性関係について報告しないと分解すると脅されたからである。結果、ロトムはモニカの忠実な下僕と化している。

 

翌日の朝…。ロケットグループ別宅・サトシの部屋…。ベッドの上にセレナとレベッカが裸になって寝ているが、サトシとエルの姿がない。その2人はというと、浴室で入浴しながら行為をしていた。気がついたら2人は愛し合っているようだ。現在、サトシはバックでエルを攻めているが、エルの表情はすでにアクメ顔となっており、エルはサトシに何度もイカされているということである。ちなみに、コンドームはちゃんと使っている。

「シャトシく~ん…」
「うわっ!エルさん…!」

もはやエルは中毒になっている。浴室の床にサトシを押し倒して、さらにキスしながら騎乗位で攻め続けるエルである。昨日までは処女だったというのに、サトシと交わると女はこうも変わるのだろうか…。

「エルさん!抜け駆け禁止!!」
「セレナ!?」

途中でセレナも参加、といいたいが…。

「参加したかったら体とあそこをキレイにすることよ」
「むぅ~!」

エルに指摘されて、セレナはムッとした表情になる。とはいえ、エルの言うことはただしい。
それから、サトシとエルの行為は終わった。

「コンドーム…なくなっちゃったね」
「うん」

ゴムはもうなくなったので行為は終了。生でも可能だが、妊娠する確率は高くなるので、ここは安全を優先する。しかし、サトシのあそこはビンビンである。そのとき、エルはサトシのあれを口に咥えてフェラチオして鎮めるという方法に出た。

「(こうなったら…)サトシ、よければお尻使っていいよ」

セレナは最後の手段とばかりに打って出た。サトシにお尻を向けて、肛門をさらけ出すという方法である。

「ちょっとセレナ、肛門に入れるなんて汚いよ。それにローションがないし…」
「汚くないです!ちゃんとキレイにしました!」
「ローションは?」
「うぅ~」

しかし、ローションがないので無理。なくても可能なのだが、肛門が傷つくのでおすすめできない。それを聞いてセレナは悔しい表情になった。なんだか、エッチというより保健体育の実技授業をしているような感じだ。

「おおサトシ、お尻でやりたいならわたしが相手するぞ。ローションもあるし」
「「ええぇ!?」」

そのとき、レベッカがローションを持って浴室に現れ、それをみたエルとセレナは驚いた。

「未知の快感を味わあわせてくれ」
「う…うん…」

結局、サトシは承諾してしまった。
サトシはお尻を突き出しているレベッカの肛門にローションを塗る。肛門に指を入れてローションを塗りながらほぐしていく。ほぐれたところで、サトシはギンギンに反り立った自分のあれにローションを塗って、レベッカのお尻に挿入(状態はバックという後背位)。ローションという潤滑剤ですぐに入れることができた。サトシとレベッカはこの行為が初めてである。未知の快感を味わったサトシは、さらに味わいたいために腰を振ってお尻の中を突いていく。レベッカ本人も快感を覚え、気持ちよさそうな表情をしていて、気がついたらアクメ顔になっていた。そしてサトシは絶頂を迎え、レベッカのお尻の中に射精。レベッカ本人は床に倒れて、体がビクビクした状態になって、なかなか動けないでいる。
レベッカが味わった未知の快感をセレナとエルも味わいたいと思ったが…サトシのあそこがフニャフニャになって萎えてしまう。

「「うぅ~~~!!」」

これにセレナとエルは悔しがっていたとか…。

 

それから、サトシは図書室で英才教育と帝王学に関する授業を受け始める。普通の家庭教師なので無難である。
レベッカは聖ルドルフ学園に通学。セレナとエルはトーキョーシティにあるロケットグループが経営するロケットデパートで買い物中だが、サトシからプリペイドカードが2人にそれぞれ手渡された。10万円分使えるプリペイドカードである。さすがロケットグループの御曹司で太っ腹である。そのプリペイドカードで、2人は買い物を楽しんでいるという。
一方、モニカはというと…。

「アナルセックスまで…」

借りている高級マンション(3LDK)のダブルベッドの上で、ロトムから送られてきた映像をスマートフォンで見ていた。このときのモニカの表情は怖かった。アナルセックスでさえ自分も経験していないというのに、小娘ことレベッカに嫉妬心を抱いているのである。

「ブラコンを治すいい機会でもある」
「うぅ~…」

傍にいるヴェロニカは述べる。
実はアメリカは夜で就寝中の時間帯でもある。モニカとヴェロニカはそのマンションで同居して、現在はひとつのベッドで2人一緒に寝ている。このときの格好は、モニカは純白のミニスリップタイプのランジェリー、ヴェロニカは黒のミニスリップタイプのランジェリー。価格は日本円で19万8千円。高級ブランド物である。
なぜヴェロニカがモニカの傍にいるのかというと、モニカのストッパー役でもある。年収3億ドル以上の稼ぎは維持しているものの、最近のモニカは荒れている。表立った問題はないのだが、その問題が起こる前にヴェロニカがストッパー役を務めているという。真の目的はモニカの稼ぎの一部を巻き上げることにあるとか…。

 

戻ってロケットグループ別宅…。セレナとエルが大きな買い物袋を持って帰ってきた。買い物袋の中身は化粧品や洋服や下着などがたくさんある。それからお菓子、ニンテンドー3DSとそのソフトなどがある。そして、コンドームとローションなどのアダルトグッズ類を大量に購入している。この点については驚きであるが、使い道はサトシとの性行為である。あの感覚と愛情が忘れられず、またやりたいという願望が強い証拠でもある。
しかし、サトシは英才教育と帝王学。まっ昼間から行為できるはずがない。そんなわけで、セレナとエルはプールで泳ぐなどして遊び始めた。ちなみに水着はレンタルで、2人ともビキニである。

「やっぱり遊んでいるほうが気持ちいいわ。あなたもそう思わないセレナ?」
「はい、サトシのお家ですもの。いっぱい遊ばなければなりませんね」
「うん。嫌がらせの手紙はもう見飽きたしね」

楽しく会話するエルとセレナである。
2人はカロス地方に帰ってポケモンパフォーマーとして活動しているも、ここ最近になって、エルに対する嫌がらせの数々が増えてきていた。主な嫌がらせは送られた手紙である。具体的な内容は、「サトシ君と別れて!」、「サトシ君と別れないと舞台に立てないようにしてやる!」、「わたしのサトシ様がこんなクソ女に寝取られるなんて…」などである。サトシとの熱愛を許さない多くのサトシファンの女性達からの不幸の手紙である。カントーリーグ開催中にサトシとエルの熱愛が報道されて以降、エルに対する風当たりが変わってきた。カロスクイーンとしての人気は維持しているものの、サトシファンの女性達を敵に回して今に至るという。サトシは女性の間で人気が急上昇しているのだが、ここまで熱狂的だったことについては予想外である。

「あたし…エルさんには負けませんよ。サトシの恋人の座を手に入れるのはあたしです」
「それはこっちのセリフよセレナ」
「「ふふっ」」

互いに宣戦布告するセレナとエルである。

「だけど、サトシ君とのエッチ、楽しみだね」
「サトシと二人きりでエッチするのはあたしです」
「それもこっちのセリフよ」

なんだかんだ言って、結局はサトシと3Pしてしまうという可能性になる2人である。

「たのもーー!!!」

そのとき、男性の声が響いた。

「「?」」

なんだろうという顔を浮かべるエルとセレナである。

 

それから2人は水着から衣服に着替えてエントランスに向かうと、サトシが来客した人を応対していた。

「あんたがサトシか。カントーリーグでオリビエ王子に勝ったっていう…」
「あんたは?」
「ああそうだった。俺はダーシャン。中国のポケモントレーナーで少林寺に所属する修行僧でもある」
「中国からわざわざ日本に…?」
「ああ。武者修行のために日本を回っていたのだが、張り合えるやつがいなくてな。それでお前のことを思い出したんだよ。俺とバトルしてくれないか?」
「いや、今はトレーナーを休業しているんだ」
「え?休業?」

その人の名はダーシャン。中国のポケモントレーナーにして少林寺に所属する修行僧の少年で年齢は14歳。サトシとバトルするためだけに訪ねてきたのだが、サトシがトレーナーを休業していることに、ダーシャンは驚いた。

「ちょっと、いろいろと学んでいたくてね。それより、オリビエってやっぱり有名なのか?」
「ああ。フランス代表として世界大会に出場したことがあるらしくてな」
「世界大会?…そういえばあいつ…フランスの全国大会に出場資格を得るためにカントーリーグに出場したと言っていたな…」
「そうらしいな。話を戻すが、オリビエはヨーロッパでも上から数えたほうが早いくらいの実力を持つトレーナーでもあるんだ。そのオリビエに勝ったお前は……ヨーロッパの『アーサー連合』の連中に目をつけられるかもしれない」
「アーサー連合?」
「二十歳未満のヨーロッパのトレーナーとコーディネーターが加盟している連合組織だ。やつらの共通点は、王族と貴族などのセレブ連中にして全員が波導使い。別に秘密組織でもなんでもないが、そのアーサー連合に加盟するだけでも大変な名誉があるうえに多くのメリットが得られるという。オリビエもそのアーサー連合の一人だ」
「なるほど…。そういえばレベッカさんっていう人から聞いたことがある。ヨーロッパにそういった組織があると…。名前までは知らなかったけど、一人ひとりの実力はチャンピオンマスタークラスで間違いないか?」
「そう思ってもいい。組織にトップはいないが、ドイツのポケモントレーナーであるヘルバルト・フォン・ベルゲングリュンという男がまとめている。そして、ゴッドファイブのジェネラルグループとクラリアングループの御曹司もそのメンバーに含まれている。中でも一番最強を誇っているのが、デンマークのファイヤーボールズのレギュラー、マルグリット・リンドストローム」
「マルグリット・リンドストロームって…U-18ポケモントレーナー世界ランキング1位の…?」
「さすが、情報を掴んでいるようだな。ところで、休業中で悪いんだが、バトルをしてくれないか?」
「別に構わないけど、やっぱりダーシャン、お前は波導使いなのか?」
「ああ。そういうお前も波導使いなはずだ。波導は使いこなせているか?」
「一通りはね。波導なしでバトル。メガシンカは……えっと…」
「キーストーンはちゃんと持っているからメガシンカバトルできるぞ」
「わかった。ルールはバトルフィールドに移動しながら決めるか」
「そうだな」

なんだかんだいって、2人はバトルすることになった。
ダーシャンが説明したアーサー連合という連合組織。後(のち)にサトシの目の前に立ちふさがる強敵の一人である。
サトシとダーシャンは屋外のバトルフィールドに移動。サトシはリザードンを出してメガリザードンXにメガシンカ。ダーシャンはガブリアス(色違い)を出す。首には『ガブリアスナイト』がぶら下げている。そしてメガリングを構えて、ガブリアスをメガガブリアスにメガシンカさせる。
バトルスタート。

 

一方、ロケットグループ別宅の敷地内に潜入して、このバトルを物陰から見ていた茶髪の少年がいる。その少年は偵察しているようだ。そして、スマートフォンを手に取って、ある人物と連絡している。

「こちらチボデー」
『ヘルバルトだ』
「ヘルバルトさん、予想外な展開が起こりました」

その人物とは、ドイツのトレーナーであるヘルバルトである。

「現在、サトシはある人物とバトルしています。その人物とは…中国のダーシャン」
『ダーシャンだと!!?なぜダーシャンがサトシとバトルしているのだ!?』
「わかりませんが、おそらくは武者修行の一貫としてサトシにバトルを挑んだかと…。そんなに脅威なのですか?」
『ああ。アーサーに加盟する多くのトレーナーがやつに打ち負かされた』
「そんなに実力が高いのですか!?」
『それよりどうだ?サトシのバトルは?』
「現在、サトシはメガシンカしたリザードンでダーシャンとバトルしていますが、一進一退の攻防です」
『サトシとダーシャンは波導使いだ。波導使いとしての力量はどうだ?』
「それが……お互い…波導を使っていません」
『…まあよい……ファイヤーボールズは今日、日本に入国する予定だ』
「わかりました……ちょっと!なにする!」
『どうした!?』

チボデーからの通信が途中で途絶えた。原因は、レベッカがチボデーを取り押さえ、スマートフォンを取り上げたからである。そして、レベッカは代わって電話に応答する。

「お前は誰だ?」
『…ヘルバルトだ…!』
「ヘルバルト・フォン・ベルゲングリュンか?わたしだ。レベッカだ」
『レベッカ…』

ヘルバルトはその人物がレベッカだと知って眉間にしわを寄せ始めた。

「サトシを偵察していたようだが、お前個人の判断か?それとも、アーサーの意思か?」
『…アーサー連合の一人であるオリビエ王子を敗ったのだ…。無視はできまい…』
「それで…サトシが波導使いとして完全に成長する前に叩き潰そうと企んでいるのか?」
『……………』
「アーサーの本音を当ててやろうか?お前達が恐れているのは、サトシがアーロンの血族として完全に覚醒することだ」
『……くっ………』
「どうやら当たったようだな」
『ヨーロッパは頂点に立たなければならない。アメリカでもロシアでも中国でもない…我々だ…!我々を阻む壁がそこにあるのなら、その壁を打ち崩すまで!』
「今の言葉、サトシとわたしに対する宣戦布告と受け止めた。挑むなら、いつでも受けて立つ!」

そしてレベッカはヘルバルトとの通信を切った。聖ルドルフ学園にいたはずのレベッカだが、どうやら帰ってきたようである。
そのバトルフィールド…。ダーシャンのメガガブリアスがサトシのメガリザードンXを倒して戦闘不能に追い込んだ。

「やばかった…」

ダーシャンの感想である。サトシに相当追い詰められていたようだ。

「久しぶりに思いきりできたよ。ありがとうダーシャン」
「こちらこそ」

と、互いに握手をかわすサトシとダーシャンである。

 

一方、トーキョーシティの国際空港。ある一団が空港のゲートから現れた。その一団は全員美女と美少女。

「噂のモニカの弟サトシ君…。どんな子かしらね…」
「カルロッテさん、サトシに手を出しちゃダメですよ」
「ふふっ、わかってるわマルグリット」

その一団の中からカルロッテとマルグリットという女性が出てきた。

「さて、サトシがどんな子か楽しみだわ」

マルグリット・リンドストローム。U-18ポケモントレーナー世界ランキング1位の座に君臨する最強の美少女。世界大会優勝と多くの国際大会で優勝を飾っている。最強の相手にサトシはどう出るのだろうか…。
ちなみにその一団とは、デンマークのポケモンプロチーム「ファイヤーボールズ」のメンバー20人。20人全員がレギュラーメンバーでもある。

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